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2010年6月

パラグアイ戦展望

うわー、とうとうパラグアイ戦になっちゃったよ。うーん、ドキドキ、ざわざわ・・・ もうちょっと先まで行けちゃいそうな根拠無き楽観と、日本国内メディアの大騒ぎこそが逆フラグに違いないという悲観がないまぜになっている夏の夕べである。

ここまでくると展望も何もあったもんじゃないが、なんにせよ岡田ジャパンの戦い方は過去3戦と変わることはなかろう。すなわち最大のテーマは「負けないこと」に尽きる。とはいえ、先制されると苦しくなるのは過去3戦の比ではないので、90分(もしかしたら120分)を通じて主導権を握り続けなくてはならない。

理想的なシナリオは、前半30分から終了までに先制して、後半は守備的に戦いつつ、試合終了間際にダメ押しという、デンマーク戦の再現だろう。まあでも、こっちのシナリオだけ考えてもなぁ。問題はやっぱり相手が南米ということで、いくら日本が組織で中盤を制圧しても、個人技でDFラインを突破されたらどうしようもないし。あー、いかんいかん、ついついネガティブになってしまう(汗)

万一先制されたらほぼ勝ち目は無いと思うが、もしもそこから追いついて、なおかつ逆転なんかしちゃったら、まさに歴史に残るべき「世界を驚かせる」勝利になるだろう。せっかくのW杯、90分(あるいは120分プラスアルファ)、存分に楽しませてもらうことにしよう。

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決勝トーナメント1回戦:オランダ対スロバキア、ブラジル対チリ

・オランダ 2-1 スロバキア

グループリーグをサードギアぐらいのレベルながら3戦全勝で突破したオランダに対し、最終戦で見事にイタリアを撃破してベスト16入りのスロバキア。サッカー的には似たようなチーム同士の対戦かと思ったのだが、90分にわたって主導権を握り続けたオランダが、試合終了間際に相手にPKを与えつつも、それほど危なげなくベスト8入りとなった。

それにしてもオランダの試合運びは心憎いばかり。慌てず騒がず、押さば引け、引かば押せといった案配で、なんかもう余裕というかなんというか。あんまり余裕綽々なので、心情的にはスロバキアを応援しながら見てしまったのだが、うーん、残念。出遅れてたロッベンもほぼ回復したっぽいので、改めて優勝候補として名乗りを上げ直したってところだろうか。

敗れたとはいえスロバキアは頑張った。最後のプレーとなるであろうPKの場面、これを決めても敗北は明らかだと知りつつ蹴ったボールは、しっかりとGKの逆をついてネットを揺らした。スロバキアにとっては価値のある1点だったと信じたい。


・ブラジル 3-0 チリ

僕にとって今大会最大の発見にして収穫の「チリ」。決勝トーナメントでいきなりブラジルと当たるとは不運以外の何物でもないが、ブラジルのピークはもしかしたら準決勝あたりかもしれないから、まさかのアップセットのチャンス・・・には残念ながらならなかった。

しかしブラジルは強かったし巧かった。1点目はCKからだったが、ゴール前に入ってきたボールに飛んだのは、なぜか三人ともブラジル選手。チリの選手が誰も競り合ってないってどういうこと? どういうポジションの駆け引きをすると、あんな場面が作れるんだろう??

守備もやたらと安定していて、とにかくあらゆる場面でチリを自由にさせない。チリのほうは、特にブラジルPA付近でのミスが多かったように見えたが、あれもきっとブラジルの守備意識の高さゆえにミスに見えたんじゃなかろうか。これこそまさに横綱相撲であろう。まさに死角なし、って雰囲気である。

チリの敗退は本当に残念。まあ、ああいうサッカーを代表チームでやってしまうってのが、そもそもの大冒険だとは思うが、とにかく見ていて面白かったのは確かである。ビエルサ監督にレッズを預けたら、いつかあんなチームにしてくれるだろうか? もしそうなら、5年ぐらいは我慢してもいいかも。

*********

というわけで、次戦はオランダ対ブラジルとなった。反対側のアルゼンチン対ドイツに並ぶ好カードであるが、期せずしてどちらも欧州対南米となった。はてさて、南米勢の快進撃はどこまで続くのであろうか。

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決勝トーナメント1回戦:ドイツ対イングランド、アルゼンチン対メキシコ

・ドイツ 4-1 イングランド

グループリーグをお互い危なっかしく勝ち上がってきた両チーム、どこをどう間違えたか、決勝トーナメント1回戦での顔合わせとなってしまった。前評判なら明らかにイングランド有利・・・のはずだったのだが、予選での危うさ加減ではむしろドイツのほうが微妙に優位っぽかったような。

で、試合開始。どちらも屈強な大男達が縦に早いサッカーでぶつかりあうって感じで、実に迫力満点。とにかく先制してペースを握りたい感全開でのオープンな展開となった。20分ほど渡り合ってちょっと気が緩んだわけでもあるまいが、ドイツのゴールキックがそのままイングランドPA付近まで運ばれ、そこで競り勝ったクローゼが先制点。なにこれ、ゴールするまでGKとFWの二人しか関わってないじゃん。ドイツらしいというか何というか。

