雲の上でランチ

先日東京駅近辺に出かける用事があったので、せっかくだから…と丸ビルにてランチとしゃれこんでみた。出かけたのは「リストランテ・ヒロ・チェントロ」である。

丸ビル35Fというロケーションがまず素晴らしかったのだが、当日は直前に予約したこともあって、残念ながら席は窓から一番遠い奥側。ついでにその日は雲が多いうえに靄らしきもので視界が白んでおり、眺望が今ひとつだったのが惜しまれる。

ランチのコースはA、B、Cの基本3種類にその日のスペシャルがあったが、今回は内容充実っぽいCコース(\6,000)をチョイス。内容こんな感じ:

・フルーツトマトの冷製カペッリーニ
・甘鯛のうろこ焼きと野菜のミネストローネ
・椎茸とからすみのスパゲッティーニ
・黒毛和牛ロース肉のタリアータ
・デザート(当日特別のマンゴー)

これにパンが二種と食後の飲み物が付いてくる。

お味はどれも上品かつ実質的で、素直に「美味しい♪」と楽しめた。まあ、ものすごく久しぶりにきちんとしたイタリアンを食べたってのもあるが、一時期食べたヌオバ・クッチーナだかなんだか、能書きの難しいイタリアンの記憶からすれば、こういうストレート気味の料理は安心この上ない。

サービスもなかなかに行き届いていて、ほどよいタイミングでの皿下げといい、さりげない目配りといい、大変に気持ちよかった。惜しむらくはテーブル間の狭さで、これは場所柄仕方ないとは思うものの、あと少し余裕のある席配置だったらなぁ、と思わずにはおれなかった。

トータルで考えると、ランチタイム3,500円ぐらいのコースというのが、もっともコストパフォーマンスが高いように思う。休日のちょっと贅沢なランチには最適な選択であろう。

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「七蔵」にて春を味わう

展示会に行く前に、新橋で昼食をとったのだが、都内での昼メシ屋探しの参考にしている「さとなお」氏の情報を元に、「七蔵」という店に行ってみた。

さとなお氏の紹介記事にある通り、カフェテリア方式というか、社員食堂的な流れに乗って、「まず注文して支払い」、「お盆を持って列に並び」、「注文内容の品々を乗せてもらい」、「指示に従って空席に案内してもらう」という手順で着席。味気ないといえば味気ないが、このやり方にしては人手が多いため、実際にはお盆を運んでくれたりして、サービス的には決して悪くない。

今回はうどんにまぐろ丼の小セット、1,000円也を注文。ざるに盛った稲庭うどんを熱い汁につけて食べるスタイルなんだが、このつけ汁の薬味が季節によって変わるのがウリらしい。で、今の時期の薬味はさとなお氏絶賛の「ふきのとう」。

最初のひと口はちょっと濃いめの味に感じるのだが、食べすすめるうちにほどよく味が薄まってくる。お椀の中にはふきのとうの香りが広がり、口中にはかすかなほろ苦さが残るという、なかなかの逸品である。テーブルにお湯(そば湯じゃなくてうどん湯?)のポットが置いてあって、最後につけ汁を薄めて飲めるのだが、これが実にうまかった。一緒に頼んだまぐろ丼は、ネギトロ風の刺身に卵黄(うずらじゃないよ)がでんと一個乗っていて、結構食べ応えがある。これで1,000円はまずまずリーズナブルと言えよう。

新橋にいてそれほど時間が無いときに、ささっと美味しい昼食をとろうと思ったら、真っ先に候補に挙げたい店である。

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「花山椒」で忘年会(え?)

日本一早い忘年会をやった…わけではもちろんなくて、2007年暮れの忘年会のことである。

新橋方面に勤務する友人達と忘年会をやることになったのだが、少人数(僕を含めて三名)だったし、たまには腰を据えて美味いもんでも食べることで合意。メンバーのO女史ご推薦のパークホテル東京(汐留)「花山椒」に出かけることになった。

このお店、ご存知の方もおられるかとは思うが、先頃出版され話題になった「日本版ミシュラン」にて、星一つを獲得したとのこと。ミシュランの評価する日本料理というのがどんなもんか、期待満点で乗り込んでみた。

パークホテル東京はビルの25階から上を占めているのだが、ロビーのあるその25階がレストランフロアとなっている。この高さから見下ろす東京の夜景はさすがに素晴らしくて、ロケーションとしては最高の部類だろう。黒を基調とした店内は、ずいぶんとこぢんまりとした印象ではあるが、奥のほうに個室らしきものもあるようで、和食の店としては適度な規模なのかも知れない。

