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「システム手帳新入門!」~入門しました

オンライン書店ビーケーワン:システム手帳新入門!

先日、手帳を乗り換えたという記事を書いたのだが、その時に知った舘神龍彦氏の著書「システム手帳新入門!」(岩波アクティブ新書)を読んでみた。

とにかく、「はじめに」と「あとがき」がいい(笑) 著者の本書に託した思いが、きっぱりとした文章で綴られていて、気持ちいい。そしてこの明快なトーンが、本書全体を貫いている。

「手帳」についての再考察から始まり、なぜシステム手帳を選ぶべきか、バインダーやリフィルにはどんな種類があるのか、それらを選ぶポイントは何か、そしてパソコンや携帯といったデジタル機器との併用、更にはリフィルの自作と、およそ「システム手帳」に関して気になることは、ほぼ網羅されていると言ってよい。

更に、本書の「新」たる所以は、昨年あたりからブームになり出した、「夢実現ツール」としてのシステム手帳についての考察だろう。「夢実現」などと書くのは、正直なところかなり照れくさいわけだが、このへんのユーザー心理についても、こんなコメントがある:

目的を堂々と掲げるのも恥ずかしい。手帳の中とはいえ、「○年後に××する」などとはっきり書いてあるのは、まるで「絶対合格」と書いたはちまきを締めて勉強する受験生のようでどこかバツが悪い。ただ、こんなご時世ではこれはむしろ必要なことではないかと筆者は考える。

最近の「システム手帳」のブームには、社会的な必然性があるとの筆者の主張が、本書の実用性を理論面で支えるバックボーンになっているように思う。システム手帳ユーザー及びこれからの購入を検討している方に、一読をお薦めする。

*********

本文とは関係ないが、岩波アクティブ新書は昨年12月をもって、新刊発行を停止しているらしい。要するに廃刊である。既刊書についてはまだ入手できるようだが、新書ラッシュの昨今、入手困難に陥るのは時間の問題だと思う。気になる方は、お早めにゲット!

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コメント

舘神です。『システム手帳新入門!』のご紹介ありがとうございます。システム手帳の歴史的必然性については、あの本を書く上ではかなり意識しました。
 それから、岩波アクティブ新書は、新刊こそ出ませんが、書店に注文すれば入手可能です。もちろん、アマゾンやbk1といったオンライン書店でも買えます。首都圏だと特にジュンク堂に在庫が多いようです。もちろん増刷されるものもあります。

投稿: 舘神 | 2005.12.08 21:28

>舘神さん
著者自らコメントを頂戴するとは光栄です。拙い感想で恐縮至極ですが(汗)
岩波アクティブ新書は、廃刊というわけではないのですね。勘違いしてました。補足感謝です。

投稿: yuji | 2005.12.10 11:44

著者ご本人から書き込みがあるなんてすごいですね。
ぼくもいま手帳の研究を始めようとしています。
この本も参考になりそうですね。
いちばん知りたいのが「なにゆえ”システム”手帳なのか」の部分です。

投稿: junike | 2005.12.10 14:51

>junikeさん
著者の舘神さんは、ご自身のblogで積極的に活動されているのが素晴らしいですね。
「なにゆえシステム手帳なのか」、ですか。うーん、逆説的だけど、「別にシステム手帳じゃなくてもいい」というあたりからスタートすると、結果としてシステム手帳が最良の選択になるような気がします。今はまだうまく書けないけど、そのうちこのテーマで記事を書いてみたいものです。

投稿: yuji | 2005.12.13 01:33

舘神さんはブログをお持ちなんですね。
「結果として」なんですね。
ぼくもこれからいろいろ検討してみます。
年が明けようがいつはじめてもいいと思っています。
yujiさんの記事も長い目で期待しておりますので、またこちらにお邪魔します。

投稿: junike | 2005.12.13 21:47

>junikeさん
手帳に求める役割が「スケジュール管理」だけなら、手帳の種類はあまり関係無いと思います。やはり「タスク管理」みたいな要素(夢実現、とかも含めて)が出てくると、システム手帳的なものが適しているんでしょうね・・・ってな内容の記事を書く予定です(笑)

投稿: yuji | 2005.12.22 00:24

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