さらに前半32分、ポドルスキが追加点。うーん、セルビア戦で外しまくった男とは思えん(笑) 攻めるしかなくなったイングランドは37分にアプソンのヘッドで反撃の狼煙をあげると、その直後にランパードが絶妙のミドルシュート、同点!・・・にならなかったのは周知の通り。これ、むしろ誤審するほうが難しいのでは。

この「幻のゴール」が試合の行方を決めた、というわけでもなくて、後半はドイツの強烈無比なカウンター2発でイングランド落城。2点とも「カウンター」の例として、サッカーの教科書に載せたいくらいの完璧さであった。

てなわけでドイツが4-1で完勝。いやはや、無慈悲な連中である。戦車戦みたいなこの試合であったが、これが南米勢相手だとどうなるのか。かなり楽しみである。


・アルゼンチン 3-1 メキシコ

未明のこの試合は、もちろん録画して「早起きタイムシフト」観戦である。今回はちゃんと延長まで想定して録画設定したよ! 必要無かったけどさ(泣)

それはともかく、相変わらず強いんだか弱いんだか(いや、弱くはないんだけど)良くわからないアルゼンチンが、謎のオフサイド見逃しで先制してしまい、その後はやっぱりドタバタと試合を進めて結局3-1。チームとしてのまとまりとか戦術とか、メキシコはほんとにしっかりしていて良いチームだったと思うのだが、どうにもうまいことハマらずに反撃は1点どまり。なんてゆーか、相性の問題なんでしょうかね。というか、今大会でアルゼンチンと対戦するチームは、どこもみんな調子を狂わされてる気がする。謎だ。

でもって次はベスト4をかけてのドイツ戦。「マラドーナとチルドレン(えー?)」の呪いに、果たしてゲルマンの騎士達は対抗できるのでありましょうか? なんか中世の騎士物語っぽくなってきたでござる(意味不明)。

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決勝トーナメント1回戦:韓国対ウルグアイ、ガーナ対アメリカ

予選リーグが終了したと思ったら、休む間もなく決勝トーナメント開始である。うー、一日ぐらい休もうよ-。

・韓国 1-2 ウルグアイ

体力的にはお互い厳しくなりつつあるはずだが、試合開始から元気に走るウルグアイと、なんとも体が重そうな韓国。でもって、韓国の立ち上がりがもやっとしているうちに、なんでもないクロスがゴール前をすり抜けて、逆サイドにいたスアレスにしっかり決められてしまった。

前半30分過ぎあたりからようやく動きが軽くなってきた韓国が攻勢に出て、後半もそのままの勢いでようやく同点。流れから見ると韓国逆転かあるいは延長か、と思っているうちに、再びスアレスがビューティフルな2点目を決めてそれが決勝点。これはもう、あのシュートを決めたスアレスをほめるしかあるまい。

韓国は日本との親善試合やグループリーグでのギリシャ戦を見ている限りでは、決勝トーナメントでの一勝は堅そうな感じがしていたのだが、残念ながらベスト8には進めず。アルゼンチンにもボコられちゃったし、今回大会に関しては、どうやら南米の壁ってのはやたらと厚くて高そうだ。


・ガーナ 2-1 アメリカ

未明のこの試合は録画して早朝再生・・・していたら、ええー、延長ですと?! しまったぁ、延長のことをすっかり忘れていたぁ(号泣)ってことで、延長以降はニュースとハイライトで確認。ぐぞー。

で、試合だが、前の試合同様早い時間帯にガーナが先制。しかしそこからの試合展開は、ウルグアイがかなり守備的に戦ったのに対して、ガーナはアメリカとほぼがっぷり四つといった風情の戦いぶりで、大変に面白かった。やっぱ決勝トーナメントはこうでなくっちゃね。

アメリカの同点ゴールはPKだったが、この場面意外にもかなりチャンスを作っていたから、同点自体は妥当だったと思う。流れ的にはアメリカ逆転もありそうだったが、ガーナも良く持ち堪えて延長戦。延長戦の模様は上記したようにハイライトでしかわからないが(涙)、ギャンの勝ち越しゴールは確かにスペール! 体力的にもキツかったろうから、倒れてファウルアピールしたいところだったろうが、驚異の粘りでシュートにまで持ち込んだのは素晴らしい。やっぱこれからは、どこのクラブチームにも一人はアフリカ人FWが欲しいところである。

********

とまあこんな感じで決勝トーナメントがスタート。当たり前の話だが、一回戦が終わると8チームしか残らない。なんだか寂しいなぁ。ベスト16を4組に分けて、もう一回グループリーグやるってのはどうだろう?