料理だが、基本はコースメニュー。7千円ぐらいからあるのだが、この日はちょっと張り込んで「ミシュラン一つ星獲得記念懐石」という、いささか照れくさいネーミングのコース(12,600円)をオーダー。お店のサイトにそのコース内容が掲載されているが、これは1月版の模様。12月は違う内容だった。

メニューの順番通り、先付けからオードブル(八寸、ていうの?)が供されたが、その箱庭的に精緻な美しさに圧倒される。まさに日本料理は目で楽しむ、といったところ。とはいえ味のほうは、素材の良さと味付けの上品さは良く伝わるものの、「ほっぺたが落ちそう~」的サプライズはさすがに無し。その後、いかにも定番の和食コースといった感じで、お造り(鉄刺…ふぐ刺しですね)、焼き物(鰆、だったような気がする)、白子、ずわい蟹甲羅詰め、鮪トロのミニ握り、等々皿が続き、食事は丸雑炊(すっぽん、だよね)で締め。デザートは果物の盛り合わせだったが、こちらも素材の良質さに感心した。

飲み物だが、特に焼酎のラインアップが充実していたようだが、日本酒のメニューに話題の「十四代」を見つけてしまったのでそちらを注文。聞いてた通り、芳醇かつフルーティーで、日本酒というよりはワインに近い味わいであった。いやあ、いいものを飲ませてもらいました。

そんなこんなでのんびり3時間ほど滞在してしまったが、ロケーション・料理(お酒)・楽しい会話と、実に贅沢かつ充実した忘年会となったのであった。

ところでお店の評価だが、確かにどの料理も繊細で美しく、素材も良質なら調理も上質と、高得点を得るのは疑問の無いところではある。が、しかし。コース12,600円に飲み物とサービス料を加えたら、トータル15,000円から18,000円ぐらいはかかってしまう。この値段自体は相場なのかも知れないが、やはりこれだけ払ったら、このぐらいの料理を食べさせてもらって当然という気がしてしまう。そういう意味では、コストとパフォーマンスの釣り合いは取れているということになるのだが… なんというか、どこかに驚きというか感動みたいなものが感じられたら、相当印象に残ったと思うのだが、そういうのはちょっと欲張り過ぎだろうか?

それはともかく、ミシュランの評価に関係なく、やっぱりたまにはこういう「きちんとした」お店で食事するもんだなー、と思った2007年の暮れであった。明けて2008年、今年も頑張って働いて、また美味しいものを食べに行くとしよう。

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「コムシェソワ with 餃子工房」 in 蒲田

仕事で付き合いのある知人に誘われ、彼の勤務地である蒲田に出かけた。テレビでもしょっちゅう取り上げられている有名店があるというので、連れて行ってもらったのが「Comme Chez Soi with 餃子工房」である。フランス語で始まりavecではなく英語のwithで日本語(漢字)につなげるという、なかなかアクロバティックな店名であるわけだが、メニュー内容も洋食、イタリアン、中華と何でもあり。

知人とは店で待ち合わせていたので、夕刻、約束の時間に店のドアを開くが、「いらっしゃいませ」の声も無く、店内は静まりかえっている。恐る恐る足を踏み入れると、奥のブースから知人が手を振って迎えてくれた。我々の他に、もう一組先客がいるようだが、店員の姿はどこにも見当たらない…と思っていたら、厨房からシェフらしき人物が出てきて、無言でテーブルに水のコップを置き、すぐにまた厨房へ。知人によると、あれが店長兼シェフで、なんと一人で店を切り盛りしているらしい。

気を取り直して、知人の薦めに従って名物のハヤシライスと餃子を注文。それほど待たずに餃子登場。テーブルの横に餃子の食べ方指南が貼ってあり、それによると「一個目は味を付けずにそのまま、二個目は酢をつけて、三個目以降はタバスコを付けて召し上がれ」とかなんとか書いてある。それに忠実に従って食べてみたが、おお、確かに旨い! 恐らくは皮と具材が良質なのだと思うが、上品な味わいに感心である。

しばし間をおいて、当店の看板料理というハヤシライス登場。ってゆーか、これがハヤシライス?? 皿の真ん中にご飯が盛りつけてあり、その上を何枚ものローストビーフで覆っている。そしてご飯の周囲にはドミグラスソースが敷き詰めてあり、その皿の光景は、(どこかのブログ記事で見かけた描写通り)あたかも腐海を進む王蟲の姿そのものである。(まあ、腐海には王蟲も入らないんだけど、それはそれとして)  食べてみると確かに美味しいのだが、基本的にローストビーフにドミグラスソース、そしてご飯という単調な組み合わせなので、中盤以降は少々飽きがくる。更に終盤になると、ソースのくどさが堪えてくるので、かなり若者向きのメニューではある。

