« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

2006年1月

ストラヴィンスキーを聴く:「火の鳥」

「火の鳥」は、以下三種を聴き比べ。

・「火の鳥 1910年原典版全曲」(ブーレーズ、NYP)
単品のCDだとこれかな?

ブーレーズ曰くところの、「ベルリオーズに比肩しうる、管弦楽法の巧みさ」が最も良く現れているのが、この原典版全曲ということになるらしい。確かに組曲にはない魅力的な響きやフレーズがあって、聴いていてとても楽しめはするのだが、やはり全曲、切れ目無しの45分となると、「長いなぁ」という感じがする。

・「火の鳥 1910年版組曲」(ブーレーズ、BBC)
どうやらあまり演奏機会の無い、珍しい版のようなのだが、CDのほうも、この録音を収めたものが見当たらない。(海外盤は未チェック)

全曲版より編成が小さいためか、全体的に筋肉質の締まった響き。指揮のタッチもちょっとクールだが、それでいて演奏自体は結構熱いという、ブーレーズならではの音楽になっている。組曲としてのまとまりも良く考えられていて、あっという間に聴き終えてしまう感じ。

・「火の鳥 1919年版組曲」(マゼール、ベルリン放響)
以前買った作品集収録のもの。

マゼールなんで、どんな演奏なのか興味深かったのだが、これは意外と端正というか、おとなしめの演奏。旋律は良く歌うし、ボリュームもあるのだが、与えられた枠組みを逸脱しないあたりが、この指揮者の安定感でもあり、同時に物足りなさでもあるのだろう。まあ、演奏自体はとてもいいのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「芥川龍之介全集1」

芥川龍之介全集〈1〉

(通常リンクを貼るbk1が、何故かリンク作成プログラムが不調なので、今回はamazonでリンク貼っておいた)

昨年、同じちくま文庫版の漱石全集を読み終えたので、今年から芥川龍之介の全集に取りかかることにした。ちくま文庫版で、全6巻である。その第1巻だが、「羅生門」「鼻」といった有名作品を含む、全24編が収録されている。

有名作品はもちろんのこと、習作めいた小品(必ずしもデキは良くない)にしても、それぞれに面白く読めた。しかし、今までは芥川の短編というと、なんとなく切れ味の鋭さみたいな印象を強く持っていたのだが、実は案外そうでもなくて、各作品の幕切れなんかは、なんとも曖昧模糊としていて、むしろ鈍刀でぶつりと終わらせたような味わいである。

この、オチがあるようなないような、なんともあやふやな感じのせいで、読者はそれぞれの物語の意味を考えざるを得ないわけで、そんな読後の「引っかかり」みたいなものが、彼の作品を一段と印象深くしているのかもしれない。

どの作品も面白かったが、今回特に印象に残ったのは「偸盗」で、これは文庫版にして約90ページの中編。いわゆる「王朝もの」に分類されるのだろうが、描かれる世界はとんでもなくインモラルでダーク。なんか、馳星周の小説世界みたいである。

*********

これから、月に1巻ずつぐらいのペースで読んでいきたいと思っているが、さて、どうなることか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「第15回ショパン国際コンクール~入賞者によるコンサート」in 長野

ひょんなことからチケットが転がり込んできたので、思い切って長野まで出かけてきた。

第15回コンクールの3位入賞者である山本貴志君は、長野出身ということで、この日の会場はほぼ満員。もっとも、そのせいかどうか会場周辺の道路が渋滞しており、開演時間にもまだ観客が入場してくるような状態だった。(僕自身も、開演5分前に滑り込みセーフ)

会場に到着すると、入り口に張り紙がしてあり、今回演奏者の一人、コンクール1位のラファウ・ブレハッチ(ポーランド)が急病のため出演できず、代わりに同6位のカ・リン・コリーン・リー(中国/香港)が出演。それに伴いプログラムも若干変更され、もともと後半のコンチェルトだけに登場予定だった山本君が、前半にソロで一曲だけ弾くことになった。なお、曲目はオール・ショパンである。

まず最初にコリーン・リーが登場。曲目は:
・プレリュード第17番
・プレリュード第18番
・幻想曲
の三曲。

上にも書いたが、当日の交通事情のため、開演時間ぎりぎりに到着したお客さんが多く、彼女の弾き始めには、まだ場内が落ち着いてない雰囲気だったので、少々気の毒だった。三曲弾き終わってから、一曲アンコールを弾いた(曲目分からず)のだが、その途中に会場で携帯の着信ベルが鳴ったりしたのも不運。

演奏自体は、音がきれいでとても良かった。テクニックもあるし、強奏部も濁らない。強いていえば、やや線が細く、全体の構成感みたいなものが物足りなかったかも。でも、決して悪くなかった。