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予選リーグ終了:グループE~H

[グループE]

1位 オランダ
2位 日本
3位 デンマーク
4位 カメルーン

オランダは危なげなく3戦全勝で1位通過。日本がデンマークを下しての2位通過ってのは、改めて考えるとやっぱり立派な結果である。

カメルーンは元気なく「0勝3敗」。なんかそんなタイトルの本があったような(笑) 誰かその本をカメルーンに送ってあげてはどうか。それはともかく、カメルーンは確かにチーム状態悪かったっぽい。「そんなカメルーンに勝ったからって喜ぶなんて」てな意見もあったようだが、オランダだってデンマークだって、ちゃんとカメルーンに勝って喜んでるんだから、そう斜に構えることもないだろうに。チームコンディションの維持管理だって、立派なW杯の闘いの一部である。


[グループF]

1位 パラグアイ
2位 スロバキア
3位 ニュージーランド
4位 イタリア

ニュージーランドの大健闘とイタリアの不調で正真正銘の「死の組」になっちゃったF組だが、なんとびっくり、イタリアが2分1敗で最下位とは。おまけに3戦で5失点と、およそイタリアらしからぬ守備の崩壊ぶり。「国の威信」をかけて闘うというのは、フランスやらイタリアやらのベテラン勢にとっては、さしたるモチベーションにならなかったってことでしょうかね。なんせユーロ仲間だし。


[グループG]

1位 ブラジル
2位 ポルトガル
3位 コートジボワール
4位 北朝鮮

もともとここが「死の組」だったんだっけ? 内容はともかく、ブラジルはしっかりと1位通過。2位争いが熾烈になるはずだったのだが、第2戦の北朝鮮戦でしっかりと貯金を稼いだポルトガルが、最後はその貯金を取り崩すことなく平和にブラジルと引き分けて2位通過。コートジボワールとしては、なんとかブラジルと引き分けたかったところか。

北朝鮮はブラジルと臆することなく戦い、その次のポルトガル戦でも後半10分ぐらいまでは頑張ったが、そこまでが限界だった。テクニック不足を気合いで補っていた感もあるから、その気合いを使い果たしたところで終戦だったかも。本大会に出てこられたのは立派だったが、残念ながら国際大会を戦い続けられるチームではなかったし、今回の北朝鮮チームを過大に評価するのはどうかと思う。


[グループH]

1位 スペイン
2位 チリ
3位 スイス
4位 ホンジュラス

いきなりの黒星発進で大混戦かと思われたH組だが、終わってみればほぼ前評判通りの結果に。スペインは初戦でこそつまづいたが、その後はそれぞれ2得点とほぼ万全の試合運び。いや、見てはいないんだけど、たぶん(汗) こういう勝ち方で決勝トーナメントに進むと、しっかりと上に上がってきそうな感じである。

初戦のホンジュラス戦を見てすっかり気に入ってしまったチリは、3戦目でスペインに敗れて2位通過。とはいえそのサッカーの内容はホントに魅力的。決勝トーナメントでいきなりブラジルってのは不運としか言いようがないが、もしかしたらもしかしちゃうかも・・・と期待させるには充分なチームである。結果はどうあれ好ゲームに期待しよう。

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予選リーグ終了:グループA~D

おっと、気がつけばあっという間に予選リーグが終了してしまったではないか。記事が全然追いつかん(^_^;) というわけで、以下備忘メモ。

[グループA]

1位 ウルグアイ
2位 メキシコ
3位 南アフリカ
4位 フランス

順当と言えば順当な結果ではあるが、フランスの崩壊っぷりは衝撃的だった。名選手揃えただけじゃ勝てないってことを、改めて思い知らされた感がある。開催国の南アフリカは、史上初の「予選突破できなかった開催国」になってしまったが、最後にフランスを破っての勝ち点4は、まあ褒められて良いのでは。初戦のメキシコ戦を引き分けたのと、第2戦のウルグアイ戦を落としたのが痛かった。


[グループB]

1位 アルゼンチン
2位 韓国
3位 ギリシャ
4位 ナイジェリア

アルゼンチンは、タレントは豊富ながら、強いんだからなんなんだか良く分からないチーム。でも結果は3戦全勝だからなー。選手よりも監督の方が目立つというのもスゴイ。まあでも、ギド時代のレッズが、それなりにまとまって結果も出していたのに雰囲気が似てるかも。存在感だけでチームを率いるマラドーナ監督ってのも、それはそれでアリな気がする。

草刈り場になるかと思われたギリシャが2戦目のナイジェリア戦で立ち直ったこともあって、2位以下が混戦となってしまったのだが、韓国は良く頑張った! 初戦のギリシャ戦を見る限り、2戦目のアルゼンチンにボコられたとはいえ、3戦目のナイジェリアは軽くかわすかと思ったのだが、2-2のドローと危なっかしく予選突破。アジア勢が結果を出したということで、大いに喜びたい。


[グループC]

1位 アメリカ
2位 イングランド
3位 スロベニア
4位 アルジェリア

イングランドの2引き分けがあったりして、最後まで大混戦となったグループC。同じく2引き分けだったアメリカが最後の最後で勝ち点3をもぎ取って1位通過である。まあ、初戦のイングランド戦でも堅実なサッカーを展開していたから、予選通過自体は当然なのかもしれないが。

台風の目になりかけたスロベニアは第3戦でイングランドにうっちゃられて予選通過ならず。アルジェリア戦とアメリカ戦を見たが、なんとも掴み所の無いチームって感じで、ゴール後の阿波踊りパフォーマンスまで含めて謎のチームであった。


