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株のことなど

生まれて初めて株を買ったのは、もう10年以上前のことだ。既にバブル景気は崩壊していたが、それでも株式市場は、上昇と下降を繰り返していた。キャリアが長いわりには、大した利益も損失も無く、まあ、定期預金よりはマシかな、という程度のパフォーマンスである。

今までに、いろいろと参考書みたいな本を読んできたが、僕の投資スタンス(というほど立派なものではないが)を決定づけたのは、「ピーター・リンチの株で勝つ」(ダイヤモンド社、現在絶版)だった。この本から学んだことは、「Buy and Hold」と「(業務内容を)知らない会社の株は買わない」の二つである。

しかし、そんな牧歌的な投資法は時代遅れとばかり、書店に並ぶ雑誌や書籍は、みんなデイトレード的短期売買を奨励しているし、挙げ句の果ては、信用取引までが、当たり前の投資手法として紹介されている。「株で勝つ」のような良書が絶版で、投資ではなく投機を礼賛する本ばかりが並んでいる現状は、あまり健康ではないように思う。

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今回のライブドア騒動について、巡回しているblogでいくつもためになる記事を読むことができた。中でも、「投資家と大衆社会」(内田樹の研究室)と、「Deep KISS第40号「価値と価格」」(板倉雄一郎事務所)は、それぞれ全く違った観点から、この騒動が象徴していることを示唆してくれていると思う。素晴らしい。

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購読しているJMMメルマガの1月2日号に、村上龍が友人から聞いたとして、こんな言葉を紹介している。

道徳無き経済は犯罪であり、経済無き道徳は寝言である

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