続いて、大喝采の中、地元出身・山本貴志君の登場。22歳のはずだが、なんだかとってもかわいらしい雰囲気で、どことなくフィギュアスケートの織田信成を思わせる(笑) ここで弾いたのは「舟歌 作品60」だけだったが、最初の一音から集中力が高く、一気に引き込まれた。

演奏中、時に鍵盤に顔を埋めるほどに近づけたり、天をふり仰いだまま弾いたり、身振りの大きさが目に付く。しかし、聞こえてくる音は、どこまでも繊細で美しい。音のきれいさという点では、当夜の三人中、最高だろう。難点を挙げるとすれば、ややボリュームに欠ける点か。

三人目は、同3位のイム・ドンミン(韓国)。曲目は以下の三曲:
・バラード第3番
・ノクターン第13番
・ワルツ第4番

彼はうまかった! ダイナミックスの広さ、テクニックの正確さ、構成感の見事さ。それぞれのバランスが素晴らしく、上位入賞もなるほどと思わせる。山本君と違って、ほとんどアクションのない端正なたたずまいが、また彼の演奏と良くマッチしている。とはいえ、目立つ特徴が見当たらないというのは、ちょっと物足りないところかも。

ここまでで前半終了。後半はオーケストラ(ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)が登場し、アントニ・ヴィット(知らない)指揮のもと、まずはオケご紹介の「フィガロの結婚序曲」。なんか楽団員の平均年齢が高い感じで、演奏も早めのテンポの割には落ち着き感満点(笑)

で、山本君が再び登場し、この日の目玉のコンチェルト第1番。この曲、恥ずかしながら実演では初めてであるが、うーん、こんな曲だったのかー。山本君の演奏は素晴らしく、特に2楽章の美しさには感心。あまりの美しさに、ちょっと意識を失いかけたのはナイショだ(汗) あと、指揮者とオケも、「伴奏慣れ」してる感じで、上品にピアノを盛り立てていて、とってもオトナであった。

コンチェルトが終わって拍手喝采の後、ソロでアンコールを二曲。最初に「練習曲作品10-4」を快速(つーか超速)でぶっ飛ばして、その次は・・・知らない曲だった(笑)が、なんともお洒落に締めくくっておしまい。満場の暖かい拍手が、いつまでも続いたのであった。

*********

前半のソロで三人を聴き比べた格好になったわけだが、同じピアノを使っているのに、三人とも音が違うのには改めて感心。それぞれに個性があって面白かったが、弾かされるほうは、なかなかに複雑な心境なんだろうな。

考えてみれば、久しぶりのコンサートだったので、大いに楽しめた。これを機に、またコンサートに通ってみたいものだ。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

ストラヴィンスキーを聴く:「ペトルーシュカ」

とりあえず「ペトルーシュカ」から。

・ブーレーズ、ニューヨーク・フィル
(現在入手できるのは、「春の祭典」とのカップリングでのこれかな?)
恐らくは「ブーレーズ」という名前によって、いろんな先入観を持ってしまうゆえだとは思うが、やはりものすごく分析的なアプローチに聞こえる。なんというか、アカデミックな(でも、やたらと面白い)講義かなんかを、ずーっと聞かされてるような気がしてくるから不思議だ。でも、それでいて鳴ってる音楽はやたらとエキサイティング。やっぱいいですね、永遠のスタンダードである。

・メータ、ニューヨーク・フィル
これは実家にあったCBSソニーの「クラシック大全集」みたいなシリーズの一枚。同じ録音って、今では単品では手に入らないんだろうか? Amazon探しても、それらしいCDが見あたらない。

さて、肝心の演奏のほうだが、おお、なんと豊かで分厚いサウンドであることか。メータの指揮も見事で、とにかくこの曲を「面白く」聴かせようという意図がはっきり。各楽器のソロも巧いし、なかなか聴き応えのある録音である。ただ、全体の出来としては無難といったところで、印象そのものはやや薄いかもしれない。

・デュトワ、ロンドン交響楽団
DGの「PANORAMAシリーズ」の一枚、「ストラヴィンスキー:作品集」に収録。単品CDは、見つからなかった。

これはとってもチャーミング! 典雅にして軽快、どこも爽やかな明るさに満ちている感じがする。デュトワらしい色彩感豊かな演奏なので、てっきりモントリオール交響楽団かと思ったら、なんとロンドン交響楽団であった。うーん、やはり指揮者の個性は、オケを選ばないものなんだろうか。

以上、今回聴き比べた三種は、それぞれに面白かった。ただ、どれか一つを手元に置くとしたら、やっぱりブーレーズを選んでしまいそうな気がする。派手さや面白さはにはやや欠けるが、繰り返して聴くのに耐えるだけの中味があるように思う。