[グループD]

1位 ドイツ
2位 ガーナ
3位 オーストラリア
4位 セルビア

ドイツがセルビアに敗れたのにはびっくりしたが、ガーナ相手にしぶとく1-0で1位通過。セルビア戦はテレビで見たが、クローゼが退場となってから試合終了まで、ひたすら攻め続ける姿勢はさすがであった。あの試合の敗因は、レーヴ監督の「休みの日のお父さん」(by うちの娘)ファッションだったと思う(笑) 3戦目でのコート姿もなんか微妙だったし、とりあえずドイツは決勝トーナメントに備えて監督用スタイリストを雇うべきかと。

アジアの盟友(えー?)オーストラリアは勝ち点4でガーナと並びながら予選突破ならず。初戦のドイツ戦での0-4が効いてしまった。1勝1分の勝ち点4なら、まあ仕方無いのでは・・・と思ったけど、そうか、前回大会ではしっかり予選突破してたのね。そう思うと、同じアジア勢としてはやや残念である。


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日本対デンマーク~ベスト16!

日本 3-1 デンマーク

ブラボー! いやいやいやいや、どんなに頑張っても0-0とか1-1のドローが考えられる最高の結果と思っていたのだが、なんと3-1とは。点差的にも内容的にも、ほぼ日本の完勝といって差し支えあるまい。見事すぎる。早起きしてリアルタイムでテレビ観戦した甲斐があった。

試合開始時にレフェリーが南アフリカと知った時にちょいと不安を感じたのだが、案の定日本に対しては前半でいきなり遅延行為のイエローを出されてしまった。審判とも戦うことになるとツライなぁ、と思いはしたのだが、厳しめの笛でファウルを取ってくれて助かったのは、むしろ日本だったかも。直接狙える場所でもらったFKを、本田と遠藤が見事に決めて見せたシーンは、今日だけでも何百回と流されるに違いない。

前半で2点ビハインドとなったデンマークが後半取った戦術は、なんとハイボール放り込みのパワープレー。まあ確かに身長での圧倒的な優位を生かすという意味では理にかなっているかもしれないが、ヒディングじゃあるまいし、そんなもんは今までにオーストラリア相手に高い授業料払って学習済みである(笑) とまあ、放り込み作戦にはほぼ完璧に対処したものの、長谷部のプレーがPKとなって1点返された時は少々落ち着かない気分にはなったが、それでも選手は慌てることなくプレーを続け、見事なダメ押しの3点目をゲットして決着をつけてしまった。うーん、チーム全体が本番の3戦目にして一皮むけたような感じである。いや素晴らしい。

W杯開幕前は恐らく誰も予想しなかったであろう、勝ち点6での予選リーグ突破。日本サッカー史上の快挙であり、既に十分期待以上の結果を出しているといって良かろう。もちろんどこまででも勝ち進んで欲しいとは思うが、とりあえず今回大会の日本代表には、ここまでの結果で満点あげて良いのでは。ここから先はボーナスステージだと思って、余計なプレッシャーを与えることなくみんなで楽しみたいものである。

*********

試合後のインタビューで、岡田監督が「サッカーがチームスポーツだということを証明できた」と言っているのを聞いたら、なんだか目頭が熱くなってしまった。フィジカルがどうの、テクニックがどうの、あるいは戦術論・組織論ばかりが語られていて、肝心の「チームスポーツ」という言葉が忘れられていたことに気がついたのであった。いきなり成長したこのチームを、もうあと少し見ていたい。

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デンマーク戦展望

「3戦全敗必至」と諦めムードだったW杯開幕前の空気が、今やすっかり「韓国に続いてベスト16だ!」に変わっているのがなんともはや。挙げ句は「グループリーグ突破が当たり前、できなかったら戦犯捜しすっぞ」みたいな雰囲気さえ漂っている。いかんなぁ、これはどう考えても逆フラグ・・・モゴモゴ。

オランダに続いて、デンマークも普通に戦って勝てる相手とは思わない。0-0か1-1の引き分けがギリギリ狙える最高の結果だと思うのだが、さてどうなることか。

展望自体はカメルーン戦と同じであって、とにかく「負けないこと」に尽きる。とはいえ岡田監督自身が語っている通り、狙って引き分けに持ち込める相手でもない。となると、とにかく常にリードしている状態を作り出すしかない。ロングボールの出どころにプレッシャーをかけ、両サイドを複数の選手でケアする。カウンターのチャンスでも慌てず、「堅守遅攻」でとにかくボール保持率を高める。得点は相手のミスを突くか、あるいはセットプレーに期待する。

問題は先制された場合だが、1点差なら残り30分ぐらいまでは慌てずに守って追加点を与えず、そこから選手交代で勝負をかける。使うとしたらここでこそ中村憲剛や森本じゃなかろうか。もしもリードした状態で後半を迎えられたら、カメルーン戦と同じく矢野や岡崎を使って、前線でディフェンスさせるだろう。いずれにせよ、俊輔の出番は無いのでは。(2点以上リードされてしまったら、もしかしたら「思い出作り」での投入も・・・いや、さすがにそれは無いか)

