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2008年3月

「フェレットの冒険Ⅰ:海の救助隊」

フェレットの冒険 1 (1)

フェレットの冒険 1 海の救助隊」」を店頭で見かけ、思わず購入。

買ってから改めて帯を読むと、微妙にスピリチュアルというかリターントゥーネイチャーっぽいノリにややビビる。読み始めると、プロローグ部分の言葉遣いがやっぱりちょいと説教臭いのにやや腰が引ける。うう、そうだよなぁ、やっぱり「かもめのジョナサン」だもんなぁ…

が、しかし。ひとたびフェレット海難救助隊(FRS)の冒険が始まってしまえば、そんな余計なテイストはどこかへ吹き飛び、ひたすらエキサイティングかつ美しい場面が連続するのである。そして救助活動の頂点で訪れる「奇蹟」… まさしく「あたしはアルファとオメガを見た」(フォークナー、だよな?)的名場面である。

バックが夢想するのは、あるいはやはり70年代ヒッピー的ユートピアなのかもしれないが、ここにはやはり「ジョナサン」以降30年(!)の時間が積み重ねられている。現実逃避の誹りもあり得るかもしれないが、かつてのロバート・ネイサンの一連の作品のように、そこには何かを経験した者だけが語れる「哀しみ」や「いたわり」があるように思う。

「感動」だの「癒し」だのが得られる作品では決してないが、確実に心に残る佳品。全5部作(第2巻の「嵐のなかのパイロット」は刊行済み)だそうなので、今後の刊行が楽しみである。

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vs.ヴィッセル(ナビスコカップ予選)~春よ来い

レッズ 0-1 ヴィッセル(埼玉スタジアムにて観戦)

今回が今季初参戦。奇しくもというかなんというか、エンゲルス初采配の試合を目撃することになってしまった。

春分の日ではあったが、朝から冷たい雨が降るというあいにくのコンディション。その雨の中、それもナビスコカップの予選にもかかわらず、スタジアムに集まったのは33,000人余り。つくづくレッズというのは幸せなチームだなと思う。

で、試合のほうだが、フォーメーションだの選手のコンディションだのを確かめる間も無く、いきなりの失点。なんでそう簡単にクロス入れさせるかなとか、どうして前の試合ハットトリックのレアンドロがフリーになってるんだとか、気になる点はあるのだが、あれはまあ、ダイレクトボレーを見事に決めたレアンドロをほめておくことにしよう。

前半はなかなか調子の出なかったレッズだが、後半はまずまずの戦いぶり。無得点で敗戦とはなったが、リーグ序盤2試合に比べれば、少なくともプレーの姿勢において格段の進歩だったんじゃなかろうか。まあ痛い目をみないと学習しないってのは、レッズの性(さが)というか業(ごう)みたいなもんだから、オールドファンとしてはこれもある意味許容範囲内である。僕だけかも知れないけど。

スタジアムからの帰り道にあれこれ考えていたのだが、今の状態ってのは、やっぱり去年のスタイルの悪しき部分が増幅されたもののような気がする。クロスを入れられても中で闘莉王がなんとかしてくれる、DFラインにプレッシャーがかかっても、啓太か長谷部に渡せばなんとかしてくれる、中盤からの展開に困ってもポンテに渡せばなんとかしてくれる、でもってゴール前に放り込めばワシントンがなんとかしてくれる…要するにこれが去年のスタイルだったんじゃないかと。

もちろんそうじゃないパターンもあったわけだが、苦しい時にはやっぱり上に書いたような感じで乗り切っていたように思う。となると、エンゲルスがチームを再建するといっても、なかなか簡単にはいかないような気がする。まずは選手一人一人が、自分の役割をしっかり把握したうえで、後はひたすらハードワークに徹するしかあるまい。

この試合の後半で、少なくとも「気持ち」は見せてもらった。次のナビスコ予選・京都戦まではPSMだと思って大目に見ることにして、リーグ戦次節の新潟戦での再起に期待したいと個人的には思う。

