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ディーリアスを聴く~霞か雲か

Delius

今年に入ってから未聴CDが積み上がってしまったので、少しずつ消化している。で、このところ聴いているのがディーリアス:管弦楽曲集(バルビローリ)である。

いいなぁ、ディーリアス。夏が好きだったらしく、夏にちなんだ曲が多い(「夏の庭にて」「夏の歌」etc)のだが、聴いている限りでは、むしろ春のうすらぼんやりとした風情が良く似合う。良く言われるように、まるでターナーの絵のように、春霞たなびく景色の向こうに、うっすらと何かの形が見えるような音楽だ。

基本的に明るい曲想で、ゆったりと流れる調べは美しいのだが、どの曲にも微かな苦さと哀しみがつきまとう。「癒し」の音楽などでは、決して無い。きっと、聴き手が年齢と経験を重ねる毎に、彼の音楽の聞こえ方も変わってくるのだろうという気がする。

早朝、あるいは夕刻に、豊かな自然の中で聴いてみたい。

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ディーリアスでもう一枚、デュ・プレの弾いたチェロ協奏曲のCDも聴いてみた。普段はエルガーのほうばかり聴いてしまうのだが、改めてディーリアスのほうを聴くと、これはこれで素晴らしい。とても良い一枚だ。

エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲集

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