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2005年12月

年末ご挨拶

なんやかやと慌ただしく過ごしているうちに、あらら、大晦日である。タイムフライズ。やれやれ。

仕事もプライベートも積み残しだらけだが、ま、しゃーない、ライフゴーズオンである。

今年ラストはモブログからの投稿になったが、今年も弊ブログへのご訪問、ありがとうございました。来年もどうぞごひいき戴けますよう、伏してお願い申し上げます。

みなさん、どうぞ良いお年を。

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vs.アルディージャ(天皇杯準決勝)~年末120分スペシャル

レッズ 4-2 アルディージャ(NHK総合)

2-1で迎えた終了間際、相手GKから放り込まれたロングボールでバタつき、同点ゴールを押し込まれた時は、さすがに脱力した。まあ、2-1になってからのアルディージャの攻撃が、やたらと質が低かったせいもあって、安心逃げ切りムードになっていたのは否めまい。これを油断といったら、さすがに選手達がかわいそうだろう。

で、ぐったり気分で延長戦。サドンデスではないので、しっかり30分試合しないといけない。選手達の顔には、「げー、まだあと30分もやるのかよー」感がありあり。しかし、この延長で「長谷部オンステージ」が見られたわけだから、やっぱサッカーは分からない。

それにしても、延長の長谷部の二得点は素晴らしかった。一点目は、自身の爆ドリブルからDF三人を引きつけて暢久にラストパス。これはダイレクトで決めた暢久も巧かった。さらに二点目はハーフライン手前から、更なる爆走でDF二人をぶっちぎり、そのままシュート。溜飲が下がるとは、こういうことを言うのだろう。

30分余計に試合しちゃったのはなんだかなー、ではあるが、トーナメント戦ではとにかく勝利が絶対条件。決勝の相手は、僕の予想を裏切ってまさかのエスパルス(でも、過去に天皇杯優勝してるのね)であるが、ここまで来たら、勢いとモチベーションがすべて。今季最後のタイトルと、その向こうのACLを目指して、元旦の国立を走れ!(大晦日の夜更かし禁止ってことで・笑)

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天皇杯準決勝展望&準々決勝レビュー(遅いっ)

天皇杯準々決勝のフロンターレ戦は、リアルタイムで中継を見ることができなかったので、結果バレした上で、夜中に録画観戦。しかし、前半を見た限りでは、結果が間違ってるんじゃないかと思ったぜ(汗)

ずーっと五分五分・・・というよりは、ややフロンターレ優勢で展開された前半だったが、終了間際に森(だよね?)が退場。後半に入って、崩れたバランスを立て直す前にCKからマリッチが先制。不思議なことに、この一点の後は、極端にフロンターレの運動量が落ち、堀之内の二点目を許したまま、試合終了。テレビの解説で、加茂周がしきりに「いや~、フロンターレのほうは、ここでもっと押し上げないとダメですね~」と何度も言っていたのが印象的だった。

この試合、永井に代わって右サイドに定着した岡野が、またしてもなかなかの活躍。まさか90分ピッチに残るとは思わなかった(笑) マッチアップの相手は、現役引退を表明している相馬。お互いに良く走っては、良質なクロスを放り込み合って、見応えがあった。ま、相馬としては、レッズの右DFが細貝だったから、与しやすかったというのはあるだろうが。

とにかく終わってみれば2-0で快勝。試合後は選手達が「メリークリスマス」のメッセージを掲げ、サポーターに一日早いクリスマスプレゼントとなったのだった。

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などと遠い記憶を頼りに書いているうちに、今日はもう準決勝、アルディージャ戦である。

まあ、ゲームプランというか、試合の入り方さえ気をつけていれば、レッズにとって決して怖い相手ではないが、こういう楽勝ムードの時にあっさりやられるのが、レッズの悪しき伝統といえる。レッズとしては、メンバーが万全で無い分、慎重に戦わざるを得ないから、かえって良い結果につながるかもしれない。

キーマンとしては、堀之内を挙げよう。リーグ最終のアルビレックス戦からこちら、特に攻撃面でいい動きをしている。セットプレーの強さも期待できるが、それよりも、流れの中で、機を見ての攻撃参加がうまくできるようになってきたのが頼もしい。初の代表選出で意気が上がっているだろう長谷部と共に、いい仕事をしてくれると信じている。

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「木馬のぼうけん旅行」~木馬、ガンバレっ!

