「七蔵」にて春を味わう

展示会に行く前に、新橋で昼食をとったのだが、都内での昼メシ屋探しの参考にしている「さとなお」氏の情報を元に、「七蔵」という店に行ってみた。

さとなお氏の紹介記事にある通り、カフェテリア方式というか、社員食堂的な流れに乗って、「まず注文して支払い」、「お盆を持って列に並び」、「注文内容の品々を乗せてもらい」、「指示に従って空席に案内してもらう」という手順で着席。味気ないといえば味気ないが、このやり方にしては人手が多いため、実際にはお盆を運んでくれたりして、サービス的には決して悪くない。

今回はうどんにまぐろ丼の小セット、1,000円也を注文。ざるに盛った稲庭うどんを熱い汁につけて食べるスタイルなんだが、このつけ汁の薬味が季節によって変わるのがウリらしい。で、今の時期の薬味はさとなお氏絶賛の「ふきのとう」。

最初のひと口はちょっと濃いめの味に感じるのだが、食べすすめるうちにほどよく味が薄まってくる。お椀の中にはふきのとうの香りが広がり、口中にはかすかなほろ苦さが残るという、なかなかの逸品である。テーブルにお湯(そば湯じゃなくてうどん湯?)のポットが置いてあって、最後につけ汁を薄めて飲めるのだが、これが実にうまかった。一緒に頼んだまぐろ丼は、ネギトロ風の刺身に卵黄(うずらじゃないよ)がでんと一個乗っていて、結構食べ応えがある。これで1,000円はまずまずリーズナブルと言えよう。

新橋にいてそれほど時間が無いときに、ささっと美味しい昼食をとろうと思ったら、真っ先に候補に挙げたい店である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「花山椒」で忘年会(え?)

日本一早い忘年会をやった…わけではもちろんなくて、2007年暮れの忘年会のことである。

新橋方面に勤務する友人達と忘年会をやることになったのだが、少人数(僕を含めて三名)だったし、たまには腰を据えて美味いもんでも食べることで合意。メンバーのO女史ご推薦のパークホテル東京(汐留)「花山椒」に出かけることになった。

このお店、ご存知の方もおられるかとは思うが、先頃出版され話題になった「日本版ミシュラン」にて、星一つを獲得したとのこと。ミシュランの評価する日本料理というのがどんなもんか、期待満点で乗り込んでみた。

パークホテル東京はビルの25階から上を占めているのだが、ロビーのあるその25階がレストランフロアとなっている。この高さから見下ろす東京の夜景はさすがに素晴らしくて、ロケーションとしては最高の部類だろう。黒を基調とした店内は、ずいぶんとこぢんまりとした印象ではあるが、奥のほうに個室らしきものもあるようで、和食の店としては適度な規模なのかも知れない。

料理だが、基本はコースメニュー。7千円ぐらいからあるのだが、この日はちょっと張り込んで「ミシュラン一つ星獲得記念懐石」という、いささか照れくさいネーミングのコース(12,600円)をオーダー。お店のサイトにそのコース内容が掲載されているが、これは1月版の模様。12月は違う内容だった。

メニューの順番通り、先付けからオードブル(八寸、ていうの?)が供されたが、その箱庭的に精緻な美しさに圧倒される。まさに日本料理は目で楽しむ、といったところ。とはいえ味のほうは、素材の良さと味付けの上品さは良く伝わるものの、「ほっぺたが落ちそう~」的サプライズはさすがに無し。その後、いかにも定番の和食コースといった感じで、お造り(鉄刺…ふぐ刺しですね)、焼き物(鰆、だったような気がする)、白子、ずわい蟹甲羅詰め、鮪トロのミニ握り、等々皿が続き、食事は丸雑炊(すっぽん、だよね)で締め。デザートは果物の盛り合わせだったが、こちらも素材の良質さに感心した。

飲み物だが、特に焼酎のラインアップが充実していたようだが、日本酒のメニューに話題の「十四代」を見つけてしまったのでそちらを注文。聞いてた通り、芳醇かつフルーティーで、日本酒というよりはワインに近い味わいであった。いやあ、いいものを飲ませてもらいました。

そんなこんなでのんびり3時間ほど滞在してしまったが、ロケーション・料理(お酒)・楽しい会話と、実に贅沢かつ充実した忘年会となったのであった。

ところでお店の評価だが、確かにどの料理も繊細で美しく、素材も良質なら調理も上質と、高得点を得るのは疑問の無いところではある。が、しかし。コース12,600円に飲み物とサービス料を加えたら、トータル15,000円から18,000円ぐらいはかかってしまう。この値段自体は相場なのかも知れないが、やはりこれだけ払ったら、このぐらいの料理を食べさせてもらって当然という気がしてしまう。そういう意味では、コストとパフォーマンスの釣り合いは取れているということになるのだが… なんというか、どこかに驚きというか感動みたいなものが感じられたら、相当印象に残ったと思うのだが、そういうのはちょっと欲張り過ぎだろうか?

