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vs.トリニダード・トバゴ~オシム・一所懸命・ジャパン

日本 2-0 トリニダード・トバゴ(BS朝日、録画)

野球観戦を早めに切り上げて、家路を急ぎ、帰宅と同時にテレビをつけたら、BS朝日での録画放映が始まるところだった。

スターティング・イレブンのうち6人がレッズ勢で、ついでに山瀬もついこの前までレッズにいたことを考えると、「レッズプラス助っ人」みたいな代表チームである。このメンバーで、最近のレッズみたいなゲームをやらかしたらどうなることか・・・などと心配したのだが、今代表招集から試合までのわずかの時間で、なかなかに完成度の高いチームをオシムは作り上げてしまった。

前半の試合展開は、とにかくスピーディーかつアグレッシブで、見ていてやたらと面白かった。なにより選手達の一所懸命さがいい。オシムに教わった通りに、空いたスペースや「第3の動き」を意図して、ひたすらムダ走りを続ける選手達の姿は、とにかく大変そうではあったが、楽しそうでもあった。特に秀逸だったのはアレックスの2点目で、彼のあんな動きは、レッズでも代表でも見たことがなかった。

前半さすがに飛ばしすぎたのか、後半やや停滞ムードになってしまったのが惜しかったが、闘莉王を中心とした守備はほぼ鉄壁。啓太も相変わらずの献身的な働きぶりで、これならしばらくは代表定着できそうに思う。

「(全員が)常に考えて走るサッカー」は、確かに魅力的だ。しかし、このサッカーでは、誰か一人でもサボったり「知性が足りな」かったりする(by オシム)と、すぐに破綻しかねない。パズルのピースに相応しくないと判断された選手は、すぐに振り落とされるだろう。知名度や所属クラブのネームバリュー(国内外問わず)に全く依存しない、まさに実力本位の選手選考。選手達にとっては、壮絶なサバイバルレースが始まった。

知性と言えば、恐らくは最も知性に欠ける存在のマスコミ、特にテレビとタブロイド各紙は、オシム万歳を叫びつつ、揚げ足取りのネタを探していることだろう。オシムとマスコミとの戦いも、既に始まっている。

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受信: 2006.08.11 01:56

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