« 「七蔵」にて春を味わう | トップページ | vs.Fマリノス(2008シーズン開幕戦)~啓蟄サッカー »

「アメリカン・ギャングスター」

アメリカン・ギャングスター」(3月7日、日劇PLEX)

リドリー・スコットとラッセル・クロウの組み合わせといえば「グラディエーター」だから、こちらの「アメリカン・ギャングスター」も見ておこうとお出かけ。

そのラッセル・クロウのお相手はデンゼル・ワシントン。方やマフィアのボスで、方やそのボスを追い詰める刑事なわけだが、雑誌やネットで映画の紹介文を目にするまでは、どっちがどっちの役をやるのか、正直見当がつかなかった(汗)

でまあ、結局のところデンゼル・ワシントンが冷酷なマフィアのボス役なわけだが、いやー、これは無理だ、いくらなんでも。演技は「悪辣、冷酷」でも、どうしたって「善人オーラ」がしみ出してきちゃうものね。いや、まあキャスティングの気持ちは分かるんである。劇中で描かれているのは、紛れもなく黒人の地位向上のための闘いだからだ。この映画では、その舞台がアメリカの裏社会だというだけだ。

劇中、デンゼル・ワシントンを追い詰めたラッセル・クロウが語っている。「イタリアン・マフィアの連中が何故お前を恐れたか分かるか。お前に「進歩」を見たからだ」

とまあ、そんなテーマを(勝手に)読み取るのはともかく、映画としてはいささか凡庸である。知っててやってるんだろうとは思うが、従前のマフィア映画からの引用めいたシーンも多いし、やはり少々オリジナリティに欠ける感は否めない。脚本も演出も、あれこれ考えすぎてしまったような気がする。残念賞(★★★)

|

« 「七蔵」にて春を味わう | トップページ | vs.Fマリノス(2008シーズン開幕戦)~啓蟄サッカー »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15752/40512596

この記事へのトラックバック一覧です: 「アメリカン・ギャングスター」:

« 「七蔵」にて春を味わう | トップページ | vs.Fマリノス(2008シーズン開幕戦)~啓蟄サッカー »