・・・と、あなたも叫んでしまうはず。なんちて。

オンライン書店ビーケーワン:木馬のぼうけん旅行

はるか昔、僕が小学生の頃の愛読書である。しばらく前に、子ども向けに文庫化されているのを見つけ、娘に買ってやったのだが、彼女が読み終えた後、僕も再読してみた。

いやあ、実に面白かった! 木馬の存在自体はファンタジーとしても、生みの親であるピーダーおじさんを始め、登場人物たちの、なんと人間くさくリアリティーに満ちていることか。善人も悪人も登場するのだが、特に性根の曲がったような悪人たち(大人も子どもも)の描き方は容赦無く、読んでるこちらもムカムカしてくる(笑)

窮地に陥ったピーダーおじさんを助けるために、木馬が旅に出てからは、とにかく波瀾万丈。次々に木馬を襲うピンチに対し、時にくじけそうになりながらも、最後は不屈の闘志と勇気で切り抜けていくという、まさにこれこそ「冒険物語」だ。

翻訳物ではあるが、石井桃子の丁寧で品のある訳文が素晴らしい。また、パディントンでおなじみ、ペギー・フォートナムの素朴な挿絵も楽しい。(子どもの頃、何度もこの本を読み返しては、木馬の挿絵を真似して描いたのを思い出した)

本当はクリスマスプレゼント用に紹介しようと思っていたのだが、すっかりタイミングを逃してしまった。というわけで、お年玉で本を買うお子さんに、本書を推薦。傑作です。

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生存証明(及び仕事納め)

先日の三連休から、今日の仕事納めまで、公私ともに目が回るような忙しさであった。さすが師走である。

いろいろと積み残し案件はあったものの、とりあえず年内は時間切れ。仕事的には、特に大きな問題も無く年を越せそうなので、ひと安心である。そうそう、年賀状もなんとか昨日までに出せたし。

書こうと思っていた記事が溜まってしまったのだが、タイミングを逸しているものも多いし、さて、どうしたものか。まあ、レビューの類はいつエントリしてもいいわけだけど。

と書きつつ、正月休みもそれなりに忙しいことに思い至ったのであった。やれやれ、一日ぐらい、なにもせずにぼけーっと音楽でも聴いて過ごしたいものである。

あれこれとボヤきつつ、とりあえずは生存証明でありました。

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ピアノの日~「おさらい会」

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通っているピアノ教室の「おさらい会」に参加してきた。いわゆる「発表会」ほど大げさではなく、先生同士が仲良くしている二つの教室が合同で、生徒がそれぞれ小品を一曲ずつ弾くような会である。

僕の選曲は、相変わらず続けている三善晃の教本から一曲と、ポピュラーで「いつか王子様が」を、思い切り易しくアレンジしたものの二曲。

内輪の会とはいえ、人前で弾くとなるとやはり緊張してしまうのが情けないが、ミスも許容範囲ってことで、なんとか誤魔化せた(笑)

「四十の手習い」も、始めてかなり経つ。同時期にピアノに触りだした教室の子ども達は、今では僕のはるか先を歩いている。まあでも、子どもと比較しても無意味なので、自分のペースで少しでも上達し続けたいものだ。いつの日か、奇妙なうなり声を上げながら、バッハを弾いてみたいものである←やめとけ

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今週を振り返る

連日取引先への年末挨拶&自社カレンダー配り。毎日移動ばかりだったので、さすがに疲れたが、あちこち寄り道もできたりした(こら)