その他、大食漢で知られる知人が次々に追加注文する料理を少しずつ味見させてもらったが、なんというか、いずれも真っ当な洋食屋の味であった。

ところで、食後にコーヒーを注文したところ、「今日はもう終わっちゃいました」とのこと。おいおい、今晩の客は我々も含めて3組ほどで、おまけにどこもコーヒーなんか頼んでなかったじゃんか…と、こういうところを面白がるようでないと、この店で快適な時間は過ごせないことも学習した(笑)  もしこの記事を読んでからこちらの店へ出かけるのであれば、サービスにはいっさい期待してはいけないとアドバイスしておこう。あ、料理が出てくるのも遅めなので、そちらにもご留意を。

料理そのものよりも、見た目のインパクトとか店主の無愛想さとかがネタになってしまう店ではあるが、そういうのも含めて楽しめる方であれば、一度は出かける価値はあると思う。控えめにオススメ。

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「味芳斎」の牛肉飯に涙する(辛くて)

数日前、所用にて浜松町方面に出かけたのだが、ちょうど昼時だったので、以前から気になっていた「味芳斎」に行ってみた。

芝パークホテル前のほうの店舗なので、「支店」のほうらしいのだが、12時45分頃に店に到着すると、店外に5人ほどの先客が待っていた。並んで待つのもなー…と逡巡する間もなく、どんどんと客は回転していき、5分も待たずに店内へ。もちろん相席である。

(ところで、ここを知るきっかけになったのは、「さとなお」こと佐藤尚之氏がネット連載していたコラム「男のための昼メシレベルアップ計画」での同店紹介記事である。時々ここのバックナンバーを眺めては、昼メシ計画の参考にさせてもらっている)

さて、店内に入ると、まずはいわゆる「薬膳」っぽい、なんというか、「漢方臭い」匂いが鼻孔を満たす。席について迷わず「牛肉飯」を注文。待つ間に改めてメニューを見ると、ランチは定食を含めて6種類ぐらい。値段は800~1,000円で、この「牛肉飯」が1,000円と一番高い部類である。

ほどなくして「牛肉飯」が到着。麻婆豆腐の豆腐の代わりに牛肉が入っているような料理が、モヤシと一緒にご飯に乗っていて、その上にシャンツァイが散らしてある。一口食べると、確かに辛い。三口ぐらいで、既に口中が炎上し始めるので、モヤシと水で鎮火しつつ食べ進める。なんというか、いわゆる「旨辛」っていう感じである。半分ぐらい食べたところで目に涙が滲むのを感じつつ、それでもスプーンは止まらずに結局完食。

食べ終えてしばらくすると、お腹がポカポカしてくるのを感じる。その日の午後の用事は一種のセミナーだったので、間違いなく熟睡してしまいそうだったのだが、不思議と眠くならずに済んだ。これってやっぱり薬膳の効果なんだろうか?

この種の激辛料理はやっぱり夏場に食べたいもんだが、元気づけという意味では、一年中いつ食べても良さそうである。いい店を知ることができた。辛いモノ好きには絶賛オススメである。

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今週の豆:グァテマラ・ラス・ヌベス農園

先日発見した「YourCoffee」に二度目の訪問。今回のチョイスは「グァテマラ・ラス・ヌベス農園」、お値段は250gで945円である。

このグァテマラ、お店の豆リストの寸評によれば、「フローラルな香りと熟した甘み、アプリコットのような酸味」ということになっているが、確かに甘みと酸味のバランスが良く、香りも優しげで味もいい。なかなかの高水準である。

店頭ではこれらストレート(お店ではスペシャリティとかプレミアムとか名付けている)の他に、品評会での上位入賞豆なんかも扱っているのだが、総じて値段は高め(100gで600~1,200円ぐらい)なので、買うとなると少々勇気がいる(汗) もう少しこの店の豆に慣れてきたら、一度試してみたいものだ←貧乏性

そうそう、このお店で買い物した際に会員登録すると、ポイントカードの他に会員向けメールが送られてくるので、是非ご登録を。

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コーヒークエスト7~「YourCoffee」

ここしばらくはお気に入りの自家焙煎の店も固定化してきて、適当に使い分けというか買い分けをしていたのだが、たまたま地元のミニコミ誌で新しいお店を知ったので、出かけてみた。