それはともかく、ミシュランの評価に関係なく、やっぱりたまにはこういう「きちんとした」お店で食事するもんだなー、と思った2007年の暮れであった。明けて2008年、今年も頑張って働いて、また美味しいものを食べに行くとしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「コムシェソワ with 餃子工房」 in 蒲田

仕事で付き合いのある知人に誘われ、彼の勤務地である蒲田に出かけた。テレビでもしょっちゅう取り上げられている有名店があるというので、連れて行ってもらったのが「Comme Chez Soi with 餃子工房」である。フランス語で始まりavecではなく英語のwithで日本語(漢字)につなげるという、なかなかアクロバティックな店名であるわけだが、メニュー内容も洋食、イタリアン、中華と何でもあり。

知人とは店で待ち合わせていたので、夕刻、約束の時間に店のドアを開くが、「いらっしゃいませ」の声も無く、店内は静まりかえっている。恐る恐る足を踏み入れると、奥のブースから知人が手を振って迎えてくれた。我々の他に、もう一組先客がいるようだが、店員の姿はどこにも見当たらない…と思っていたら、厨房からシェフらしき人物が出てきて、無言でテーブルに水のコップを置き、すぐにまた厨房へ。知人によると、あれが店長兼シェフで、なんと一人で店を切り盛りしているらしい。

気を取り直して、知人の薦めに従って名物のハヤシライスと餃子を注文。それほど待たずに餃子登場。テーブルの横に餃子の食べ方指南が貼ってあり、それによると「一個目は味を付けずにそのまま、二個目は酢をつけて、三個目以降はタバスコを付けて召し上がれ」とかなんとか書いてある。それに忠実に従って食べてみたが、おお、確かに旨い! 恐らくは皮と具材が良質なのだと思うが、上品な味わいに感心である。

しばし間をおいて、当店の看板料理というハヤシライス登場。ってゆーか、これがハヤシライス?? 皿の真ん中にご飯が盛りつけてあり、その上を何枚ものローストビーフで覆っている。そしてご飯の周囲にはドミグラスソースが敷き詰めてあり、その皿の光景は、(どこかのブログ記事で見かけた描写通り)あたかも腐海を進む王蟲の姿そのものである。(まあ、腐海には王蟲も入らないんだけど、それはそれとして)  食べてみると確かに美味しいのだが、基本的にローストビーフにドミグラスソース、そしてご飯という単調な組み合わせなので、中盤以降は少々飽きがくる。更に終盤になると、ソースのくどさが堪えてくるので、かなり若者向きのメニューではある。

その他、大食漢で知られる知人が次々に追加注文する料理を少しずつ味見させてもらったが、なんというか、いずれも真っ当な洋食屋の味であった。

ところで、食後にコーヒーを注文したところ、「今日はもう終わっちゃいました」とのこと。おいおい、今晩の客は我々も含めて3組ほどで、おまけにどこもコーヒーなんか頼んでなかったじゃんか…と、こういうところを面白がるようでないと、この店で快適な時間は過ごせないことも学習した(笑)  もしこの記事を読んでからこちらの店へ出かけるのであれば、サービスにはいっさい期待してはいけないとアドバイスしておこう。あ、料理が出てくるのも遅めなので、そちらにもご留意を。

料理そのものよりも、見た目のインパクトとか店主の無愛想さとかがネタになってしまう店ではあるが、そういうのも含めて楽しめる方であれば、一度は出かける価値はあると思う。控えめにオススメ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「味芳斎」の牛肉飯に涙する(辛くて)

数日前、所用にて浜松町方面に出かけたのだが、ちょうど昼時だったので、以前から気になっていた「味芳斎」に行ってみた。

芝パークホテル前のほうの店舗なので、「支店」のほうらしいのだが、12時45分頃に店に到着すると、店外に5人ほどの先客が待っていた。並んで待つのもなー…と逡巡する間もなく、どんどんと客は回転していき、5分も待たずに店内へ。もちろん相席である。

(ところで、ここを知るきっかけになったのは、「さとなお」こと佐藤尚之氏がネット連載していたコラム「男のための昼メシレベルアップ計画」での同店紹介記事である。時々ここのバックナンバーを眺めては、昼メシ計画の参考にさせてもらっている)

さて、店内に入ると、まずはいわゆる「薬膳」っぽい、なんというか、「漢方臭い」匂いが鼻孔を満たす。席について迷わず「牛肉飯」を注文。待つ間に改めてメニューを見ると、ランチは定食を含めて6種類ぐらい。値段は800~1,000円で、この「牛肉飯」が1,000円と一番高い部類である。

ほどなくして「牛肉飯」が到着。麻婆豆腐の豆腐の代わりに牛肉が入っているような料理が、モヤシと一緒にご飯に乗っていて、その上にシャンツァイが散らしてある。一口食べると、確かに辛い。三口ぐらいで、既に口中が炎上し始めるので、モヤシと水で鎮火しつつ食べ進める。なんというか、いわゆる「旨辛」っていう感じである。半分ぐらい食べたところで目に涙が滲むのを感じつつ、それでもスプーンは止まらずに結局完食。

食べ終えてしばらくすると、お腹がポカポカしてくるのを感じる。その日の午後の用事は一種のセミナーだったので、間違いなく熟睡してしまいそうだったのだが、不思議と眠くならずに済んだ。これってやっぱり薬膳の効果なんだろうか?

この種の激辛料理はやっぱり夏場に食べたいもんだが、元気づけという意味では、一年中いつ食べても良さそうである。いい店を知ることができた。辛いモノ好きには絶賛オススメである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:グァテマラ・ラス・ヌベス農園

先日発見した「YourCoffee」に二度目の訪問。今回のチョイスは「グァテマラ・ラス・ヌベス農園」、お値段は250gで945円である。

このグァテマラ、お店の豆リストの寸評によれば、「フローラルな香りと熟した甘み、アプリコットのような酸味」ということになっているが、確かに甘みと酸味のバランスが良く、香りも優しげで味もいい。なかなかの高水準である。

店頭ではこれらストレート(お店ではスペシャリティとかプレミアムとか名付けている)の他に、品評会での上位入賞豆なんかも扱っているのだが、総じて値段は高め(100gで600~1,200円ぐらい)なので、買うとなると少々勇気がいる(汗) もう少しこの店の豆に慣れてきたら、一度試してみたいものだ←貧乏性

そうそう、このお店で買い物した際に会員登録すると、ポイントカードの他に会員向けメールが送られてくるので、是非ご登録を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コーヒークエスト7~「YourCoffee」

ここしばらくはお気に入りの自家焙煎の店も固定化してきて、適当に使い分けというか買い分けをしていたのだが、たまたま地元のミニコミ誌で新しいお店を知ったので、出かけてみた。

