岩城宏之の思い出
岩城宏之が亡くなった。
岩城宏之の実演には、一度だけ接している。かれこれン十年前、僕が中学生だった頃のことだ。
細かいことは忘れてしまったが、青少年向けの土曜日のマチネだったように記憶している。演奏されたのは、モーツァルトの「ハフナー」交響曲と、ストラヴィンスキー「春の祭典」。(あともう一曲あったような気がするのだが、思い出せない)
「ハフナー」も良かったが、圧巻は「春の祭典」だった。実演で「ハルサイ」に接するのは、もちろん初めてだったのだが、それを差し引いても、大きな動作でオーケストラを自在に操る指揮者の背中は、今でも強烈な記憶として残っている。
僕をそのコンサートに連れて行ってくれたクラヲタの友人が、開演前には「N響は時々手を抜くからなぁ」などと訳知り顔で言っていたのに、終演後は「今日のはまあまあだった」とのたまっていたことも、これを書いていて思い出した。
その後は結局、一度も岩城宏之の実演には行かずじまいだった。ヨーコさん@LA DOLCE VITAが書いている通り、「会いたい人にはすぐ会わなくてはだめ」なのだ。見るべきもの、触れるべきこと、知るべきことはあまりにも多く、そして人生は短い。
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コメント
TBありがとうございます。また泣けてきました・・・。
投稿 ヨーコ | 2006.06.15 09:57
>ヨーコさん
一度でも実演などに接してたりすると、より感慨深いものがありますよね。合掌、であります。
投稿 yuji | 2006.06.15 22:48