*********

番外編として、ポリーニの「ペトルーシュカ」からの3楽章も聴き直してみた。いや、これはもうマイッタのひと言。なんかとっても楽しそうに軽々と弾いてるのだが、良く聴くと恐ろしい難曲である。何度聴いてもびっくりの爆演なり。

しかし、この曲をコンクールの本選最後の曲に選ぶとは、ハリセンもいい度胸をしている(「のだめ」参照) あ、「きょうの料理」のフレーズは出てきません、念のため。

*********

それにしても「ペトルーシュカ」は面白い。この曲で浅田真央が滑ったら、四回転を三連続ぐらい決めてくれそうな気がする←無理です

| | コメント (0) | トラックバック (0)

インフルエンザ襲来

我が家にインフルエンザがやって来た。

先週の日曜、上の子が発熱してダウン。翌日、近所の医院で看てもらったところ、インフルエンザとの診断で、その週は自宅謹慎。案の定、その週の金曜日に、今度は下の子が発熱。その日のうちに医者に行ったところ、やはりインフルエンザとのこと。

大人はどうなるかと心配していたら、昨夜から家内が体調不良を訴え出す。熱がそれほど上がらないのだが、節々が痛くてたまらないというので、本日医者へ行ったところ、あっさりとインフルエンザの診断。これにてついに、4人家族のうち3人がインフルエンザ罹患という状況になった。(もっとも、子ども達は既に元気になっているのだが)

残るは僕一人なのだが、現在のところ、少々喉を痛めている程度で、熱も無ければ体の不調も無い。果たしてこのまま逃げ切れるだろうか? まあ、経験則から言うと、家族で最後に、一番ひどい症状で倒れそうなパターンではあるのだが(汗)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ストラヴィンスキーを聴く:ブーレーズ

スクリャービンを適当に切り上げてから、今度はストラヴィンスキーを聴いている。

ずいぶん昔に買った、ブーレーズの3枚組CD(CBS SONY)が自分にとってのスタンダードなので、今回もまずはこれらを聴き直してみた。いやー、面白いっすね、ストラヴィンスキー♪ 三大バレエ音楽なんか、何度聴いても楽しめちゃう。

しかし、今まではどうしても「ハルサイ」に耳を奪われることが多かったのだが、今回聴き直してみたら、「ペトルーシュカ」の面白さに唖然。そうかー、こんな音楽だったのかー、って感じ。それと「プルチネルラ」も、久しぶりにじっくり聴いたら、やたらと新鮮だった。同じ曲でも、時間をおいて聴くと、やはり聞こえ方が違うのだな。

ところで、このブーレーズの3枚組だが、かつて「ブレーズの芸術」というシリーズで出ていたもの。当然ながら当該品は既に廃盤なのだが、再発もこのセットではないようなので、参考までに曲のデータを列記しておく。

・CD1:「火の鳥」(1910年原典版全曲)、ニューヨーク・フィル
・CD2:「ペトルーシュカ」(1911年原典版全曲)、ニューヨーク・フィル
    「春の祭典」、クリーブランド管弦楽団
・CD3:「火の鳥」(1910年版組曲)、BBC交響楽団
    「プルチネルラ」、「幻想的スケルツォ」、「木管楽器のための交響曲」、ニューヨーク・フィル

これらを基準に、少しだけど聴き比べをしてみようと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

株のことなど

生まれて初めて株を買ったのは、もう10年以上前のことだ。既にバブル景気は崩壊していたが、それでも株式市場は、上昇と下降を繰り返していた。キャリアが長いわりには、大した利益も損失も無く、まあ、定期預金よりはマシかな、という程度のパフォーマンスである。

今までに、いろいろと参考書みたいな本を読んできたが、僕の投資スタンス(というほど立派なものではないが)を決定づけたのは、「ピーター・リンチの株で勝つ」(ダイヤモンド社、現在絶版)だった。この本から学んだことは、「Buy and Hold」と「(業務内容を)知らない会社の株は買わない」の二つである。

しかし、そんな牧歌的な投資法は時代遅れとばかり、書店に並ぶ雑誌や書籍は、みんなデイトレード的短期売買を奨励しているし、挙げ句の果ては、信用取引までが、当たり前の投資手法として紹介されている。「株で勝つ」のような良書が絶版で、投資ではなく投機を礼賛する本ばかりが並んでいる現状は、あまり健康ではないように思う。

*********

今回のライブドア騒動について、巡回しているblogでいくつもためになる記事を読むことができた。中でも、「投資家と大衆社会」(内田樹の研究室)と、「Deep KISS第40号「価値と価格」」(板倉雄一郎事務所)は、それぞれ全く違った観点から、この騒動が象徴していることを示唆してくれていると思う。素晴らしい。