店名は「YourCoffee」といって、新松戸ダイエーのすぐ近くにある。お店のホームページは見当たらないのだが、場所はこの辺り。店内は明るく若々しい雰囲気で、とても気持ちが良い。店先にはロースターがあって、そこで日々焙煎しているらしい。

販売している豆の種類は、ストレートとブレンドを合わせて20種類ぐらいだろうか。値段も100g400円前後のものから1,000円ぐらいの高級品まで様々だが、100gの次の単位が250gでやや割安という価格設定が、なかなか良心的である。

とりあえず味のベンチマークということで例によってマンデリンG-1を購入。現在の好みからすると、あとほんの少し深煎りにして欲しいところだが、淹れたコーヒーの味自体は、旨味と甘味のバランスが良く、とても美味しかった。

店内には小さな喫茶コーナーがあって、ケーキなんかもあるようなので、珈琲豆を買いがてら一服できるし、お菓子やクラフト類なんかも売ってるようで、珈琲以外の楽しみも多そうである。これから時々通ってみようと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

鼈(読めねーよ)

「鼈」……と書いて「すっぽん」と読む(らしい)。こんな字、手書きじゃ絶対書かないぞ。つーか書けない(笑)

Suppon1

というわけで、その「すっぽん」である。

とある集まりに呼ばれ、小料理屋みたいなところに出かけてきたのだが、メイン料理がこれ。えーと、「まる鍋」っていうのかな? 画像は材料となったすっぽん君(オスだそうな)の立派な甲羅である。周囲にぷるぷるのコラーゲンがついているので、甲羅の回りをしゃぶるのが旨いらしいのだが、なんせ高級食材ゆえ、写真だけ撮らせてもらって、現物は他の方に譲ったのであった(汗)

すっぽんパワーでバリバリ全開……のはずだったが、うう、胸焼けがして胃が重いっす(苦)←単なる食べ過ぎ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横浜絶景ランチ

正月休みには、特にどこにも出かけなかったのだが、その次の三連休中に、ふと思い立って横浜に出かけてみた。お目当ては横浜ロイヤルパークホテルの最上階(70階)にある、「スカイラウンジ シリウス」でのランチブッフェである。

ちょうど一年前こちらに宿泊した際に、朝食をここで戴いたのが印象に残っていたので、今度は宿泊抜きでランチのみを楽しみにお出かけ。席だけ確保しておこうと、当日の朝に電話してみたら、1時半まではすでに予約がいっぱいとのことで、とりあえず空いている時間帯で予約を入れておいた。

子ども達がランドマークタワー内のポケモンセンターに行きたいというので、少し早めに現地に到着。さっそくポケモンセンターヨコハマに行ったところ、なんと入場制限中で長い行列が(汗) ここはヴィトンか??

なんとかお目当ての買い物も済ませて、いざ70階へ。1時半とランチにはやや遅めながら、店内は満席。最大のウリの景観は、前日が雨だったせいか空気が済んでいて、とてもきれいだった。ランチメニューのほうは、種類は豊富でおいしいし、料理の補充も素早いしで、とても満足のいくものであった。お値段は決して安くは無いが、場所と内容を考えれば、まずまずリーズナブルだと思う。

贅沢ランチではあったが、正月だし、ま、いいか。今年も(は)しっかり働くぞ、っと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネパール料理in八重洲

ちょっとした集まりがあった。今回の幹事はエスニック系大好きのY君だったので、彼の最近のお気に入りだというネパール料理「tika(ティカ)」に決定。わかりにくい場所にあるからと、いったん東京駅に集合してから彼の先導で八重洲の繁華街へ繰り出したものの、しっかり迷ってウロウロ←お約束

見つけにくいビルの6階に上がり店内に入ると、大きな下駄箱がお出迎え。店内を見ると、なんとお座敷である。ほとんどお座敷宴会場のノリであるが、店内は我々の予約席を除いて既に満席。女性客比率が高く、なかなかに華やかな雰囲気である。つーかうるさい(笑)

メニューは幹事お任せということでベーシックなコース(リンク先のメニューを参照)  ナンは出るしカレーは出るしで、正直なところインド料理との区別がつかないのだが(汗)、料理はどれもスパイシーでありながら味はマイルドで、フツーに美味しかった。特に印象に残っているのはモモとかいう中華の小籠包みたいな蒸し餃子で、これはかなりオススメ。

フロア係の店員さん達は、みなさんネパールから日本への留学生だとか。日本語もなかなか達者で、とても感じが良かったのも好印象である。ナンを片手に気楽にわいわいといった感じで楽しむには、なかなかのグッドチョイスであった。ご苦労様>幹事さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:フクダ・トミオ・ドライ・オン・ツリー

週末、豊園茶補にて豆を補充。店頭で見かけて以前から気になっていた、「フクダ・トミオ・ドライ・オン・ツリー」を選んでみた。お値段は200gで525円である。ありがたい。

豆についてのインサイドストーリーは、リンク先のお店のサイトを参照して戴くとして、飲んでみたお味は、確かに甘味が豊かというか、フルーティーな感じ。といっても、爽やかというよりは、ちょっとクセのあるドライフルーツのような味わいである。個人的にはやや苦みが物足りない気もするが、これはこれでとても美味しい。いい豆だと思う。

毎度のことながら、この時期のお楽しみは、こちらのアイスクリームである。この日は家族も一緒だったので、店頭でソフトクリームを賞味。チョコレートを選んでみたのだが、デンマーク製(だったかな?)のチョコレートを使用したとのことで、芳醇にして濃厚な味わい。美味でございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:コロンビア スプレモ・テケンダマ