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某日、ロイヤルパーク汐留タワーにてランチ。24階のレストラン「ハーモニー」にて、窓から下界を臨みつつ、優雅なランチブッフェ・・・と言いたいところだが、僕は窓側を背中にして座ったので、残念ながら景色はおあずけ。

それほど大きなレストランではないので、中央のブッフェコーナーもこぢんまりとしていたが、料理の種類は案外と多い。中央では、クックトゥーオーダーのオムレツコーナーもあって、案外楽しめた。なかなかに美味であったが、ホテルならこんなものかな、という感じはする。

しかし、平日の昼間なのに、テーブルは満席。汐留ビジネスパーソンは、皆さんリッチなんだろうか。

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某日、HMV渋谷店にてCDを購入。

「鳥たちの時代/吉松隆作品集」(カメラータ、2CD)
「ストラヴィンスキー/兵士の物語」(マルケヴィチ、フィリップス)
「ベートーヴェン/交響曲全集」(ノリントン=ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ、5CD、輸入盤)

(上記中、ノリントンのBOXセットは、リンクを貼ったAmazonでは4,641円。HMVでの価格は2,690円だった)

クラシックの輸入CDは安くていいのだが、とにかく種類が多くて、選ぶのが大変だ。まあ、そうやって店内であれこれ悩むのが、楽しいのではあるけれど。

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某日、某社の某会長に年末挨拶。ぼちぼち古希のはずだが、相変わらずお元気で安心。いろいろと聞いた話の中で、印象に残った言葉。「営業とは、相手の心に重しを乗せること」 なかなかに味わい深い。いつか良い報告ができるように、頑張らなければ。

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本日、12月22日は冬至。会社の忘年会を終えて帰宅し、柚子湯に浸かる。酸が乾いた肌にちょっと沁みるけれど、柚子の香りに包まれて、しばし陶然。なかなかにハードな週であった。

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今週の豆:ケニア・カラニ

久しぶりに浦和の「珈琲工房TONEGAWA」で豆を購入。

週末の夕刻、店に入ると、先客がひとり。応対しているのは、店主と思しき男性で、品物を袋詰めしつつ、あれこれと語っている。曰く、「コーヒーメーカーはあまり使わないほうがいい」、「同じ豆でも、日が経つにつれて味が変わるから、毎日飲んで違いを楽しんで欲しい」、等々。お客の珈琲の淹れ方をヒアリングしつつ、的確なアドバイスを贈る姿は、患者に対する医師の如くである。

商品を渡し終えても3分は続いた店主の話だったが、ようやく僕の番になった。「はい、次の患者さん」てな感じである(笑)

以前こちらで購入したタンザニアが美味しかった旨を伝え、豆選びを手伝ってもらう。同じくアフリカ系で、タンザニアよりももう少し濃いめの味わいだというケニヤ・カラニに決定。200gで945円ナリ。

前のお客にも伝えていたが、この豆もこの日の朝に焙煎したばかりとのことで、今飲んでももちろん美味しいが、味がこなれるのは4~5日後だという。そんな話も含め、これからの豆の入荷情報等々、しばしお喋り。途中で次のお客が入ってきたが、当然のごとく順番待ち(笑)

帰ってから早速飲んでみたが、確かに苦みがしっかりとしていて、やや重たい味わい。それでも、後味がすっきりしているので、すいすいと飲めてしまう。もちろん、香りの素晴らしさは、自家焙煎豆ならでは。

このところ、豆を切らした時に、ドトールなんかでしのいでいたのだが、やはりこういう自家焙煎豆とは格が違う。切らすことのないように気を付けよう、と思った次第である。

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「銀のロマンティック」を見た夜

「氷の上のリリカル・マジック、それを私は銀のロマンティックと呼んでいるのだ!!」

魅了された、というのは、こういうことを言うのだろう。フィギュアスケートの浅田真央のことである。

金曜日のショートプログラムは、夜中のスポーツニュースで見ただけだったのだが、それでも彼女の滑りの素晴らしさは充分以上に伝わってきた。そして翌日、期待しつつ見たフリーの「くるみ割り人形」に、完全に魅了された。

