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「花山椒」で忘年会(え?)

日本一早い忘年会をやった…わけではもちろんなくて、2007年暮れの忘年会のことである。

新橋方面に勤務する友人達と忘年会をやることになったのだが、少人数(僕を含めて三名)だったし、たまには腰を据えて美味いもんでも食べることで合意。メンバーのO女史ご推薦のパークホテル東京(汐留)「花山椒」に出かけることになった。

このお店、ご存知の方もおられるかとは思うが、先頃出版され話題になった「日本版ミシュラン」にて、星一つを獲得したとのこと。ミシュランの評価する日本料理というのがどんなもんか、期待満点で乗り込んでみた。

パークホテル東京はビルの25階から上を占めているのだが、ロビーのあるその25階がレストランフロアとなっている。この高さから見下ろす東京の夜景はさすがに素晴らしくて、ロケーションとしては最高の部類だろう。黒を基調とした店内は、ずいぶんとこぢんまりとした印象ではあるが、奥のほうに個室らしきものもあるようで、和食の店としては適度な規模なのかも知れない。

料理だが、基本はコースメニュー。7千円ぐらいからあるのだが、この日はちょっと張り込んで「ミシュラン一つ星獲得記念懐石」という、いささか照れくさいネーミングのコース(12,600円)をオーダー。お店のサイトにそのコース内容が掲載されているが、これは1月版の模様。12月は違う内容だった。

メニューの順番通り、先付けからオードブル(八寸、ていうの?)が供されたが、その箱庭的に精緻な美しさに圧倒される。まさに日本料理は目で楽しむ、といったところ。とはいえ味のほうは、素材の良さと味付けの上品さは良く伝わるものの、「ほっぺたが落ちそう~」的サプライズはさすがに無し。その後、いかにも定番の和食コースといった感じで、お造り(鉄刺…ふぐ刺しですね)、焼き物(鰆、だったような気がする)、白子、ずわい蟹甲羅詰め、鮪トロのミニ握り、等々皿が続き、食事は丸雑炊(すっぽん、だよね)で締め。デザートは果物の盛り合わせだったが、こちらも素材の良質さに感心した。

飲み物だが、特に焼酎のラインアップが充実していたようだが、日本酒のメニューに話題の「十四代」を見つけてしまったのでそちらを注文。聞いてた通り、芳醇かつフルーティーで、日本酒というよりはワインに近い味わいであった。いやあ、いいものを飲ませてもらいました。

そんなこんなでのんびり3時間ほど滞在してしまったが、ロケーション・料理(お酒)・楽しい会話と、実に贅沢かつ充実した忘年会となったのであった。

ところでお店の評価だが、確かにどの料理も繊細で美しく、素材も良質なら調理も上質と、高得点を得るのは疑問の無いところではある。が、しかし。コース12,600円に飲み物とサービス料を加えたら、トータル15,000円から18,000円ぐらいはかかってしまう。この値段自体は相場なのかも知れないが、やはりこれだけ払ったら、このぐらいの料理を食べさせてもらって当然という気がしてしまう。そういう意味では、コストとパフォーマンスの釣り合いは取れているということになるのだが… なんというか、どこかに驚きというか感動みたいなものが感じられたら、相当印象に残ったと思うのだが、そういうのはちょっと欲張り過ぎだろうか?

それはともかく、ミシュランの評価に関係なく、やっぱりたまにはこういう「きちんとした」お店で食事するもんだなー、と思った2007年の暮れであった。明けて2008年、今年も頑張って働いて、また美味しいものを食べに行くとしよう。

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