週末、豆を補充しに豊園茶舗へ。

目新しい種類の豆が見当たらなかったので、以前飲んで美味しかった「コロンビア スプレモ・テケンダマ」が目の前に並んでいたので、そちらをチョイス。200gで400円程と、申し訳ないくらいお安い。

珈琲豆はもちろんだが、今の季節はなんといってもここの自家製アイスクリームが楽しみだ。良い素材を使った、いかにも手作り風なアイスクリーム各種は、素朴かつ純な味わいで、ついつい珈琲と一緒に買ってしまう。通販もやってるようなので、ご興味のある方は、是非お試しを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横浜中華街「山東」

ちょっとした集まりがあって、横浜中華街へ出かけてきた。

以前浅草の焼肉屋「幸福」へ出かけた時と同じメンバーなのだが、その際の幹事役Tさんが、またまた知ってるお店に案内してくれた。今回教えてもらったのは、中華街では珍しいという山東料理の「山東」という店である。(リンク先は横浜中華街公式HPだが、「横浜中華街、山東」でググってみるとたくさんヒットする。ってことで有名店認定)

狭苦しい店内に入ると、無愛想な若いおねーちゃんが空いてるテーブルを指差す。4人には明らかに小さいテーブルに体を押し込めば、なんかもうすっかり気分は北京の下町である。良く知らないけど。

お店の看板料理は水餃子だそうで、生ビールと共にまずはこれをオーダー。以下、おねーちゃんの無愛想なオススメに従って、あれこれと注文。

Yokohama060711a1
これは豆苗(とうみょう)の炒め物。ニンニクが効いていてビールのお供に最適。

Yokohama060711b1
こちらは「黄ニラとつぶ貝の炒め物」。黄ニラのシャキシャキした食感と、つぶ貝の歯応えの良さがナイス。

Yokohama060711c1
ちゃんとした品名を失念したが、あさりの蒸したの。オイスターソースかなんかで蒸してあるらしいのだが、良く味がしみていて美味しかった。

その他に、「車海老のコショウ炒め」(殻までバリバリ食べられる)、「五目焼きそば」(乗ってる野菜の炒め具合が素晴らしい)、「五目チャーハン」(ちょっとしょっぱかったけど、ご飯のパラパラ加減が最高)、ついでに水餃子の追加(具によって三種類ほどあったような気がする)・・・と、このメンバーはいつもそうなのだが、大人げなく大食。でもうまかったっす。

料理はひと皿2,000円前後(水餃子は10個で700円)と、そこそこの値段なのだが、量が結構あるので、やはり大勢で出かけてあれこれ頼むのが、楽しいし安上がりだろう。人気の店らしく、日によっては行列もできるらしいが、それだけの内容ではある。良いお店であった。

| | コメント (2) | トラックバック (3)

「ほたるの夕べ」

目白の椿山荘では、毎年この時期に庭園のホタルが鑑賞できると聞いていて、以前から気になっていたのだが、思い立って出かけてみた。

期間中、椿山荘内のレストランがそれぞれ特別メニューを用意するほか、「ほたるの夕べ スペシャルディナーバイキング」なるイベントも行われるので、いささか恥ずかしいネーミングにこそばゆい思いを抱きつつ、そちらに参加。なかなかに立派なお値段であるが、食事の質・量(笑)共にかなり充実していたし、サービスも過不足なく気持ちよく、天下の椿山荘ともあれば、このぐらいは仕方あるまい。

食事を済ませてから庭園を散策。庭園内の小川を中心に、予想以上にたくさんのホタルが飛び交っていて、お客は皆興奮気味。子どもも多かったのだが、むしろはしゃいでいたのは大人のほうが多かったような(笑)  それにしても、薄い黄緑の頼りない光が、ゆったりと明滅しつつ空を飛んでいく景色は、幻想的であり、儚くもあって、ぼんやりといつまでも眺めていたくなる。

もっとも、都会の真ん中で、お金払ってホタルを見るってのは、なんとなく間違ってるような気がしなくもない。願わくば、我が家の近辺でも、ホタルが飛び交う環境が復活せんことを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:フィリピン・ミンダナオ

週末、久しぶりに「手焙煎珈琲豆 蔵」で豆を補充。前回のやりとりを教訓に、店に電話した際に、何かオススメの豆はあるかどうか、あらかじめ確認してみた。

以前も名前の出た「フィリピン・ミンダナオ」が、カテゴリー的に「苦み強、酸味弱」ということらしいので、そちらをオーダー。いくつか用事を済ませつつ、店に寄って豆をピックアップ。こちらは200g800円であった。

味のほうは説明通り「苦み強、酸味弱」で、マンデリンと同傾向。もっとも、マンデリンほどの深みはないかわり、ちょっとフレッシュな味わいで、気軽に飲める感じ。食事時に何杯か飲むのにちょうど良い。

以前ちょっと気になった焼きムラも見当たらず、今回の焙煎は上出来であった。数をこなしつつ、焙煎の腕前が上げているのだろうか。こういうのも、こちらに通う楽しみのひとつである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:タンザニア・スノートップ

GW期間中に、またまた豊園茶舗にて豆を補充。今回も店頭でのPOPに促され、「タンザニア・スノートップ」をチョイス。自分としては珍しく、やや酸味の強いタイプにしてみた。200gで税込み420円と、相変わらずのお得価格である。

さっそく挽いて飲んでみたが、淹れたてだと、良い香りに口当たりの柔らかさが印象に残る。それほど酸味は感じない・・・と思って飲んでいたのだが、カップ半分ほど飲み進めたところから、宣伝通りに後口に酸味が残るようになってきた。とはいえ、決してトゲトゲしい酸味ではなく、まさに豆の個性としての味わいという感じで、普段苦み重視で飲んでいる僕としては、むしろ新鮮な味わいであった。