フィギュアスケートに関して、まるで知識のない僕が見ても、彼女の演技は鳥肌が立つほどだった。終盤、連続ジャンプを決めた時のガッツポーズも良かったし、演技終了時の「今日のわたしってスゴイかも♪」とでも言いたげな、得意げな笑顔も微笑ましかった。彼女の演技からは、まさに「滑る喜び」が発散されている。

彼女のトリノへの出場可能性を巡って、周囲は騒がしいようだが、今の彼女にとって、オリンピックのメダルなど、大して意味はないんじゃなかろうか。くだらない大人達の、悪趣味なメダルへの期待など気にすることはない。彼女が今できる最高の演技を見せ続けてくれれば、それで充分だ。

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フィギュアスケートを描いた名作といえば、川原泉の「銀のロマンティック・・・わはは」である。久々に本棚の奥から引っ張り出して再読、不覚にも目頭を熱くしてしまった。白泉社文庫「甲子園の空に笑え!」に収録されているので、是非一読を。

オンライン書店ビーケーワン:甲子園の空に笑え!

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「ビッグ・バッド・シティ」~ハッピーバースデー、キャレラ!

オンライン書店ビーケーワン:ビッグ・バッド・シティ

前作「ノクターン」では酷寒のアイソラが舞台だったのだが、僕が読んだのは残暑厳しき9月。そして今、寒波押し寄せるこの時期に読んだ本作の背景は、うだるような暑さの8月。うーん、読む前に、作中の季節を確かめたほうがいいような気がする。

さて、87分署シリーズ長編第49作の本書だが、いい意味でのマンネリズムがある中で、作品の質としては、シリーズ中ではかなり上等の部類に入るのではないか。若い修道女の殺害事件がメインストーリーで、それに「クッキー・ボーイ」なる連続空き巣の事件、更にはキャレラをつけねらう影まで出てきて、サブストーリーも内容充実。更にはそれらに加えて、作中、なんとキャレラが40歳を迎えるというエピソードまで盛り込まれる。(実際は誕生日直前までだけど)  同じようなストーリーを書き続けても、こんなふうに上等の作品が生まれるというのは、なかなかに感慨深い。

ここしばらく、シリーズの翻訳はずっと井上一夫専任だと思っていたのだが、本作の担当は山本博。どこがどうとは言い難いが、比較的すっきりとした感じの訳文で、読みやすくて好感が持てる。翻訳物は、やはり翻訳者に左右される部分が大きいと、これまた新たに感じた次第である。

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忘年ゴルフ

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記録的大寒波襲来が近づく中、いつものお気楽メンバーにて忘年ゴルフ。例によって格安コース探訪シリーズということで仲間が選んだのは、ゴールド木更津カントリークラブ(旧:アカデミアヒルズCC) である。平日セルフプレー、乗用カート利用で8,800円、食事代まで入れて、10,000円ちょっといったところ。

このコース、フェアウェイに洋芝を使用しているのがウリで、この季節でも芝は深い緑。とりあえず見た目は大変ヨロシイ。コースそのものは青木功設計監修とのことだが、丘陵コースというよりは、ほとんど山岳コースといった趣で、とにかくウェアウェイが狭い。左右どちらでも、コースアウトするとOBか1ペナ(ローカルルール)ということで、メンバー全員でたくさん叩いてきた(泣) 

昨年あたりからあちこちの低料金コースに出かけてみたが、論外なコースもないではないが(笑)、総じて質的には充実してきているように感じる。いわゆる名門コースとそれ以外。日本社会のあちこちで生まれている二極分化(あるいは階層化)が、ゴルフ界でも完成しつつあるのだろうか。

記録の為、自身のスコアを。インから回って、53、52、105。スコアと階層化は無縁である。

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「愚か者死すべし」~ちょっと茹で過ぎ

オンライン書店ビーケーワン:愚か者死すべし

日本ハードボイルド界の偏屈王(笑)、原寮("りょう"は変換できず、ご存知の通り)の9年振りの新作。「私立探偵・沢崎シリーズ」の第2期第一弾ということらしいが、シリーズと言いつつ、これが長編4作目。呆れるほどの寡作ぶりである。