*********

購読しているJMMメルマガの1月2日号に、村上龍が友人から聞いたとして、こんな言葉を紹介している。

道徳無き経済は犯罪であり、経済無き道徳は寝言である

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CDオトナ買い

いやー、久々に買っちまったぜ。BOXものも含め、CD総数18枚。これぞオトナ買い・・・といばりたいところだが、実はなんのことはない、最近流行りの激安BOXを買ったのであった。

そのBOXとは、巷で話題の「ミケランジェリ/10枚組BOX」で、お値段なんと1,490円(HMV池袋店にて、以下同じ)である。一枚あたり149円ですよ、ええ。

とりあえず一枚だけ、ショパンのを聴いてみたが、うーむ、これ非正規録音もいいとこじゃね?って感じである。なんせマイクのすぐそばで咳払いが聞こえるし(笑)  でも、演奏はやたらと立派で、これだったら、たとえミケランジェリが「なんちゃって」でも許してあげる。なんせ一枚149円だから。

もう一つ買ったBOXセットは、Virgin Classicsの4CD BOXシリーズから、「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ、無伴奏チェロ組曲」(リンク先はAmazon)で、値段は1,990円と、なんとなく安心価格である。このBOX、ジャケットというかカバーがちょっとお洒落な感じで、それにひかれて買ってしまった。

一緒に買った、その他のCD。
大澤寿人:ピアノ協奏曲第3番、他」(セール対象品につき790円)
スカルラッティ:ピアノソナタ集」(チッコリーニ、定価1,300円)
ストラヴィンスキー:作品集」(2枚組、セール対象品につき1,350円)
「ジョン・ウィリアムズ/バッハ:ギター組曲(無伴奏チェロ組曲)、他」(輸入盤、790円)

総額は足し算してもらうとして、安いことには変わりない。ってわけで、枚数はともかく、金額的にはそれほどオトナな買い物ではなかったような。

しかし、いっぺんにこんなに買って、いったいいつ聴くんだろう? 全部聴けないほうに、1,000フラン(←ユーロだよ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラジカセを買った

Panasonic パーソナルMDシステム シルバー RX-MDX85-S

ラジカセを買った・・・と言っても、自分用ではなくて、僕の母親用である。今まで使っていたCDラジカセのCD部分が、どうやら寿命でイカレてしまったとのこと。

今回のリクエストは、MDも聴けること。知り合いが母に聴かせようと、手持ちのCDを何枚かのMDにダビングしてくれたらしく、それらを聴きたいんだそうだ。しかし、普通は相手がMD聴ける環境かどうか、あらかじめ確かめるもんじゃないかと思うのだが、そういうことは双方共に疑問に思わないらしい。恐るべき世代である(汗)

で、探しましたよ、はい。MDとCDとカセットとラジオの聴ける「ラジカセ」を。今回購入したPanasonic以下、SharpやVictorあたりに数機種ずつ、オールインワンタイプを発見。機能的にはそれぞれ個性があるようなのだが、値段の手頃さと共に、とにかく操作が易しそうなのものを探して、RX-MDX85に決定。

某大手家電量販店で購入したのだが、同系列の別の店で下見した時より、店頭表示価格が高かったので、その旨を伝えたら、あっさり値引いてくれた。以前買ったHDDレコーダーの時もそうだったが、大型量販店でも、案外値段交渉には応じてくれるものである。

早速母のところへ持っていってセットアップ。ボタンも大きいし、表示もまあまあ見やすいので、どうやら操作は大丈夫そうである。リモコンも付いてたのだが、こちらを使うことは、まずあるまい(笑)

今回、あれこれ探してみて思ったのだが、どの製品もボタンは小さいし、表記は英語だし、全然高齢者フレンドリーではない。本製品のようなオールインワンタイプのラジカセ(ミニコンは不可)が、更に見やすく使いやすくなれば、そこそこのヒットになりそうな気がするのだが、どうだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ベルカ、吼えないのか?」~イヌ年に読めっ

ヨーコさん@LA DOLCE VITA絶賛の本作を、ようやく読むことができた。

それにしても、すげー。感嘆、驚嘆、こんな小説を読んだのは初めてだ。とにかくまず文章、というか文体が強烈だ。たたみかけるような、叩きつけるような文体。極度に感傷を排した、虚無的とさえ言えそうな語り口。文章自体はまるで違うが、なんとなくアゴタ・クリストフの「悪童日記」を思い出した。

ストーリーも魅力的だ。なんたって物語の始まりがキスカ島ですよ!? キスカ、アリューシャン列島、奇跡の脱出の島。そこにいた4頭の軍用犬から語り起こされる物語は、まさに現代史・イヌ版であり、壮烈な叙事詩でもある。作中に「イヌ紀元ゼロ年」とか出てくるんだが、これが何の年かは、読んでみてのお楽しみ。この「紀元ゼロ年」のある瞬間に、イヌたちが蒼穹を見上げるシーンは感動的だった。