この日はたまたま家族と一緒に、買い物ついでに寄ったので、休憩がてら店頭でソフトクリームを購入。奇をてらわない、手作り感満点の懐かしい味わいで、とても美味しかった。お店自慢の自家製アイスクリームも買ったのだが、こちらもなんとも素朴な味わい。こちらはもしかしたら好き嫌いあるかもしれないが、食べてみてなんとも安心感のあるアイスクリームなので、個人的にはかなりオススメである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:マンデリン・トバコ

少し間が空いてしまったが、週末、豊園茶舗にて豆を補充。お店の棚の最前列中央に、力強く陳列されていた「マンデリン・トバコ」を選んでみた。

お店HPでの宣伝文句通り、「苦み、甘み、コク」のバランスが絶妙で、飲んでいて飽きが来ない。豆(粉)の量を少々多目にして、濃い口で飲むのが吉の模様。

ちなみにこの豆は、マンデリンらしく中深煎りなのだが、あえて浅煎りにしたものも販売中。なんでも、テレビで紹介された、コーヒーのダイエット効果が最もあるのが、浅煎りなんだそうだ。僕自身は深煎りで無問題なので、浅煎りはスルーしてしまったが、せっかくだから両方買って、飲み比べてみればよかったかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:シダモG4

週末、「手焙煎珈琲豆 蔵」にて豆を補充。今回も「味わいチャート」を参考に、「苦み強、酸味弱」カテゴリーから苦みが最も強いらしい「シダモG4」を電話で予約。指定した時間に取りに出かけた。

このシダモ、お値段は200g700円と、この店の中心価格帯。豆を見てみると、大きさがばらばらで、豆質的にいまいちっぽい感じなのだが、ネットで調べてみたら、シダモのG4あたりの豆質は、だいたいこんなもんらしい。

飲んでみたところ、やはり苦みが強くて、かなりしっかりした味わい。飲み始めからカップの半分までは、この苦みと濃さが堪能できるのだが、カップの残り半分になると、苦みがかなり強く出てきてしまうので、ミルクか何かが欲しくなるところ。それでも、挽きたて・煎れたての味わいは格別である。

代金を払って豆を受け取ってから、少々店主と世間話。目新しい豆があるかどうかきいたら、フィリピンはミンダナオ島産のものと、中国雲南省産のものが、それぞれ新入荷とのこと。そういうことは、電話で注文するときに教えてくれよ・・・という感じだが、まあ、このへんの商売っ気の無さが、こういう店の良さでもあろう(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:コロンビア スプレモ・テケンダマ

先日のゴルフ帰りに、豊園茶舗にて豆を補充。店頭にて大々的に宣伝していた、「コロンビア スプレモ・テケンダマ」を買ってみた。

この週末にようやく飲んでみたのだが、お店のHPで宣伝している通り、豊かな香りと甘みが素晴らしい。宣伝コピーの「甘み爆発」は大げさとしても(笑)、なんとも芳醇な味わいは、何種か試した同店の豆の中でもトップクラス。こちらのお店に行かれる方には、絶大にオススメである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:トラジャカロシ

先週末ではあるが、「手焙煎珈琲豆 蔵」にて珈琲豆を補充。

この日も事前に電話を入れ、以前もらった「味わいチャート」を参考に、店主と相談しつつ、「苦み強、酸味弱」カテゴリーから「トラジャカロシ」を選択。お値段は、こちらのお店にしてはやや高めの、200g1,000円ちょうどであった。

指定の時間に豆を受け取りに行くと、僕が注文したものの他に、袋詰めされた珈琲豆がいくつかテーブルに並んでいた。恐らくは常連さんの注文だと察するが、そこそこのリピーターを確保しているようで、なんとなく安心してしまった(笑)

さて、この「トラジャカロシ」、かつては「幻のコーヒー」などと呼ばれて珍重された時代もあったそうだが、今では当然フツーに入手できる。ただ、この店でもそうだが、値段は若干高めのようだ。お味のほうだが、苦みにちょっと特徴があって、ちょっと風変わりな後味がある。思わずじっくり味わいたくなるような、奥深さのある味・・・に感じた。ような気がする。たぶん(汗)

ところで、今回の豆だが、仕上がりにちょっと焼きムラが見受けられた。以前購入したものは、やたらと丁寧な仕上がりだったのだが、注文量が増えるにしたがって、クオリティにばらつきが出始めたのだろうか。繁盛して欲しいけれど、繁盛しすぎても困るという、なかなかに複雑な心境である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:山本農園ブラジルミナス

三連休中、久しぶりに豊園茶舗にて豆を購入。

今回は、こちらのお店でいつもお薦め品になっている、「山本農園ブラジルミナス」を選んでみた(こちらの豆メニュー参照) 200gで500円と、相変わらずの良心価格である。

飲んでみたところ、苦みが柔らかいうえに飲み口が軽くて、とにかく飲みやすい。クセが無い分、やや印象に残りにくい味ではあるが、入門用というか、オーソドックスな味わいが安心できる豆である。

週末の夕方であったが、僕の他に二組のお客が、あれこれ相談しながら豆を選んでいた。なんとはなしに、心温まる店内の雰囲気がそこにあった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:ケニア・カラニ

久しぶりに浦和の「珈琲工房TONEGAWA」で豆を購入。

週末の夕刻、店に入ると、先客がひとり。応対しているのは、店主と思しき男性で、品物を袋詰めしつつ、あれこれと語っている。曰く、「コーヒーメーカーはあまり使わないほうがいい」、「同じ豆でも、日が経つにつれて味が変わるから、毎日飲んで違いを楽しんで欲しい」、等々。お客の珈琲の淹れ方をヒアリングしつつ、的確なアドバイスを贈る姿は、患者に対する医師の如くである。

商品を渡し終えても3分は続いた店主の話だったが、ようやく僕の番になった。「はい、次の患者さん」てな感じである(笑)