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オジェック解任に思う

そうだなぁ、例えば仮にオジェックがある企業の営業部長だったとしよう。営業部員は同社生え抜きのエリート達に加え、ライバル会社から引き抜いた辣腕営業マンなわけだ。

2007年度、オジェック部長に与えられたミッションは「アジア制覇」と「リーグ連覇」。そこで彼がとった戦略は、特に細かい指示はせずに、「営業は足で稼げ」とばかりに、営業部員各自の個人スキルとハードワークに頼って売上を積み上げることだった。優秀な部員達は着々と成績を上げていったものの、連日の残業と休日出勤によって疲労が蓄積し、「アジア制覇」こそ成し遂げたものの、「リーグ連覇」を逃してしまった。当然のことながら、部員達からは不満の声が上がり、モチベーションもパフォーマンスも低下したままシーズンを終えることとなった。

ここで社長は考える。与えたミッションの一つがクリアされた以上、部長の評価を下げるわけにはいかない。営業部内はガタガタしてしまったようだが、長期の休暇を挟んでリフレッシュすれば、また頑張って働いてくれるに違いない。部員も何人か入れ替えたし、今の部長で2008年度もなんとかなるだろう…

上はあくまで仮定の話ではあるが、それにしたって藤口社長がオジェック続投を決めたこと自体を責める気にはなれないし、ましてやこの時点での監督解任決定にあたって「じゃあ社長やGMの責任はどうなんだ」などとは、とてもじゃないが口にできない。管理職としての手腕に疑問があって、部下からは嫌われているけれど、結果だけは常に出している部長さんなんて、世間ではそう珍しい存在ではあるまい。そしてまた、そういう部長さんをばっさりと切り捨てられる経営者は、そうはいないだろう。

気になるのは、今回のフロントの決断のトリガーは何だったのかということだ。部下に慕われる部長が必ずしも良い成績を残せるわけではないし、ましてや贔屓客(サポーター)の評判なんて、判断基準にするだけの価値があるのかどうか。皆が満足・納得しやすい方策ほど、結果に結びつかないものだと僕は思う。

リーグ開始早々から崩壊しかけた今季のレッズ、ここからどうやって建て直してくるのか。選手個々の能力は高いだけに、それこそポンテが戻る頃にはそこそこのポジションまで持ち直していると希望的に予想するのだが、さて。

*********

そうそう、次から2試合はナビスコカップの予選リーグだった。エンゲルス監督には申し訳ないが、恐らく内容的にはそう簡単に改善しないだろうし、負けもあり得るだろう。苦しくなるだろうここしばらくをどう乗り切るか。チームもサポーターも我慢のしどころである。

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vs.グランパス(2008シーズン第2節)~陽気ボケ?

レッズ 0-2 グランパス(NHK総合、録画)

いや~、動き出しはいいし、良く走るし、何より元気が良くて楽しそうだなぁ、名古屋は

しっかし、まさに春の陽気にすっかりボケてしまったかのように動きの悪いこの試合のレッズ。なんかもう、ここまでダメダメだと腹立たしいというより呆れてしまう…のも通り越して、力無く笑うだけといった感じである。オジェックがどうだとか、どの選手がこうだとか、文句を垂れる気にさえならない。

あえて良かった点を探すとすれば、エジミウソンが前節よりは走っていたこととか、高原の見切り(永井への交代)が早かったこととか、梅崎はなかなか面白そうな選手に見えたこととか、そのくらいだろうか。ま、「相手の良い点を見つけよ」というのは、諸般の自己啓発本に出てくる基本原則であるし←だから何だよ。

それにしても、今の状態ではポンテが戻ろうが誰が復帰しようが、状況は改善しないように見える…と書いてみてふと思ったのだが、もしかしてオジェック、ポンテが復帰するまでの期間を、選手見極めのために使うつもりじゃあるまいか。そう、ポンテが戻った時に、その時点でベストの布陣を組むためのテスト期間が「6週間」発言の真意に違いない。ってゆーか、そうであってくれ(祈)

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vs.Fマリノス(2008シーズン開幕戦)~啓蟄サッカー

レッズ 0-1 Fマリノス(TBS、録画)

ついにというかようやくというか、とにかくやって来た開幕戦。高原、エジミウソンの強力(たぶん)FWがそろい踏みした一方で、ポンテはいまだ療養中、復帰したアレックスがいきなり怪我と、メンバーが揃ったんだか足りないんだか良く分からない状態で、とにかく開幕である。

…なにこれ、昨シーズン最終戦の再放送ですか?