登場するイヌたちはもちろん、ヒトたちもそれぞれにカッコイイ。いや、個人的には、あんまり関わり合いになりたくないけど(汗)  骨太な小説をご所望な方に、僕からも力強くお薦めである。うぉん。

*********

タイトルに「イヌ年に読め」とか書いたけど、実はそういう安易な発想からは、最も遠いところに位置する小説ですんで、ご承知おきを。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

「あの子を探して」

あの子を探して

チャン・イーモウ監督(録り溜め消化シリーズ、NHK-BS)

※今回はかなりネタバレになってしまったので、未見の方はご注意を。
 
 
 
いろんな意味で切ない映画だった。田舎の学校にはお金が無く、チョークさえ節約して使っている。そこへやってくるミンジは、わずか13歳の少女だし、報酬の50元欲しさに、恐らくは小学校修了程度の学力だけを頼りに、代用教員に志願したのだろう。当然ながら、まともな授業などできる能力も無く、その意欲さえない。

そのミンジが、教師に言われた「一人でも生徒を減らしたら報酬は無し」との脅しを真に受け、家庭の事情で街へ出稼ぎに出された生徒・ホエクーを、探し出して連れ戻そうとする物語。

街へ行くためのバス代さえ無いミンジは、生徒達とあれこれ費用の工面をするのだが、このへんのエピソードは、微笑ましいを通り越して、少々不快なほどである。また、なんとか街に辿り着いたミンジの、ホエクー探しの一連の行動も、見ているこちらがイライラするほど不器用だ。

結局のところ、物語は少々おとぎ話的な展開を見せて、ハッピーエンドと言っていい結末に落ち着くのだが、これをハートウォーミングなヒューマンドラマと片づけてはいけない。ここにあるのは、貧困と無知にさらされた、紛れもない現代中国の一断面である。

いささか見当違いな労苦を重ねたミンジだが、それでも試練は人間を成長させる。終盤、ある経緯から手に入れた色とりどりのチョークを手に、生徒皆がそれぞれ一字ずつ黒板に書くシーンには、胸を打たれた。にこやかにそれを見守るミンジの顔は、まさに教師のそれだった。

しみじみとした味わいの、しかしあれこれ考えさせられる「苦さ」のある秀作である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年末年始はベトベン&「のだめ」14巻ゲット

Beethoven: Symphonies Nos. 1-9; Overtures

年末年始は、暮れに買ったノリントンのベートーヴェン/交響曲全集を、あれこれとつまみ聴きしていた。(前も書いたが、リンク貼ったamazonでは同セットは4,500円前後、HMVの店頭だと、2,600円前後のようだ)

ノリントン=ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ、実は初めて聴いたのだが、いやー、面白いっすね。どの曲を聴いても、どきどきはらはら。古楽器を使っているにもかかわらず、演奏自体は前向きというか、ある種の「未来志向」に満ちているように聞こえて、実に爽やかだ。うう、今までコイツを知らずにいたとは、なんたる不覚。

しかし、こういう異種演奏の楽しさを知ってしまうと、同じ曲でも、何枚もCD買っちゃったりするんだろうなー。やな予感(汗)

*********

1月13日、待望の「のだめ」14巻発売。

さっそく買って読んだが、今回もなかなかに面白い。舞台がパリになってしまったので、かつてのキャラクター達が出てこないのは寂しいが、まあ仕方ないか。できれば他のキャラクターで、「外伝」を描いてくれたりするとウレシイのだが。

そうそう、次の15巻は、6月中旬頃発売なんだそうだが、今からもう限定版の予約を受け付けるそうな。ちなみに限定版の特典は、「マングースぬいぐるみ(ピアニカ付き)」である。う、ちょっと欲しいかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今週の豆:山本農園ブラジルミナス

三連休中、久しぶりに豊園茶舗にて豆を購入。

今回は、こちらのお店でいつもお薦め品になっている、「山本農園ブラジルミナス」を選んでみた(こちらの豆メニュー参照) 200gで500円と、相変わらずの良心価格である。

飲んでみたところ、苦みが柔らかいうえに飲み口が軽くて、とにかく飲みやすい。クセが無い分、やや印象に残りにくい味ではあるが、入門用というか、オーソドックスな味わいが安心できる豆である。

週末の夕方であったが、僕の他に二組のお客が、あれこれ相談しながら豆を選んでいた。なんとはなしに、心温まる店内の雰囲気がそこにあった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「東京奇譚集」

東京奇譚集
村上 春樹著

ありそうな、なさそうな、奇妙な話が集まった「奇譚集」。作品系列としては、「回転木馬のデッドヒート」に連なるものになるだろうか。

こういう短編での村上春樹の文章は、本当に上手いなあ、と思う。ドライ&クールにしてスタイリッシュ、あるいは「キザ」(笑)