以前こちらで購入したタンザニアが美味しかった旨を伝え、豆選びを手伝ってもらう。同じくアフリカ系で、タンザニアよりももう少し濃いめの味わいだというケニヤ・カラニに決定。200gで945円ナリ。

前のお客にも伝えていたが、この豆もこの日の朝に焙煎したばかりとのことで、今飲んでももちろん美味しいが、味がこなれるのは4~5日後だという。そんな話も含め、これからの豆の入荷情報等々、しばしお喋り。途中で次のお客が入ってきたが、当然のごとく順番待ち(笑)

帰ってから早速飲んでみたが、確かに苦みがしっかりとしていて、やや重たい味わい。それでも、後味がすっきりしているので、すいすいと飲めてしまう。もちろん、香りの素晴らしさは、自家焙煎豆ならでは。

このところ、豆を切らした時に、ドトールなんかでしのいでいたのだが、やはりこういう自家焙煎豆とは格が違う。切らすことのないように気を付けよう、と思った次第である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

忘年会2005、その2~割烹旅館 二葉(小川町)

某団体の忘年会、いきなりローカルというか辺境の地での開催である。(小川町、と書いて埼玉県にあるほうを思い出す人は、まず皆無と思われる)

辺境、とか書きはしたが、意外と歴史的に由緒正しい地方で、数代続く老舗も少なくないらしい。で、今回の忘年会会場は、その小川町でも恐らくはもっとも高級な、「割烹旅館 二葉」さんであった。

忘年会自体は、お座敷の宴会場にて、お膳を据えてのオーソドックスなもの。メニューもごく標準的な、和食のコースだが、個々の料理は丁寧な仕上がりで、美味しかった。で、料理の最後のご飯ものが、当店名物の「忠七めし」である。蘊蓄は解説ページをご覧戴くとして、ま、要するにちょっと手の込んだお茶漬けである(おい) まあでも、「日本五大名飯」の筆頭というだけあって、飲んだ後には格好の一品である。

tetu-tyu

和やかに宴会は進行し、最後は手締めと、まさにあるべき忘年会の姿であった。ほろ酔い加減で帰りはしたのだが、場所が場所だけに、家に帰り着くころには、すっかり酔いも醒めてしまった(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

忘年会2005、その1~横浜中華街 萬珍樓

僕自身は、あまり飲みに出かけたりしないほうなのだが、仕事関係の各団体を中心に、やはり忘年会のシーズンである。

というわけで、某団体の忘年会で、「横浜中華街 萬珍樓」に行って来た。

横浜中華街なんて行ったのは、恐らく3年ぶりぐらいだと思うのだが、記憶に残っていた通り、中国チックなネオンがきらびやかで、雰囲気満点である。今回の会場の萬珍樓だが、幾多のお店が軒を並べる中で、ひときわ勇壮にして高級そうな門構えにより、周囲からやや浮き上がった存在になっている。

集合時間に少し遅れたため、受付で団体名を告げたところ、店員さんが個室まで案内してくれたのだが、清潔な店内は高級感に満ちあふれ、テーブル席ではカップルが、フランス料理でも嗜んでいるかのように、ワイングラスを傾けている。

料理は宴会コースだったのだが、帰宅後お店のサイトで確かめたところ、どうやら「吉祥宴コース」だったようだ。フカヒレ、エビチリ、北京ダックと、とりあえず定番を押さえましたよ的なコース内容だが、どの品も、さすがに高級店っぽい感じで、美味しく食べられた。(雰囲気によるプラス要因あり・笑)

manchinro1

宴会お開き後、店内にある売店で、肉饅と餡饅(小さいサイズの6個パック)をお土産に買った。店を出て駅まで歩く間に、何カ所かで売っていた焼き栗の香りにひかれ、ついつい1パックお買いあげ。何とはなしにハッピーな気分で家路についたのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コーヒークエスト6~「ストリームヴァレー」

週末、柏方面へ出かけたついでに、たまたまネットで見つけた「ストリームヴァレー」まで、足を伸ばしてきた。

お店のホームページは、すっきりとした作りになっているし、ネットでの口コミ評価も良いようだったので、期待しつつお出かけ。手賀沼をのぞむビルの2階に、落ち着いた雰囲気の店内。時間があれば、店内で一杯飲んでから、豆を選びたかったのだが、その日は時間が無かったので、とりあえず豆だけ購入。

豆メニューを見せてもらったところ、苦みと酸味を、それぞれ縦軸と横軸に取ったマトリックス図に、豆の種類がプロットされている。一見、浅煎りで酸味が多めの豆が多い印象なのだが、このところの飲み比べ用豆ということで、またもやマンデリンを注文。100g420円である。

自宅で挽いて飲んでみたが、かなりの深煎りで、味わいも苦みがしっかりとした感じ。ただ、お店のサイトにも謳っている通り、雑味を感じない飲み口で、何というか、味わい豊かなきれいな苦みである。

豆メニューを見る限りでは、比較的浅煎りっぽいほうがメインのようだが、こちらのほうも、改めて試してみたいと思った。なかなかに良い店である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

先週の豆:スマトラ・マンデリン(番外編)

書き忘れていたので、記録のためにエントリ。

先々週末、豆を補充。買いに行こうと思っていた「手焙煎珈琲豆 蔵」がお休みとのことで、急場しのぎに、近所のスーパー内にあるドトールで豆を買ってみた。

例によって飲み比べ用にと思って、「スマトラ・マンデリン」(名前うろ覚え)をチョイス。1パック200g入りで、800円ほどである。

翌日、挽いて飲んでみたところ、香りも味もまずまず。とはいえ、なんとなく面白みがないというか、平均的な味わいが、いかにもドトールっぽい←偏見  例えるならば、少々上等なファミリーレストランの味とでも言えようか。