もしも0-0で終われれば、グループリーグを1勝1敗1分の勝ち点4、3試合での得点わずかに1でベスト16ということになる。岡田監督版スーパーリアリズムサッカー的には、これこそ究極の理想型ということになるだろう。どういう結果が待っているか、しっかりと見届けなければ。

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日本対オランダ

日本 0-1 オランダ

確かに勝てなかったのは残念で悔しいけれど、それでも現実的に望みうるベストの結果だったのではないか。まあこう書くと、なんかちょっとみみっちい感じはするのではあるが、それにしても。

前半は前目から中盤にかけてのプレッシングの効果もあって、ピンチらしいピンチはほぼ皆無。オランダのほうも前半は様子見といった感じで、ちょこちょこっとジャブみたいな単発攻撃をするぐらいの慎重な試合運びに終始した。

後半どうなるかと思っていたら、やはりオランダはギアを一段上げてきた感じで攻撃に転じ、その勢いに乗ったままスナイデルのゴールで先制。トップギアというわけではなく、セカンドからサードへ上げたぐらいの感じこれだから恐ろしい。だがポイントはここからで、オランダらしくそのままトップギア入りして一気に畳みかけて追加点、という流れにならかった(させなかった?)のに助けられた。

後半20分過ぎでの俊輔の起用については諸説あるが、僕には反攻の起点というよりは、むしろ「追加点を奪われないために攻めの姿勢を保つ」ための交代に見えた。疲弊した松井、長谷部、大久保を下げ、俊輔に続いて岡崎、玉田を投入。終盤には闘莉王を前線に上げて「なんちゃってパワープレー」でオランダの意識を守備に向けつつ、最少失点のままゲームセットというのは、つまりは非常に高度な「敗戦処理」といった見方は穿ちすぎだろうか。

グループリーグ突破のためにどうすればいいのかを考え抜いた末の、今回のオランダ戦の位置付けだったように思えるのだが、それはさすがに買い被りか。しかし、スーパーリアリストと化したかに見える今の岡田監督なら、そのぐらいは平気でやってのけそうに思える。デンマーク戦、本当の勝負がやってくる。

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オランダ戦展望

オランダ戦のキックオフまですでに2時間を切っているのだが、慌ててこの試合を展望しておこう。

といっても基本コンセプトはカメルーン戦と同じ。問題は相手がそれなりに準備できているであろうオランダだってことである。いや、これ、どう考えてもノーチャンスでしょう、ねえ?

敗戦必至というところから考えると、まずはこの試合の最大の目的は「大敗しないこと」に尽きる。できれば1点差、悪くても2点差で収めたいところか。理想的にはこちらも1点取って、1-2ぐらいの負けなら十分合格点であろう。とはいえ相手はオランダ、調子に乗れば何点でも取ろうと攻め立ててくるのは間違いない。どうやって相手のノリを抑えるかがポイントとなるのでは。

むしろ先制させてしまうという作戦もアリではないか。とにかく0-0で耐えて、前半終了間際に失点。ハーフタイムでいったんクールダウンしてもらって、後半も0-1のままとにかく耐える。後半30分過ぎあたりで、オランダが「あー、もう1-0でいいや」みたいな雰囲気になったところから渾身の総反撃で1点もぎ取り、そのまま1-1で逃げ切り・・・みたいなのが理想的なシナリオでは。万一先制なんかしちゃったら、その後どういう目にあうか、想像するだけで恐ろしい(冷汗)

マスメディアは「もしかしたらオランダにも勝っちゃうかも♪」みたいなノリではしゃぎまくっているが、いやいや、それはさすがに無理だって。奇跡が起こらないとは言い切れないが、ここはひとつ、彼我の力の差をきちんと認識したうえで、「良い負け方」をちゃんと評価できるような心構えでいたいものだ。

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予選リーグ第1ラウンド終了:グループF&G&H

残りはまとめて・・・

[グループF]

・イタリア 1-1 パラグアイ(未見)

決勝トーナメント常連国らしいスロースターターぶりでドローの初戦となったイタリア。もっとも前回大会では、予選リーグでの失点は確かオウンゴールの1点のみだったはずだから、同じスロースタートといっても、少々様子が違う感じがしないでもない。まあでも、この2チームが順当に勝ち抜けそうな感じではある。


・ニュージーランド 1-1 スロバキア(未見)

諸般の事情により、この試合は見逃してしまった。第一戦を終えて、グループ4チームすべてが勝ち点1の横一線となってしまったので、数字上はいきなりここが「死の組」になっちゃったんだが、うーん、失礼ながらやっぱりこっち組の目はなさそうだなぁ。


[グループG]

・コートジボワール 0-0 ポルトガル(未見)

この試合も見られなかった(泣) いやあ、少々大がかりな口腔治療をやったもんで、痛くて起きてられなかったんである。おまけに痛み止め飲んだら一気に眠くなるし。

それはともかく、どうやら見逃したのはやたらと惜しかったっぽい充実のスコアレスドロー。退屈な1-0とエキサイティングな0-0、どちらに価値があるかってのは、W杯に限らず難しい問題である。