店名は「YourCoffee」といって、新松戸ダイエーのすぐ近くにある。お店のホームページは見当たらないのだが、場所はこの辺り。店内は明るく若々しい雰囲気で、とても気持ちが良い。店先にはロースターがあって、そこで日々焙煎しているらしい。

販売している豆の種類は、ストレートとブレンドを合わせて20種類ぐらいだろうか。値段も100g400円前後のものから1,000円ぐらいの高級品まで様々だが、100gの次の単位が250gでやや割安という価格設定が、なかなか良心的である。

とりあえず味のベンチマークということで例によってマンデリンG-1を購入。現在の好みからすると、あとほんの少し深煎りにして欲しいところだが、淹れたコーヒーの味自体は、旨味と甘味のバランスが良く、とても美味しかった。

店内には小さな喫茶コーナーがあって、ケーキなんかもあるようなので、珈琲豆を買いがてら一服できるし、お菓子やクラフト類なんかも売ってるようで、珈琲以外の楽しみも多そうである。これから時々通ってみようと思っている。

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鼈(読めねーよ)

「鼈」……と書いて「すっぽん」と読む(らしい)。こんな字、手書きじゃ絶対書かないぞ。つーか書けない(笑)

Suppon1

というわけで、その「すっぽん」である。

とある集まりに呼ばれ、小料理屋みたいなところに出かけてきたのだが、メイン料理がこれ。えーと、「まる鍋」っていうのかな? 画像は材料となったすっぽん君(オスだそうな)の立派な甲羅である。周囲にぷるぷるのコラーゲンがついているので、甲羅の回りをしゃぶるのが旨いらしいのだが、なんせ高級食材ゆえ、写真だけ撮らせてもらって、現物は他の方に譲ったのであった(汗)

すっぽんパワーでバリバリ全開……のはずだったが、うう、胸焼けがして胃が重いっす(苦)←単なる食べ過ぎ

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横浜絶景ランチ

正月休みには、特にどこにも出かけなかったのだが、その次の三連休中に、ふと思い立って横浜に出かけてみた。お目当ては横浜ロイヤルパークホテルの最上階(70階)にある、「スカイラウンジ シリウス」でのランチブッフェである。

ちょうど一年前こちらに宿泊した際に、朝食をここで戴いたのが印象に残っていたので、今度は宿泊抜きでランチのみを楽しみにお出かけ。席だけ確保しておこうと、当日の朝に電話してみたら、1時半まではすでに予約がいっぱいとのことで、とりあえず空いている時間帯で予約を入れておいた。

子ども達がランドマークタワー内のポケモンセンターに行きたいというので、少し早めに現地に到着。さっそくポケモンセンターヨコハマに行ったところ、なんと入場制限中で長い行列が(汗) ここはヴィトンか??

なんとかお目当ての買い物も済ませて、いざ70階へ。1時半とランチにはやや遅めながら、店内は満席。最大のウリの景観は、前日が雨だったせいか空気が済んでいて、とてもきれいだった。ランチメニューのほうは、種類は豊富でおいしいし、料理の補充も素早いしで、とても満足のいくものであった。お値段は決して安くは無いが、場所と内容を考えれば、まずまずリーズナブルだと思う。

贅沢ランチではあったが、正月だし、ま、いいか。今年も(は)しっかり働くぞ、っと。

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ネパール料理in八重洲

ちょっとした集まりがあった。今回の幹事はエスニック系大好きのY君だったので、彼の最近のお気に入りだというネパール料理「tika(ティカ)」に決定。わかりにくい場所にあるからと、いったん東京駅に集合してから彼の先導で八重洲の繁華街へ繰り出したものの、しっかり迷ってウロウロ←お約束

見つけにくいビルの6階に上がり店内に入ると、大きな下駄箱がお出迎え。店内を見ると、なんとお座敷である。ほとんどお座敷宴会場のノリであるが、店内は我々の予約席を除いて既に満席。女性客比率が高く、なかなかに華やかな雰囲気である。つーかうるさい(笑)

メニューは幹事お任せということでベーシックなコース(リンク先のメニューを参照)  ナンは出るしカレーは出るしで、正直なところインド料理との区別がつかないのだが(汗)、料理はどれもスパイシーでありながら味はマイルドで、フツーに美味しかった。特に印象に残っているのはモモとかいう中華の小籠包みたいな蒸し餃子で、これはかなりオススメ。

フロア係の店員さん達は、みなさんネパールから日本への留学生だとか。日本語もなかなか達者で、とても感じが良かったのも好印象である。ナンを片手に気楽にわいわいといった感じで楽しむには、なかなかのグッドチョイスであった。ご苦労様>幹事さん

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