これで値段が安ければ、普段使いで多めに買い置いてもいいのだが、あちこちの自家焙煎の店と同等の価格となると、それほど魅力は感じない。やはりこれからも、今まで見つけたお店プラス新しいお店を開拓して、美味しい珈琲豆を手に入れるとしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:バル・マウンテン

この前の三連休中に、ランサメント香房にて珈琲豆を補充。例によって、ご主人と相談しつつ、今回は「バル・マウンテン」(パナマ産)をチョイスしてみた。(こちらの豆メニューを参照)

飲んでみたところ、苦みと甘味、そして微かな酸味と味のバランスが良く、すっきりとした飲み口で、とても美味しい。お菓子かなんかと一緒に飲んだら、何杯でも飲めそうに口当たりが良く、満足度の高い豆であった。

これからの季節、いよいよ珈琲や紅茶が美味しく楽しめると思うと、楽しい限りだ。あ、「おうちで自家焙煎」にもチャレンジしなくちゃ(汗)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:マンデリンG-1

カフェ・ブロンズのマンデリンを、消極的に飲みきったので、豆を補充。今回は心休まる豊園茶舗で買ってみた。

ここしばらく、すっかりマンデリンがお気に入りなので、以前も買ったマンデリンG-1を1パック(200g)購入。お値段は315円と、申し訳ないくらい安い。カフェ・ブロンズの三分の一である。

お味のほうだが、そうそう、これこれ。苦みだけではなくて、口中に広がる豊かな香りと、舌の奥に感じるほのかな甘味。それらが渾然として生み出す旨味・・・ やっぱ自家焙煎珈琲っての、こうじゃなくっちゃ。

残暑厳しき折でもあったので、例の如く自家製アイスクリームも一緒にお買いあげ。珈琲豆がいくら安くても、ついでにあれこれ買ってちゃしょうがない。まあでも、両方とも美味しかったからいいけど。

こうして豊かな味と香りのコーヒーと、素朴な味わいのアイスクリームが、僕のややささくれ立ったココロを癒してくれたのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コーヒークエスト5

先日、柏へ出かけた折りに、珈琲豆が残り少なかったのを思い出して、以前からネットで評判を読んでいた「カフェ・ブロンズ」へ寄ってみた。

このお店、基本的には喫茶店なのだが、店外に、珈琲豆を挽き売りしている旨の看板がかかっている。中へ入ると、こぢんまりと、しかし落ち着いた雰囲気の店内に、数人のお客さんがいた。立ちこめる珈琲の香りが、いかにも自家焙煎の店っぽい。

「いらっしゃいませ」とカウンターを出て近づいてきた女性の店員に、「豆だけ、買えますよね?」と尋ねると、彼女は近くのテーブルからメニューを取って、「こちらです」と僕に渡し、すぐにカウンターの中へ戻ってしまった。

渡されたメニューは、普通の喫茶メニューなのだが、良く見ると、コーヒーの箇所に、ストレート・コーヒーが何種か載っていて、その下に「挽き売り致します。100g500円から」みたいなことが書いてあった。豆の種類は、浅煎りから深煎りまで、順番に並べてあるようだったが、さっきの女性店員は、カウンターに戻ったきり、常連らしき年輩の女性客と談笑したまま、戻ってこない。

お店のお薦めとか聞こうと思っていたのだが、そんな雰囲気でもないので、とりあえず飲み比べ用にと思って、マンデリンを選び、ちょうどレジにいた、男性の店員に注文した。店員は、ささっと豆を量って袋詰めしてから、「1200円です」と言う。つまり、この豆は100g600円ということなのだが、そんな値段、メニューには書いてなかった。(「500円から」とは書いてあったから、間違ってはいないが) 女性の店員は、相変わらずカウンターの女性と話し込んでいる。僕は、なんだかすっかり白けてしまって、代金を払うと、すぐに店を出た。

翌日、豆を挽いて、飲んでみた。かなり深煎りなのはいいとして、苦みばかりが際だってしまい、今まで豆を買ってきた他店の豆のような、「旨味」とか「甘味」がまるで感じられない。恐らくは、僕のこの店に対する偏見のせいだとは思うが、角の立った苦みは、あの時味わった店の雰囲気に、良く似ていた。

もしかしたら、ネットでの評判のように、本当はとても美味しいコーヒーを飲ませる店なのかもしれないが、少なくとも僕があの店に再び行くことは無いと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:マンダリンG-1

週末、豆を補充しに「手焙煎珈琲豆 蔵」へ。

過去二回は、いずれも昼食の蕎麦とセットでの購入だったのだが、今回は既に昼食をすませた後でもあったので、豆だけを買いに出かけた。時間の余裕があまり無かったので、あらかじめ電話を入れて、豆の種類と量を伝えておき、焙煎し終わる時間を教えてもらって、その頃合いに行ってきた。

以前お店で、扱っている豆を一覧表にした「味わいチャート」なる紙をもらっていたので、それを参考に、「マンデリンG-1」を選んだ。このチャート、縦軸に苦みの強弱、横軸に酸味の強弱を用いて、扱っている豆を、おおまかにプロットしてあるという優れモノ。例えば、「苦み弱、酸味強」の位置には、「モカ・ハラー」があるという具合で、僕のようなビギナーには、豆選びの参考にちょうど良い。(ちなみに「マンデリンG-1」は、「苦み強、酸味弱」カテゴリーであった)

飲んでみたところ、苦みは確かに強いものの、ほのかな甘味もあるうえに、素晴らしく豊かな味わいがあって、じんわりと美味しい。焙煎の色も程良い感じだし、相変わらず粉は良く膨らむし、この店に対する僕自身の評価は、ますます高まったのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

先週と今週の豆:コロンビア・スプレモ

いつぞや紹介した、蕎麦屋の隣の自家焙煎珈琲屋「手焙煎珈琲豆 蔵」に、再び行って来た。

お目当ては珈琲豆なんだから、豆だけ買いに行けば良さそうなもんなのだが、蕎麦屋も美味しいので、ついつい行くなら蕎麦も食べついでに・・・となってしまう。結果として、高い珈琲豆になってしまうのが困りものだ(笑)