どの作品も面白く読めたが、特に気に入ったのは、本書のための書き下ろし「品川猿」。なんとも人を喰った題名ではあるが、描かれる事件とその背景には、「ねじまき鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」の残滓みたいなものを感じる。恐らくは近い将来、またもやスーパーヘビーな長編が書かれるような気がする。

村上春樹らしい世界に、村上春樹らしい文章。ファンなら安心して読める(笑)  とりあえず、お薦め。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「小説家を見つけたら」

小説家を見つけたら

ガス・ヴァン・サント監督(録り溜め消化シリーズ、NHK-BS)

ニューヨーク(ブロンクス)のスラム街出身ながら、バスケットと文芸に特異な才能を持つ少年と、デビュー作に最高の賛辞を受けながら、以後文壇を去って、隠遁生活を送る老作家・フォレスター。偶然出会った二人が、師弟として、友人として、あるいは「家族」として、お互いを認め合い、それぞれに再生あるいは成長していく物語。

特異な才能を持つ天才肌の少年が、自分自身と折り合いをつけつつ成長していく姿は、同じ監督の「グッド・ウィル・ハンティング」に似ているが、あちらが正真正銘の天才だったのに対して、こちらの黒人少年は、努力型の秀才である。

彼の成長には努力が不可欠であるから、そこにはどうしても「教師」が必要となる。偶然出会った老作家(ショーン・コネリー)は、知らず知らず少年の教師になってしまうのだが、その行為はそのまま、彼にとっての課題・・・「なぜ自分は隠遁生活を続けているのか」・・・を問い直す行為になっていく。

少年の傍若無人なまでの成長ぶりも頼もしいが、やはりフォレスターの再生の過程が感動的だ。人は、自分以外の人間に自分の持っている知識やノウハウを教えることで、代え難い充実感を得ることができるし、更には自分自身を新たに成長させることもできる。「自分のため」だけに閉じていた世界が、「誰かのため」に開かれることで、自分を取り巻く環境が再構築されるのだ。窮地に陥った少年を救うために、フォレスターが自転車で颯爽と街を走るシーンが、素晴らしく力強く、美しい。

少年の才能を認めながらも、その才能の急激な成長が受け入れがたいという指導教官の役に、F・マーレイ・エイブラハム。ここでもサリエリ役をやらされている。少年のクラスメートで、彼に好意を寄せる白人の少女は、アンナ・パキン。「ピアノ・レッスン」の娘役だったと記憶しているが、全然気がつかなかった(当たり前だ)

結末は少々ほろ苦い。が、少年と老作家が、それぞれの道で、新たな成長を果たしたのは確かだ。しみじみと心に残る秀作。

*********

フォレスターのモデルは、当然ながらサリンジャーだろう。おお、サリンジャー、マイ・アイドル。彼自身が生み出した二人の若者(ホールンデンとシーモア)のために、そして恐らくはシーモアを死なせてしまった(「バナナフィッシュにうってつけの日」)がために、彼はどこにも行けなくなってしまった。今でもまだ生きていて、どこにも発表されるあてのない文章をタイプし続けているのだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

週末プチ横浜旅行

年末年始は特にどこにも出かけなかったのだが、冬休みももう終わりだし、諸事情あって(謎)、横浜へ泊まりがけで遊びに出かけてきた。

とりあえず車で横浜へ出かけ、今回の宿泊先である横浜ロイヤルパークホテルにチェックイン。部屋に荷物を置いてから、みなとみらい周辺を散策し、少し早めに中華街へ。冬休み最後ということもあってか、家族連れを含めて、かなりの人出であった。

yokohama060108b

夕食は手軽な点心でも・・・と思って、以前にも利用したことのある重慶茶楼にて夕食。事前にリサーチする時間がなかったので、ついつい知っていて安心できる店にしてしまったが、値段も味も、まあリーズナブルであったと思う。

早めにホテルに戻り、ゆっくりと風呂を楽しんで、子ども達と一緒に早めに就寝。翌朝、朝焼けの風景を撮影しようと思っていたのだが、やや寝坊。それでも、部屋の窓からは角度的にやや苦しいものの、富士山がくっきりと見えた。

yokohama060108a

今回宿泊した部屋は、ランドマークタワーの58階だったのだが、さすがにこの高さになると、非現実的に遠くまで見渡せる。どんな高度感か記録しておこうと思って、一枚。最寄りの桜木町駅を、ほぼ真上から写すの図である。

yokohama060108c

朝食は70階にある「シリウス」にてブッフェ。いわゆる高級ホテルに泊まる楽しみの一つに朝食があると思うのだが、こちらは種類も量も豊富で、満足度高なり。

ほとんどホテルに泊まりに行っただけという、週末プチ旅行ではあったが、質的にはかなり充実していて、なかなか楽しかった。無駄遣いと言えないこともないが、こういう散財が明日の仕事の活力に・・・しなければ(汗)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スクリャービンを聴く:ピアノ・ソナタ~敗北宣言

