« 生存証明(及び仕事納め) | トップページ | 天皇杯準決勝展望&準々決勝レビュー(遅いっ) »

「木馬のぼうけん旅行」~木馬、ガンバレっ!

・・・と、あなたも叫んでしまうはず。なんちて。

オンライン書店ビーケーワン:木馬のぼうけん旅行

はるか昔、僕が小学生の頃の愛読書である。しばらく前に、子ども向けに文庫化されているのを見つけ、娘に買ってやったのだが、彼女が読み終えた後、僕も再読してみた。

いやあ、実に面白かった! 木馬の存在自体はファンタジーとしても、生みの親であるピーダーおじさんを始め、登場人物たちの、なんと人間くさくリアリティーに満ちていることか。善人も悪人も登場するのだが、特に性根の曲がったような悪人たち(大人も子どもも)の描き方は容赦無く、読んでるこちらもムカムカしてくる(笑)

窮地に陥ったピーダーおじさんを助けるために、木馬が旅に出てからは、とにかく波瀾万丈。次々に木馬を襲うピンチに対し、時にくじけそうになりながらも、最後は不屈の闘志と勇気で切り抜けていくという、まさにこれこそ「冒険物語」だ。

翻訳物ではあるが、石井桃子の丁寧で品のある訳文が素晴らしい。また、パディントンでおなじみ、ペギー・フォートナムの素朴な挿絵も楽しい。(子どもの頃、何度もこの本を読み返しては、木馬の挿絵を真似して描いたのを思い出した)

本当はクリスマスプレゼント用に紹介しようと思っていたのだが、すっかりタイミングを逃してしまった。というわけで、お年玉で本を買うお子さんに、本書を推薦。傑作です。

|

« 生存証明(及び仕事納め) | トップページ | 天皇杯準決勝展望&準々決勝レビュー(遅いっ) »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15752/7886670

この記事へのトラックバック一覧です: 「木馬のぼうけん旅行」~木馬、ガンバレっ!:

« 生存証明(及び仕事納め) | トップページ | 天皇杯準決勝展望&準々決勝レビュー(遅いっ) »