モチベーションもコンディションも、明らかにFマリノスのほうが上だったように見えはしたが、それ以上にレッズ側に昨季からの上積みというか、「新しさ」とか「期待」を感じさせるものが皆無だったのが悲しい。FWには力がある「はず」だから、とりあえずポンテが戻ってくるまでは個人技ベースで頑張ってちょ、というのが当面の戦略ってことだろうか。

なんにせよ、スロースターター振りは健在。土の中から頭を出したら、カモメにいきなりつつかれたってところでしょうか。こいつはしばらく苦労が続きそうである。

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「アメリカン・ギャングスター」

アメリカン・ギャングスター」(3月7日、日劇PLEX)

リドリー・スコットとラッセル・クロウの組み合わせといえば「グラディエーター」だから、こちらの「アメリカン・ギャングスター」も見ておこうとお出かけ。

そのラッセル・クロウのお相手はデンゼル・ワシントン。方やマフィアのボスで、方やそのボスを追い詰める刑事なわけだが、雑誌やネットで映画の紹介文を目にするまでは、どっちがどっちの役をやるのか、正直見当がつかなかった(汗)

でまあ、結局のところデンゼル・ワシントンが冷酷なマフィアのボス役なわけだが、いやー、これは無理だ、いくらなんでも。演技は「悪辣、冷酷」でも、どうしたって「善人オーラ」がしみ出してきちゃうものね。いや、まあキャスティングの気持ちは分かるんである。劇中で描かれているのは、紛れもなく黒人の地位向上のための闘いだからだ。この映画では、その舞台がアメリカの裏社会だというだけだ。

劇中、デンゼル・ワシントンを追い詰めたラッセル・クロウが語っている。「イタリアン・マフィアの連中が何故お前を恐れたか分かるか。お前に「進歩」を見たからだ」

とまあ、そんなテーマを(勝手に)読み取るのはともかく、映画としてはいささか凡庸である。知っててやってるんだろうとは思うが、従前のマフィア映画からの引用めいたシーンも多いし、やはり少々オリジナリティに欠ける感は否めない。脚本も演出も、あれこれ考えすぎてしまったような気がする。残念賞(★★★)

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「七蔵」にて春を味わう

展示会に行く前に、新橋で昼食をとったのだが、都内での昼メシ屋探しの参考にしている「さとなお」氏の情報を元に、「七蔵」という店に行ってみた。

さとなお氏の紹介記事にある通り、カフェテリア方式というか、社員食堂的な流れに乗って、「まず注文して支払い」、「お盆を持って列に並び」、「注文内容の品々を乗せてもらい」、「指示に従って空席に案内してもらう」という手順で着席。味気ないといえば味気ないが、このやり方にしては人手が多いため、実際にはお盆を運んでくれたりして、サービス的には決して悪くない。

今回はうどんにまぐろ丼の小セット、1,000円也を注文。ざるに盛った稲庭うどんを熱い汁につけて食べるスタイルなんだが、このつけ汁の薬味が季節によって変わるのがウリらしい。で、今の時期の薬味はさとなお氏絶賛の「ふきのとう」。

最初のひと口はちょっと濃いめの味に感じるのだが、食べすすめるうちにほどよく味が薄まってくる。お椀の中にはふきのとうの香りが広がり、口中にはかすかなほろ苦さが残るという、なかなかの逸品である。テーブルにお湯(そば湯じゃなくてうどん湯?)のポットが置いてあって、最後につけ汁を薄めて飲めるのだが、これが実にうまかった。一緒に頼んだまぐろ丼は、ネギトロ風の刺身に卵黄(うずらじゃないよ)がでんと一個乗っていて、結構食べ応えがある。これで1,000円はまずまずリーズナブルと言えよう。

新橋にいてそれほど時間が無いときに、ささっと美味しい昼食をとろうと思ったら、真っ先に候補に挙げたい店である。

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セグウェイ発見!

セグウェイ発見!
見学に来た展示会場にてセグウェイを発見! 恥ずかしながら、人生初の生セグウェイとの出会いであった。残念ながら体験乗車は無し。うー、乗ってみてー(涎)

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