・ブラジル 2-1 北朝鮮(未見)

ブラジルも例の如くにスロースタート。しかし、ハイライトで見ただけとはいえ、ブラジル一点目のマイコンのシュートには驚愕。角度の無いところの、更にGKとゴールマウスの、ボール1個分も無いような(←それは無理)隙間にぶち込むとは。

対する北朝鮮、終了間際の意地の1点は立派。ポルトガルあたりとは、意外といい試合をしちゃいそうな気がしてきた。


[グループH]

・ホンジュラス 0-1 チリ

ムキャー!(by のだめ) な、なんて楽しいサッカーだ!>チリ 例えは悪いが、遊ぶのが大好きな犬たちが、フリスビーか何かを追いかけるように、喜々としてピッチを走り回ってるみたい。W杯だろうがなんだろうが、自分たちが楽しめるサッカーをやって、それで勝てればいいんだもーん、てな感じである。リードしてる終盤、相手の攻撃を跳ね返してのカウンターのチャンスに、なんと5人ぐらいの選手が一気に相手PA付近に殺到するだなんて、いやもう常識外れ。いっぺんにチリのファンになってしまったではないか。もっとたくさんこのチームの試合を見たいので、このまま勝ち抜けて欲しいものである。


・スペイン 0-1 スイス

無敵艦隊、いきなりの黒星発進。うーん、さすが「本番に弱い」スペインだ(笑) まあでも、敗れたとはいえスペインのサッカーはやっぱり素晴らしかった。華麗なパスワークの連続からの、流れるように何度も繰り返される攻撃。スイスは確かに頑張っていたが、内容的にはどう見てもスペインが圧倒していたし、せめてドローが妥当だったような気がするが、サッカーには芸術点は無いからねー。


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というわけで、第1ラウンドは終了。スロースタートなところもラッキー/アンラッキースタートなところも、とにかく第2戦からが本当の勝負となる。お楽しみはこれからだ!

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予選リーグ第1ラウンド終了:グループE

・日本 1-0 カメルーン

これは別記事参照ってことで。


・オランダ 2-0 デンマーク

攻めるオランダに守るデンマーク、のはずだったのだが、後半早々デンマークのオウンゴールでプランが狂ってしまったか。とはいえデンマークのカウンター攻撃はそれなりに迫力があったし、もしかしたら一発ぐらいは決まってもおかしくなかったようにも見えたから、なんとかドローにしたかった内容ではあった。いや、日本にとってはそれじゃ困るんだけど(汗)

第1ラウンドを見る限りでは、やはりカメルーンがこのグループの草刈り場になっちゃいそうだが、そうなると、2位争いがかなり熾烈になるなー。このグループ、日本の真の敵はデンマークであったか。

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予選リーグ第1ラウンド:グループD

・セルビア 0-1 ガーナ

この試合の前の試合でもハンドがあったりして、なんか記憶がごっちゃになりそうなのだが、あっちはアルジェリアFWのハンド→二枚目イエローで退場、こちらはセルビアDFのハンド→ガーナPK&決勝点なのであった。

「今大会はアフリカ(諸国が主役)の大会になる!」とか予言した評論家もいたようだが、ここまではアフリカ勢は絶不調。いわゆるフラグ立てってやつでしょうか(笑) でもまあ、PKとはいえガーナがアフリカ勢初勝利。スタジアムも大盛り上がりってことで、政治的に極めて意味のある勝利だったのでは。試合内容はあんまり印象に残ってないけどねー(←こら)。


・ドイツ 4-0 オーストラリア(未見)

未明のこの試合、とりあえず録画しておいて後で見ようと思ったら、中継はスカパーのみ。昼間とか夜とかにBSかなんかで録画放送するのかと思ったら、なんと再放送も含め、スカパーの完全独占だったのね。慌てて調べたら、この試合も含め、計20試合がスカパーの独占放映らしい。まあ、ほとんどが未明の試合で、どうせリアルタイムじゃ見られないし・・・と自分を納得させることにした。のだが、なんと、3位決定戦もスカパー独占ではないか。万一日本がベスト4まで残ったら、3位決定戦が日本戦になる可能性もあるのかー。うーん(謎)

あ、試合はハイライトでのみチェックしたが、やっぱドイツって強そうだわ。グループリーグ勝ち抜けはまず間違い無さそうである。対するオーストラリアだが、うーん、ついこの間「日本は永遠に我々の後塵を拝す」とかなんとかカマしてたのにこのザマとは。ドイツ>(超えられない壁)>オーストラリア>>日本、って感じなんでしょうか。あ、なんか微妙に悔しいぞ。残り2戦、頑張っておくれ>豪州。

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予選リーグ第1ラウンド:グループC

(記事をアップするヒマもなく試合が進んでいくので、備忘メモ的に書いておくことにした)

・イングランド 1-1 アメリカ
録画での観戦。記事はこちら参照。


・アルジェリア 0-1 スロベニア(テレビ朝日)

双方慎重というよりは腰が引けまくって、おまけにミスも多いという低調な試合であったが、スロベニアのコレンが放ったなんでもないミドルシュート(でもちょっと球足が伸びたようにも見えた)をアルジェリアGKがキャッチしそこねて、それがそのまま決勝点。眠い試合であったが、まあ第一ラウンドはこんなもんかも。

それはともかく、角澤アナウンサーの実況はひどかった。こういうのは彼の芸風だと思ってスルーするのが正解かもしれないが、いくらなんでもあれはない。ピッチで何が起こっているかすら正確に伝えられないなら、それはもう実況でもなんでもないし、むしろサッカー中継にとって有害といっていい。FWへのせいぜい20mぐらいのパスが「縦一本!」だの、サイドバックの選手が少し上がっただけで「強烈なオーバーラップ!」だの、「コイツは絶対サッカーやったことない」と思っていたら、元サッカー部(中学と高校)だそうで・・・(しーん)

ま、まあ、いいや。試合内容ごと忘れることにしよう、うん。

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vs.カメルーン~アウェイW杯初勝利!

日本 1-0 カメルーン

いやはや、恐れ入った。「勝つならこれしかない!」といったゲーム運びで、見事にシナリオ通りの勝利。リアリスト岡田監督の面目躍如といったところだろうか。

スタメンを知るまでは、もしかしたらやっぱり1トップは岡崎かな、でもって阿部のアンカーはやめてダブルボランチでの4-2-3-1かな、とか考えたのだが、結局のところ直前のジンバブエ戦の先発メンバーとフォーメーションがそのままスタメンになった。(だよね?) ということはつまり、練習試合でのコートジボアール戦後の「戦える選手」とは、そのまま「コンディションが良い選手」ということだったのか。

それはともかく凄まじくアンチ・スペクタクルにして、(関係者にとってのみ)超スリリングな試合展開。終盤、カメルーンがひたすら日本ゴール前への放り込みに終始したのはむしろ意外だったが、あれで助かったような気がしないでもない。あ、ミドルシュートがバーを叩いたのには肝を冷やしはしたが・・・ 選手交代も凄みがあった。岡崎と矢野にFWとしての仕事を全く期待せず、前線でのDFとして投入するとは。ああいう采配は日本チームでしかできないに違いない。

「今大会で最も退屈な試合」と呼ばれてもまったくおかしくはないが、残った結果は日本の勝ち点3。「退屈な試合」を連発させつつ予選リーグを突破というシナリオが実現しちゃったりするんだろうか? はたまた「やっぱり・・・orz」的絶望を味わうのか。マスコミ及びネット世論の鮮やかな手のひら返しを眺めつつ、それでも次戦が楽しみでしかたない。

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カメルーン戦展望

いよいよ、とうとう、やっと、日本の初戦がやってきた。アベレージなサカヲタ的には「あのサッカーで勝てるわけねーだろ、けっ」みたいなスタンスでいるのが政治的に正しそうな雰囲気ではあるが、まあそうナナメに見ても楽しくないので、ここはひとつ、岡田監督が我々を驚かせてくれることを期待しよう。

で、だ。岡田ジャパンの基本コンセプト及びそこから類推される戦術は以下の通り:

その1:まともにやっても勝てない。といって奇策に走っても、そもそも相手がそれを「奇策」と認識してくれないのでは意味が無い。というわけで、とにかく「負けないサッカー」に徹する。

その2:「負けない」ために、ボール保持率をできるだけ高める。ボール持ってる時間は少なくとも失点はしない(当たり前だ)。よって、相手のボールホルダーに対してはできるだけ数的優位を作ってとにかくボール奪取に努める。

その3:でもカウンターは狙わない。うまいことボールを奪ったからといって調子に乗ってカウンターを狙うと、そこで前がかりになったところで逆カウンターをくらいかねない。となるとリスクを避けるためには遅攻を基本とせざるを得ない。

その4:得点チャンスはセットプレー。「流れの中からの得点」は確かに美しいし理想的だが、それができれば苦労は無い。現実問題として、今回大会でもかなりの得点がセットプレー(PK含む)かセットプレー崩れから生まれているのは事実。攻撃面では、いかにセットプレーのチャンスを得るかが最大の課題となるはず。

その5:先制しないとまず勝てないが、かといって早めに先制してしまうと、その後の時間を無失点で持ち堪えるのは相当厳しい。つまりどこで勝負をかけるかがゲームマネジメントの最大のキモだろう。データ重視の岡田監督としての狙い所は、恐らく前半終了間際か後半開始直後では。

その6:引き分けは狙わない。たとえば0-0か1-1で残り15分となった時に、「引き分けOK」のメッセージを送ることはないだろう。その場合は、恐らく最後まで攻撃的な選手を投入するものと思う。結果として引き分けになることはあっても、守りに入って逃げ切れるほどの力があるとは思えないし。

その7:不幸にして1点ビハインドで終盤を迎えてしまったら、森本投入。劣勢を跳ね返すにはどうしたって運に頼らざるを得ず、そのためにはラッキーボーイ的な存在が必要となる。現時点でそうなりそうな可能性が最も高いのが森本に見える。(もしかしたら岡ちゃんチョイスは別かもしれないが)

その8:さらに不幸にして2点以上ビハインドになってしまったら・・・まあいいや、みんな頑張っていい思い出作ってくれ(笑)

キックオフまであと数時間だが、スタメンに俊輔どころか本田がいなくても驚かないし、あっさり岡崎が1トップで先発しても、更には内田が何もなかったように出てきても、やっぱり驚くことはない。冷徹なリアリストとしての岡田監督の本領が発揮されるスタメンと試合展開になると信じている。

ふう、このぐらいのシナリオを考えておけば、試合を見る楽しみも増えるというものだろう。願わくばこんなシナリオがただの戯れ言に終わるような、豪快&華麗な試合展開でカメルーンを葬り去ってほしいのものだ。(←おい)

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大会二日目:韓国、勝ち点3一番乗り!

・韓国 2-0 ギリシャ

試合開始直後のピンチをしのいで以降は、攻守にギリシャを圧倒しての完勝。大会開始以降三試合目のこの試合にて、韓国が大会初の勝ち点3ゲットチームとなった。

それにしても韓国は強かった。相手に合わせることもなく、後半30分過ぎにようやく運動量が落ちるまで、飽きることなく鬼プレスに強烈カウンターを繰り返す。悔しいが現時点でのアジア最強チームは間違いなく韓国である。

ここまでガツガツ来るチームは恐らく欧州にはいないだろうから、ギリシャもやりにくかったに違いない。後半25分あたりからの攻勢には見るべきものがあったが、その時点ですでに2点のビハインドだから、結局最後まで主導権は取り戻せなかった。試合終了時点での落ち込み方を見る限り、このチームが残りの2試合(アルゼンチン、ナイジェリア)で勝ち点を奪えるとは考えにくい。ギリシャはこのグループでの草刈り場になってしまったかも。


・アルゼンチン 1-0 ナイジェリア

圧倒的なタレントを擁するアルゼンチンであったが、得点はCKからヘディングによる1点のみ。先制して以降は、「組織? 何それ?」とでも言いたげに、ひたすらメッシ、メッシ、メッシ。これ、「戦術はメッシ」というよりは、とにかくメッシを大会得点王ないしはMVPにしたいというマラドーナの心中を慮ってのものに違いない(えー?)

対するナイジェリアは、どうも名前負けというか貫禄負けといった格好。プレー内容は決して悪くなかったと思うのだが、シュートも含め肝心なところで精度を欠いたのが痛かった。

てなわけで、どうにも盛り上がらないまま90分終了。この組では他に韓国とギリシャがいるわけだが、恐らく予選突破は確実だろうが、その先はどんなものか。なんか試合ごとにまるで違うチームになりそうな気がするアルゼンチンである。


・イングランド 1-1 アメリカ

序盤から景気よく飛ばしたイングランドが鮮やかに先制。しかしそれに慌てず、しっかりとゲームをコントロールし続けたアメリカが同点に追いついてドロー。同点ゴールはイングランドGKのミスということになるんだろうが、試合の流れから考えると、アメリカが一点取ったこと自体は妥当だろう。

しかし、かつての「サッカー不毛の地」アメリカの成長ぶりには驚いた。良く組織され、規律がある。サッカーなんてアメリカ人向きのスポーツじゃないと思っていた(今でも思っている)のだが、国としてどういう運営をすればこうなれるのか、日本も大いに参考にすべきでは。

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ワールドカップ2010・南アフリカ大会開幕

blogの更新もままならないうちに、気がつけばもう本大会開幕である。ありがたいことに週末にかけての開催なので、初日の二試合は無事観戦(第二試合は録画)。


・開幕戦 南アフリカ 1-1 メキシコ

緊張のせいかぎこちない出足の南アフリカチームに対し、軽やかにパスを回して相手ゴールに迫るメキシコという試合の序盤。ここでメキシコが先制していれば、開催国がオープニングゲームで大虐殺という惨劇になるかと思われたのだが、やはりワールドカップの神様は健在であった。カウンター一閃、先制点を南アフリカがもぎ取ると、満員の観衆は大興奮。一方のメキシコも粘り強く戦って同点に追いつき、1-1のドローで試合終了。双方共に追加点のチャンスがあったので、引き分けは妥当な結果であろう。開幕戦にふさわしい、エキサイティングな好ゲームであった。


・ウルグアイ 0-0 フランス

未明のこの試合はもちろん録画していたのだが、翌日にうっかりテレビ見たりネット見たりすると結果バレしちゃいそうだったので、頑張って早起きして観戦。録画してても早起きってのが我ながら涙ぐましいが、楽しむにはそれなりの代償は必要なのだ。

でもって肝心の試合だが、双方ミスが多いし、なんせ運動量が少ないという、見所の少ない凡戦。チームのピークをどこに持って行くかというマネジメントの問題なのかもしれないが、スコアレスドローという結果は、フランスにとってより厳しかったのでは。


初日の二試合でA組は早くも混戦状態に突入してしまった。この組の二試合目はかなり面白くなりそうで楽しみである。


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どこの国の試合だろうが、ワールドカップはやっぱり楽しい。興奮と寝不足の一ヶ月が始まった。

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