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イングランド vs. トリニダード・トバゴ~采配の妙

イングランド 1-0 トリニダード・トバゴ(NHK-BS、録画)

前のスウェーデン戦に続いて、このイングランド戦でも、トリニダード・トバゴが素晴らしいディフェンスを見せ続けた。ハーフライン過ぎぐらいまでは攻めさせものの、そこから動いたボールを、局面ごとにしっかりと潰しにかかる。ベッカムからのクロスがやや正確さを欠いたこともあるが、それでも自陣PA内でのねばり強い守備は特筆ものだった。

イングランドのほうは、いくら攻めてもゴールが奪えないので、後半に入るとかなり焦っただろう。何度もクロスを放り込み、ドリブル突破を図り、更にはミドルを撃つものの、どこまでもゴールは遠い。時折、トリニダード・トバゴの鋭いカウンターが出たりして、引き分けどころかもしかして・・・みたいな雰囲気まで漂ってきた。

戦況を変えたのはレノンの投入による、ベッカムのポジションチェンジ。レノンを右サイドの前に置いて押し込ませることで、その後ろのベッカムがほぼノープレッシャーでクロスを送り込めるようになり、そこから最後はクラウチがようやく高さを生かして先制。その後、さすがにトリニダード・トバゴがやや気落ちしたところへ、ジェラードがそれまでの鬱憤を晴らすかのようなミドルを決めて、2-0でホイッスルとなった。

的確な選手交代と、明確な意図のもとでのポジションチェンジがもたらした先制点。こういうのをこそ「采配の妙」と呼ぶべきなのだろうと、しみじみ納得したのであった。

*********

この試合の主審は上川さん。若干カードが多かったような気もするが、特に判定で揉めることもなく、無難な試合運営だったように見えた。何人かトンデモな主審も散見される中、堅実なレフェリングはそれなりに評価されているのでは。是非とも決勝トーナメント進出を果たして欲しい。

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