ちなみに本作は、このミステリーがすごい! 2006年版にて国内作品第4位とのことなので、大いに期待して読んでみた。

うーむ、ほほう、うんうん、えへへ、なるほどー、はぁ?、おお!・・・とかなんとか、あれやこれやの感嘆符と共に読み進め、深い溜息と共に読了。いやー、面白かったっす。

前期3作と比べると、全体的に「軽み」のようなものが出てきていて、作品全体がやや明るい感じになっている印象を受ける。従来通り、主人公の一人称ではあるが、一人語りを生かしたボヤキ節みたいなものもあるし、いい感じで肩の力が抜けていて、その分読みやすい。沢崎も齢を重ねて、少しは丸くなったということか。それでも、自意識過剰な程に、自分のルールにこだわる沢崎の姿は、ハードボイルドとはいえ、やっぱり少々固茹で過ぎるような気がする。

相変わらずの複雑にして緻密なプロットと、正統派ハードボイルドらしく、不要な説明を削ぎ落とした文章のせいで、何度か筋を見失うのも今まで通り。何一つ見落とさず、些細なことも記憶している沢崎には、とてもついていけない(汗) 

それはともかく、徹底して「ハードボイルド」の文脈にこだわりつつ、エンターテインメント性をも追求した本作は、充分にその狙いを達成していると思う。このシリーズの今後に、大いに期待したい。

家人の寝静まった深夜に、音量を絞ったジャズをBGMに、ウィスキーでも飲みながら読みたい一冊。でも実際は、通勤電車内で読みました。くすん←半熟卵な人

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酉の市~通称「十二日まち」

浦和の人間であれば知らない者はない「酉の市」、通称「十二日(じゅうににち)まち」に、今年も出かけてきた。

今年の12日は月曜だったわけだが、曜日に関係無く、大変な人出。調神社の境内に至る道は、人がごった返していて、なかなか前へ進めない。そんな中、なんとか「かっこめ」(小さな熊手)売り場にたどり着き、来年の分をゲット。ひとつ1,500円なり。初めてこれを買った時には500円だった記憶があるから、その後35年ぐらいで3倍に値上がりしたことになる。

この「かっこめ」は神社のもので、商売に使うような大きな熊手は、それ専用のエリアで売られている。

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ここらで大きめの熊手を買うと、売り子のあんちゃん達が、威勢良く三本締めで景気づけをしてくれる。

年末らしいこうした風景を除けば、ありきたりな露店が並んでいるだけ(800店!)の、なんとも締まりのない冬の祭りだが、浦和で生まれ育った自分にとっては、なくてはならない風物詩である。

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vs.FC東京(天皇杯5回戦)~地力の差

レッズ 2-0 FC東京(NHK-BS)

FC東京やマリノスと対戦する時は、結果はともかく、内容的にいつも似たような試合になるのは、気のせいだろうか。この試合でのFC東京も、基本的にはレッズの強みをまず潰してから、シンプルに前に向かって攻撃するという戦術で、実際、ほとんど成功しかかっていた。

ところがところが、FC東京が放った13本のシュートは、都築との一対一も含めて、一つもネットを揺らすことはなく、反対にレッズは5本しかシュートが撃てなかったのに、しっかりと2得点。

緻密に練られた戦術、出足と読みの良さからのボール奪取、ボールホルダーへの厳しいマーキング(特にポンテは、前半完封状態)と、恐らくは狙い通りのゲーム展開をされたにもかかわらず、勝ったのは内容で劣るレッズだった。それがサッカーだ、と片づけるのは簡単だが、やはりこれは、リーグ終盤に優勝を争ったからこそ得られた、チームとしての「地力」の差によるものだと信じたい。