初めて行った時は、こんなやり方で商売になるのか、他人事ながら少々心配だったのだが、今回行ってみたら、お店の前のテーブルでは、先客が淹れたてらしき一杯を楽しんでいた。ちょっと見せてくれた顧客リストも、かなりの厚さになってきていたし、いいモノをきちんと出す店は、やはりそれなりにやっていけるのだなー、と感心したのだった。

で、肝心の豆だが、今回も店主と相談しつつ、前回買った「ブラジル・サントスNo.2」にやや近い味わいという、「コロンビア・スプレモ」を注文。今回も、心持ち深めに煎ってもらうことにしたりして、注文焙煎の醍醐味って感じである。200gで700円ほど。

お味のほうだが、苦みすっきりといった感じで、軽やかな味わい。おかしな表現だが、「気持ちいい」美味しさであった。

さて、その翌々週、ゴルフ帰りに豊園茶舗にて次の豆の補充。お店の棚を見ていたら、同じ「コロンビア・スプレモ」があったので、飲み比べてみようと思ってそれに決定。こちらは相変わらず安くて、200gでたった315円である。

焙煎は、ここのお店としては中深煎りぐらいらしいが、他の自家焙煎のお店に比べると、若干浅めかも。気持ち的に、あとちょっと苦みとコクが欲しいところだが、それでも香りは素晴らしいし、とにかく飲み口がいい。

どこのお店も、それなりに個性があって、順繰りに巡るだけでも楽しい。これからの季節には、アイスコーヒー専用豆なんてのもあるらしいから、そのうちそちらも試してみたい。

ってわけで、「先週と今週」ってのは、実はちょっとウソ(汗)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:パプアニューギニア・シグリ

前回に続いて、ランサメント香房にて豆を購入。前回購入したケニアAAキブブティーが、好み的にちょっと深煎り過ぎかな~、と感じたので、お店のご主人にその旨を伝えたところ、今回のオススメは「パプアニューギニア・シグリ」となった。(豆メニュー参照)

確かにケニアAAキブブティーほどの深煎りではないが、それでもやはり、中深煎りといった感じの焼き色。飲んでみたところ、苦みはそれほどなく、むしろすっきりとした飲み口で、ほのかな甘みと酸味のバランスが良く、実に後味がいい。味わい的には、気軽に何杯も飲むのに向いている感じで、なかなかの逸品であった。

豆を選んだ後、ちょっと似たような味ですよ・・・ということで、ボルボン・セミウォッシュを試飲させてもらったが、これも飲み口が軽やかで、実に美味しかった。次回はこれにしてみようかな。

試飲の一杯を戴きながら、ご主人と少しお喋りしたのだが、聞くところによると、最近は生豆を買いに来るお客さんが多いとのこと。もちろん、趣味で自家焙煎にチャレンジしている人が中心らしいのだが、中にはセミプロというか、喫茶店をやりたくて、修行している方もいるようだ。自家焙煎そのものを教える講座みたいなものもあるらしいのだが、ご主人が聞いた話によれば、中には簡易焙煎器込みの10回コースで30万とかいう講座もあるとか。

ご主人曰く、「趣味でやるのはいいけど、コーヒーでお金取れるようになろうと思ったら、そんな講座に通った程度じゃ、無理だと思いますけどねー」だそうである。プロフェッショナルへの道は険しい。

それはともかく、自家焙煎、やっぱ来ている。CLASSICAさんの先進性が、期せずして証明されたのであった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

今週の豆:ケニアAAキブブティー

久しぶりにランサメント香房へ行った。

以前こちらで買ったマンデリンが印象に残っているので、その旨を伝えて、お店の方と一緒に豆選び。お薦めもあったので、今回は「ケニアAAキブブティー」にしてみた。(豆メニュー参照) 思い返してみると、初めてこちらのお店で豆を買った時に、この豆をテイスティングさせてもらったのだった。

「独自のイタリアンロースト製法」で焙煎されたそうだが、とにかく極深煎りで、豆はほぼ真っ黒。香りのほうも、かなり香ばしさが強くなっている。

お味のほうだが、以前試飲した時のイメージほぼそのままで、とにかく苦みがどっしりと重たい。ただ、それでいて後味がすっきりしていて、なんともいえない、芳醇な味わいがする。欲を言えば、もう少し苦みが抑えられて、全体に旨味というか、まろやかさがあると最高なのだが。

固まりつつある僕の好みからは、残念ながら少々はずれているが、それでも間違いなく最高級の部類の味わいだと言えよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コーヒー:ベトナム・スタイル

コーヒーの話が続いてしまうが、先般この記事で書いた、ベトナム式ドリッパーを発掘したので、お披露目してしまおう。

vietnam1

要するに、アルミのドリッパーに粉を入れて、カップ一杯分のお湯を入れるだけのことである。いちおう、ドリッパーとカップの間に、もう一枚、アダプターみたいなプレートが入ることで、粉がそのままカップに落ちないようになっている・・・って、そりゃムリ(笑)  カップの底には、しっかり粉が流れ込んでいた。

このドリッパーで淹れて、味が変わるかといえば、さすがに僕の舌では違いは分からない。金属臭がするかと心配したのだが、こちらも特に気にならない。

本当のベトナム・スタイルは、あらかじめカップにコンデンスミルクと砂糖を適当な量入れておいて、その上からコーヒーをドリップするらしい。あんまり真似する気にはならないが。

ま、とりあえず雰囲気は満点である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コーヒー(&蕎麦)クエスト4

連休中のとある一日、天気もいいし、昼に蕎麦でも食べようと、「すずめ庵」に出かけてきた。

<