「法悦の詩」なんぞを聴いた後は、ずっとピアノソナタを聴いていた。あ、CDはアシュケナージの全集である。

3番まではショパンぽいというか、ロマン派の末裔みたいな雰囲気なのだが、4番から突然例の「神秘主義」方面へ傾斜する。で、その4番以降だが・・・すいません、良くわかんなかったです(汗)

正直なところ、今の僕の耳では、ぼーっと聴いている限りでは、なにがどうなんだか、さっぱり理解できない。一曲一曲、じっくりと聴き込まないと、ちゃんと記憶に残らないのだろうな、と思う。

というわけで、吉田秀和のスクリャービンに関する文章を引用して、お茶を濁しておく:

私は、正直なところ、スクリャービンの再評価ということを世に提唱するほど、よく研究したわけではない。しかし、今ふりかえってみて、この晩年の彼のソナタは、いつかは、もう一度、日の目をみるべきではなかろうかと思いはじめてきているのだ。とにかく、私は、スクリャービンのピアノ・ソナタのために、ここに一つ席を設けておく。これは、私の賭けである。(「LP300選」)

彼は「賭け」に勝ったのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「40歳からの聞くに聞けない経営の話」~聞いてみた

なんというか、多少エゲツなくはあるが、まあでも、なかなかに巧みな書名である。で、釣られちゃいました(汗)

父親の急死により、ある日突然父の会社の後継社長となった主人公。頑張って日々の業務はこなすものの、今後の発展のためにも、なんとか「経営」を学んでおきたい。そこで友人達と共に、大学時代の恩師の門を叩く・・・といったシチュエーション説明はあるものの、内容はその講師の講義録みたいなもんである。

書かれている内容は、どちらかといえばMBAタイプの経営分析手法やマネージメント手法が中心で、確かに「今さら」な中身ではある。ただ、対話形式を用いた平易な解説は読みやすく、かつて勉強したことのおさらい、あるいはこれから勉強するにあたっての、知識の不足部分の確認にはなった。

本書自体で勉強できるわけではないが、今後の勉強のための参考にはなる。まあまあ。

そうそう、対話文の中に、ちょっと気に入った文章があったのでメモ。

最上の戦略は戦わずして勝つことです。次善の策はのんびりとした市場を探して参入することです。

いいねえ、「のんびりとした市場」(笑)  頑張って探さねば。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年末年始はテレビと共に

大晦日と元旦の二日間は、なんだかテレビばかり見て過ごしていた。

*********

大晦日の午後は、高校サッカー。二試合続けて見てしまったが、どちらも結構面白かった。どの学校も、それほど大きな力の差は無いわけで、その分、どちらに試合が転ぶか分からない楽しさがある。なんて、試合してる当人達には申し訳ないけど。

ちょっぴり感心したのは日テレの実況。どうやら地方局のアナウンサーらしかったのだが、選手の名前もちゃんと言えるし、少々絶叫調になるのは仕方ないとしても、それなりの水準で実況していた。こういうアナウンサー達がいるのだから、キー局での実況も、彼らに任せてみてはどうか。とか思ったのだが、考えてみれば日テレだと、深夜にヴェルディ戦を流すぐらいだから、特に人材不足ということはないのか。うーむ。

*********

夜は紅白。なんだかなぁ・・・と思いつつ、毎年ちゃんと見てしまう。ま、見てしまう理由の一つには、歌と歌手が一致して、なおかつヴィジュアルにそれらを確認できる、年に一度のチャンスだから、というのがある。なんせ普段は、テレビの歌番組なんて見ないからなー。

で、その紅白だが、事前の自虐的キャンペーン(笑)も含め、なりふり構わぬ暴走振り。「なんでもいいから、とりあえずやっとけ」みたいなノリで、あれこれツッコミながら見ている分には、それなりに楽しめた。

少々気になったことが二つ。一つは、これはもうしばらく前からであるが、音楽の嗜好が、完全にタコツボ状態になってきていること。「こんな歌(歌手、グループ)、知らねーよ」みたいな状況が、ますます進んでいる気がする。それがいいことなのか悪いことなのかは、良く分からないのだが。

もうひとつは、最近の歌は、歌詞がひどくなる一方だということ。もちろん良い歌詞もあるけれど、やはり全体の傾向として、歌詞はダメな方向に向かっている気がした。どの歌が、とはあえて書かないが。

