株のことなど

生まれて初めて株を買ったのは、もう10年以上前のことだ。既にバブル景気は崩壊していたが、それでも株式市場は、上昇と下降を繰り返していた。キャリアが長いわりには、大した利益も損失も無く、まあ、定期預金よりはマシかな、という程度のパフォーマンスである。

今までに、いろいろと参考書みたいな本を読んできたが、僕の投資スタンス(というほど立派なものではないが)を決定づけたのは、「ピーター・リンチの株で勝つ」(ダイヤモンド社、現在絶版)だった。この本から学んだことは、「Buy and Hold」と「(業務内容を)知らない会社の株は買わない」の二つである。

しかし、そんな牧歌的な投資法は時代遅れとばかり、書店に並ぶ雑誌や書籍は、みんなデイトレード的短期売買を奨励しているし、挙げ句の果ては、信用取引までが、当たり前の投資手法として紹介されている。「株で勝つ」のような良書が絶版で、投資ではなく投機を礼賛する本ばかりが並んでいる現状は、あまり健康ではないように思う。

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今回のライブドア騒動について、巡回しているblogでいくつもためになる記事を読むことができた。中でも、「投資家と大衆社会」(内田樹の研究室)と、「Deep KISS第40号「価値と価格」」(板倉雄一郎事務所)は、それぞれ全く違った観点から、この騒動が象徴していることを示唆してくれていると思う。素晴らしい。

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購読しているJMMメルマガの1月2日号に、村上龍が友人から聞いたとして、こんな言葉を紹介している。

道徳無き経済は犯罪であり、経済無き道徳は寝言である

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衆院選終わる

自公・・・というよりは、自民党が圧勝。解散時点からずっと、自民の優勢が伝えられては来たわけだが、まさかこれほどの結果になるとは。昨日の大分戦敗戦に匹敵する徒労感を味わいつつ、テレビの選挙特番を見ている。

まあしかし、結果はともあれ、小選挙区制の扱い方という点で、今回の選挙は画期的だったと思う。与野党双方にとって、いろんな意味で参考になったことだろう。もちろん、有権者にとっても、である。

これからの時代、「政治に無関心」ではいられまい。村上春樹が書いていたように、「デタッチメントからコミットメントへ」と、時代の空気は向かいつつあるのかもしれない。自分なりに勉強しつつ、次の選挙を楽しみにしていよう。

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投票日

衆院解散からほぼ一ヶ月。ようやくというか、あっという間にというか、とにかく投票日がやってきた。

思い切り主観だが、blogやるような人々における投票率は、比較的高いものと思っている。こういう「選挙に行かなくちゃ」的空気が、広く従来の無関心層(というよりは、消極的不関与層)にも伝播し、投票率が上がることを期待している。

ってことで、釈迦に説法ではあるが、選挙に行こう!

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なお、僕は今回は、小選挙区も比例区も「非自民」を選ぶ。本当に「改革」を推進するのであれば、政権を交代させるしかない。かつて「細川非自民政権」で、儚い夢を見た者のひとりとして、自分の一票を賭ける。

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