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年末のコミック

親戚筋から「20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下」を借りることができたおかげで、年末はトータル24巻を一気読みする幸福に浸れたのであった。

20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下

風呂敷広げまくった割には…という気がしないでもないが、読んでる間はとにかくノンストップの面白さ。エピソードの散りばめ方とその収拾も丁寧だし、実に良くできている。考えてみればこれは8年にわたる連載作だったわけで、もちろん全体の構想は出来上がっていたのだろうが、それでもこの緻密さには恐れ入るばかりだ。

主人公のケンヂ達は1970年に小学5年生。ということは1959年生まれってことになるから、1961年生まれの僕とほぼ同年代である。(とは言え、この2年差は意外と大きいのだが) 我々の世代の特徴としては、時代のいろんなムーブメントをただただ受け取ってきたというのがあろうか。音楽を聴き始めた頃には既にビートルズは活動を停止していたし、ウッドストックなんかも伝説としてしか知らない。それでも目の前には膨大な量の情報があって、我々はとにかくひたすらそれらの習得に努めていたのだ。後に「マニュアル世代」と呼ばれる所以である。

「20世紀少年」は、そうしたムーブメントを受け取るだけの側だった世代が、自らムーブメントを起こそうとしたらどうなるかの、最悪パターンでのシミュレーションと僕は読んだ。2000年末には何もできなかった我々だが、2015年には地球を救う世代になり得るのだろうか?

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