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Jリーグが始まってからの天皇杯では、なんらかの「物語性」を持ったチームが決勝まで残ることが多いと思っている。チーム消滅の決まったフリューゲルス、J2降格の決まったサンガ、等々。そういう観点で考えると、現時点で最も決勝進出の可能性が高いのは、やはりセレッソだろうか。組み合わせから考えると、決勝はレッズ対セレッソと予想(いや、その前に・・・)

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J1、J2入れ替え戦~呆然たる悲劇

ヴァンフォーレ 6-2 レイソル(千葉テレビ)

同時間帯に天皇杯のレッズ戦を中継していたのだが、そちらは録画に回して、生中継のこちらを観戦。100%第三者の自分にとっても、呆れるほど衝撃的な試合であった。

入れ替え戦第一試合は、2-1でヴァンフォーレが先勝。レイソルが逆転するには、今日の第二戦を2点差以上つけて勝たなくてはいけないわけだが、仮に同点どまりとしても、延長あるいはPKと、チャンスは続くわけで、それほど不利な状況とは思えなかった。というわけで、戦前の僕の予想は、とりあえずレイソル勝利でJ1残留というものだった。

試合開始から積極的に攻めるレイソルイレブン・・・と思いきや、積極的というより、とにかく焦っている印象。とにかく早く追いつかなければ、という思いとは裏腹に、プレーは単調で粗い。なにを慌てているのかと思っているうちに、サイドを広く使われてからの折り返しを、バレーがうまく合わせてヴァンフォーレ先制。

そこから更に慌てまくるレイソルに対して、効果的なカウンターを繰り出すヴァンフォーレ。先制点の15分後、レイソルにとっては悪夢のPK判定。これをまたもやバレーが真ん中に決めて、2-0、二試合通算4-1となった。

今日の主審は岡田さんだったのだが、公平な目で見ても、かなりヴァンフォーレ寄りな笛に思えた。このPKにしても、確かにファウル臭かったとはいえ、試合の性質から考えて、流すのが正解だったのではないか。今日の試合がここまで一方的になったのには、少なからず彼の責任があると思う。

前半はこのまま2-0で終了。後半、いささか破れかぶれに攻めるレイソルに、今度は退場者が出る。折れそうな心を奮い立たせるかのように、ゴール前での粘りからついにゴール。これで反撃の糸口が掴めたかと思った矢先、完全に集中を失った隙をつかれ、バレーが3点目。試合としては、これでケリがついてしまった。表情を失う南、目に涙を溜めてプレーする土屋、同じく目を真っ赤にしながら呆然とピッチを見つめる早野監督・・・ 

ここから試合終了まで、連係も意図もなく攻め続けるレイソルに対して、あまりに易々とカウンターで反撃するヴァンフォーレという構図が続き、終わってみればバレーが脅威の6得点。第二戦6-2、二試合通算8-3という、入れ替え戦とは思えないようなワンサイドの結果に終わったのであった。

勝負には時の運という要素があるとはいえ、今日のレイソルは余りに酷すぎた。ヴァンフォーレ対策らしきものは皆無だし、試合中のコーチングらしきものもない。入れ替え戦二試合、敗れるべくして敗れたと言ったら言い過ぎだろうか。サポーターは、どんな気持ちでこの試合を見つめていたのだろう?

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ヴァンフォーレの試合振りは立派だった。カウンターの切れ味とスピードは鋭かったし、守備も良く集中していた。J1初年度、台風の目になれるように頑張って欲しい。そしてレイソルには、とりあえず監督・コーチを総入れ替えした後に、J1復帰を目指して欲しいと思う。

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忘年会2005、その2~割烹旅館 二葉(小川町)

某団体の忘年会、いきなりローカルというか辺境の地での開催である。(小川町、と書いて埼玉県にあるほうを思い出す人は、まず皆無と思われる)

辺境、とか書きはしたが、意外と歴史的に由緒正しい地方で、数代続く老舗も少なくないらしい。で、今回の忘年会会場は、その小川町でも恐らくはもっとも高級な、「割烹旅館 二葉」さんであった。