*********

紅白終了後、チャンネル権を奪われて、ジャニーズと共に年越し(泣) どうでもいいんだが、客席の年齢層の広さに驚く。いや、広さと言うより、おおまかに二つの特定世代という感じでしょうか。それだけ。

*********

元旦の午後は、もちろん天皇杯決勝。いやあ、やっぱNHKの実況は安心できるわ。カメラワークも安定してるし、NHKの現場には、きっと優秀なスタッフがいるのだろうなぁ、と思う。

*********

夜はもちろん、ニューイヤーコンサート。もっとも、そんなにマジメに見たわけじゃなくて、BGV的にずっと流してただけだけど。だいたい、シュトラウスのポルカをマジメに聴いて、どうするというのか(暴言)  こういうコンサートを横目で見て、片耳で聴きながら飲み食いできることこそが、正月テレビの楽しみだろう。

*********

「映像の世紀」、また再放送してくれないかな・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新春ゴルフ~アベック優勝ならず

golf060102a

1月2日、ホームコースにて初ラウンド。当然のことながら芝は冬枯れ、日陰のグリーンは凍ってカチカチという、真冬らしいコンディション。この日は午後から雨または雪の予報だったのだが、その予報通り、昼ちょっと前ぐらいから冷たい雨が降り出し、残念ながら傘をさしてのプレーとなってしまった。

この日は何故かドライバーが安定してくれたおかげで、前半こそ49と平凡だったものの、後半は45と、自分としてはまずまずのスコア。たまたま新年の競技に参加していたのだが、自分のカテゴリー(ハンデ別)では、僕がスコア提出した時点でトップの成績。前日のレッズと共に、アベック優勝となるかと期待したのだが、その後一人に抜かれ、結局二位。まあでも、久々の入賞である。

今年は少しマジメにゴルフに取り組もうと思っているので、とりあえずは幸先の良いスタートなった。願わくば、今年最初のスコアが、このまま今年最高のスコアになったりしませんように(ありがち)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

天皇杯優勝!~最高のお年玉(遅い)

レッズ 2-1 エスパルス(NHK総合)

国立に参戦したかったのはやまやまだが、いろいろあって、結局はコタツでミカンで、ぬくぬくとテレビ観戦。これはこれで、正しい天皇杯の観戦の仕方のような気がする。現地組のみなさん、ごめんなさい。

準決勝、セレッソ戦でのエスパルスは、とにかく専守防衛で、乾坤一擲のカウンターに望みを託すといったサッカーに見えたので、この試合もそうくるかと思ったが、あにはからやんや、なかなかに積極的。対するレッズ、準決勝120分の疲れか、はたまた寒さのせいか、全体的に動きが重い。岡野なんか、前半からへばってる感じに見えた。

押し込まれ気味な展開ながら、前半に先制。後半に入ってから、岡野に代えて赤星投入。同時に暢久を右サイドに移し、やや形が作れるようになる。その後、長谷部を起点として、ポンテと赤星のワンツーから、最後はマリッチが二点目。惚れ惚れとするような、美しい流れからの見事なゴールだった。

その後、交代で入った市川に一点返され、少々ヤバいムードになりかけたが、結果的にはあれで集中力を取り戻せたのか、その後は大したピンチもなくタイムアップ。レッズとして、天皇杯初優勝となった。

2005年シーズン当初のベストメンバーからは、まるで違った陣容になりながらの天皇杯制覇。この時期、岡野や細貝が先発しているなんて、誰が予想できただろう? 苦しい台所をやりくりしながら、リーグを2位で終え、天皇杯を獲得できたのは、高く評価されていい。クラブも選手も、そしてサポーターも、みんな良く頑張った。

2006年元旦での栄冠ではあるが、天皇杯決勝は、実質的には2005年度最終戦となる。2006年、新加入のメンバーに、怪我から復帰するであろう選手達を加え、真の黄金時代を招来しなければいけない。(個人的には、5節ぐらい残したところで優勝を決めてもらって、2007年ACLへの準備ができるような展開を希望)

*********

天皇杯で大活躍したマリッチが、予定通り契約満了に伴いチームを離れた。「最後にタイトルを」という気持ちだけで、あそこまでモチベーションを高く保てるものだろうか。彼がいなければ、天皇杯制覇は成し得なかった。ただただ感謝である。

| | コメント (6) | トラックバック (5)

謹賀新年(遅い)

あけましておめでとうございます。

*********

大晦日からせかせかとあちこち移動して、家内の実家で年越し。翌元旦は僕の実家で過ごして、2日はホームコースで打ち初めと、のんびりしてるんだか忙しいんだか良くわからない年末年始であった。

正月休みは今日までなので、明日はもう仕事である。うぅ。

*********

今年もあれこれと気ままに書き散らかして行こうと思っているので、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »