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全英オープン2009

今年の全英オープン2日目は、注目(されすぎ)の石川遼が予選通過なるか、ってことで、しっかりとホールアウトまで付き合ってしまった。結果としては残念無念の予選落ちだったが、これはもう仕方無かろう。ウッズと同組だったのも、お互いにとってマイナスに働いてしまったような気がする。しかし、予選ラウンドが二日間同じ組み合わせとは知らなかった。2日目の組み合わせが変わっていれば、お互いにまた違った展開になっただろうに。

それはともかく、「遼君祭り」状態のテレ朝は酷かった! アナウンサー一名に解説戸張捷(コイツもかなり問題アリだが)まではともかく、ラウンドレポートに羽川豊と途中から青木功、おまけに「遼君応援団」の松岡修造まで加わって、それぞれがわーわー喋りまくるという恐ろしい実況中継。「わいわいがやがや凄まじいばかり、響きと怒りに満ちて、何も表しはしない」(マクベス)である。

でまあ石川遼も消えて、今年の全英は自分にとっては終わったな…と思っていたら、3日目終わってなんと59歳のトム・ワトソンが首位ではないか。これは面白いことになりそうだと中継を見始めたが、とても最後までは起きていられなかったので、途中から録画に切り替えて、翌朝残りを見たのであった。

最終日はまさに過酷なサバイバルマッチであって、何人もの選手が浮かんでは沈む中、いったん沈みかけたワトソンが17番を終えて1ストロークリードして単独首位。パーで終えれば史上最年長の優勝であったが、ご存知の通り18番ミドルホールの2打目がグリーンオーバーとなり、結局ボギーを叩いて先にホールアウトしていたシンクとプレーオフ。最後はプレーオフ4ホールの3ホール目で力尽きたのだった。

予選からテレビに映るたびに、いつも穏やかな笑みを浮かべながらプレーしていたワトソン。プレーオフ最終ホールでも終始笑顔ではあったが、それはあまりに寂しげで、見ていて泣かされそうになってしまった。(ラウンドリポートしていた青木も「なんだか悲しくなっちゃったよ」と言っていた)

以前ウッズが優勝した時にも思ったが、全英で優勝するプレーヤーは、まるでコースと対話しているように見える。しっかりとフェアウェイをキープしつつ、堅実なスコアを積み重ねていたワトソンが、コースの声を聞き漏らしたのはどこだったのだろう? そしていつか、石川遼がコースの声を聞ける日が来るのだろうか?

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★インタビューでトム・ワトソンは自分のプレイについて淡々とコメントしたあとでゴルフのスピリチュアリティの存在を感じた一週間であったと云った。まるで数十年のゴルフ歴を振り返ってひとりごとを云っているみたいだった。トロント時代を思い出した。ひとりで回っているときにそういうものを感じて空を見上げることがあった。どたんばの十八番ホールでもってシンクが長いバーディーパットを入れワトソンが短いパーパットを外したのもあるいはゴルフの神様のはからいだったかもしれない。ワトソンはメジャーで八回勝っている、シンク@36... [続きを読む]

受信: 2009.07.22 01:49

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