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ストラヴィンスキーを聴く:「ペトルーシュカ」

とりあえず「ペトルーシュカ」から。

・ブーレーズ、ニューヨーク・フィル
(現在入手できるのは、「春の祭典」とのカップリングでのこれかな?)
恐らくは「ブーレーズ」という名前によって、いろんな先入観を持ってしまうゆえだとは思うが、やはりものすごく分析的なアプローチに聞こえる。なんというか、アカデミックな(でも、やたらと面白い)講義かなんかを、ずーっと聞かされてるような気がしてくるから不思議だ。でも、それでいて鳴ってる音楽はやたらとエキサイティング。やっぱいいですね、永遠のスタンダードである。

・メータ、ニューヨーク・フィル
これは実家にあったCBSソニーの「クラシック大全集」みたいなシリーズの一枚。同じ録音って、今では単品では手に入らないんだろうか? Amazon探しても、それらしいCDが見あたらない。

さて、肝心の演奏のほうだが、おお、なんと豊かで分厚いサウンドであることか。メータの指揮も見事で、とにかくこの曲を「面白く」聴かせようという意図がはっきり。各楽器のソロも巧いし、なかなか聴き応えのある録音である。ただ、全体の出来としては無難といったところで、印象そのものはやや薄いかもしれない。

・デュトワ、ロンドン交響楽団
DGの「PANORAMAシリーズ」の一枚、「ストラヴィンスキー:作品集」に収録。単品CDは、見つからなかった。

これはとってもチャーミング! 典雅にして軽快、どこも爽やかな明るさに満ちている感じがする。デュトワらしい色彩感豊かな演奏なので、てっきりモントリオール交響楽団かと思ったら、なんとロンドン交響楽団であった。うーん、やはり指揮者の個性は、オケを選ばないものなんだろうか。

以上、今回聴き比べた三種は、それぞれに面白かった。ただ、どれか一つを手元に置くとしたら、やっぱりブーレーズを選んでしまいそうな気がする。派手さや面白さはにはやや欠けるが、繰り返して聴くのに耐えるだけの中味があるように思う。

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番外編として、ポリーニの「ペトルーシュカ」からの3楽章も聴き直してみた。いや、これはもうマイッタのひと言。なんかとっても楽しそうに軽々と弾いてるのだが、良く聴くと恐ろしい難曲である。何度聴いてもびっくりの爆演なり。

しかし、この曲をコンクールの本選最後の曲に選ぶとは、ハリセンもいい度胸をしている(「のだめ」参照) あ、「きょうの料理」のフレーズは出てきません、念のため。

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それにしても「ペトルーシュカ」は面白い。この曲で浅田真央が滑ったら、四回転を三連続ぐらい決めてくれそうな気がする←無理です

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