忘年会自体は、お座敷の宴会場にて、お膳を据えてのオーソドックスなもの。メニューもごく標準的な、和食のコースだが、個々の料理は丁寧な仕上がりで、美味しかった。で、料理の最後のご飯ものが、当店名物の「忠七めし」である。蘊蓄は解説ページをご覧戴くとして、ま、要するにちょっと手の込んだお茶漬けである(おい) まあでも、「日本五大名飯」の筆頭というだけあって、飲んだ後には格好の一品である。

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和やかに宴会は進行し、最後は手締めと、まさにあるべき忘年会の姿であった。ほろ酔い加減で帰りはしたのだが、場所が場所だけに、家に帰り着くころには、すっかり酔いも醒めてしまった(笑)

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スクリャービンを聴く:「法悦の詩」、「プロメテ」

※交響曲1~3番についての記事はこちら

・交響曲第4番「法悦の詩」
交響曲、とは書いたのだが、今回聴いたムーティの全集では、Symphonyの表記は無くて、曲名のみの表示となっている。

さて、やたらと久しぶりにこの曲を聴き直してみたが、いやぁ、やっぱこれはタイトルの勝利である。なんたって「法悦」、「エクスタシー」であるからして、こんなタイトルの曲を、聴いてみたくならないわけがない。

・・・と、微妙に不埒な期待をしつつ改めて聴いてみると、むう、ま、そういう響きがしないこともない、という感じ。良く言われる「官能」を表した音楽というよりは、かなり宗教的な法悦を描写したかったんではないか、などという気がする。本当のところは、良くわかんないけど。


・交響曲第5番「プロメテ~火の詩」
こちらも、ムーティの全集盤ではSymphony表記は無くて、曲名のみ。

こちらは「法悦の詩」での試みを、更に押し進めたような印象の一曲。弱音から浮かび上がる冒頭、とらえどころなく流れる旋律、繰り返される短い警句・・・ なかなかの力作であることは、なんとなく伝わってはくるけれど、ねえ(汗)

 
両曲とも、クライマックスでの盛り上げ方はかなりのもの。爆演系の指揮者で聴いたら、さぞかし面白いだろうと思いはするが、手持ちのムーティ/フィラデルフィアはそんなこともなく、これらの曲のスタンダードを心がけたような、手堅い演奏振り。ビギナーにとっては、良さげな全集だと思う。

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ビギナーと言えば、ネットを彷徨していて、「スクリャービンの部屋」なるページに辿り着いた。スクリャービンの作曲した曲を、年代別にまとめてくれているのはありがたい。大変勉強になる。

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「システム手帳新入門!」~入門しました

オンライン書店ビーケーワン:システム手帳新入門!

先日、手帳を乗り換えたという記事を書いたのだが、その時に知った舘神龍彦氏の著書「システム手帳新入門!」(岩波アクティブ新書)を読んでみた。

とにかく、「はじめに」と「あとがき」がいい(笑) 著者の本書に託した思いが、きっぱりとした文章で綴られていて、気持ちいい。そしてこの明快なトーンが、本書全体を貫いている。

「手帳」についての再考察から始まり、なぜシステム手帳を選ぶべきか、バインダーやリフィルにはどんな種類があるのか、それらを選ぶポイントは何か、そしてパソコンや携帯といったデジタル機器との併用、更にはリフィルの自作と、およそ「システム手帳」に関して気になることは、ほぼ網羅されていると言ってよい。

更に、本書の「新」たる所以は、昨年あたりからブームになり出した、「夢実現ツール」としてのシステム手帳についての考察だろう。「夢実現」などと書くのは、正直なところかなり照れくさいわけだが、このへんのユーザー心理についても、こんなコメントがある:

目的を堂々と掲げるのも恥ずかしい。手帳の中とはいえ、「○年後に××する」などとはっきり書いてあるのは、まるで「絶対合格」と書いたはちまきを締めて勉強する受験生のようでどこかバツが悪い。ただ、こんなご時世ではこれはむしろ必要なことではないかと筆者は考える。

最近の「システム手帳」のブームには、社会的な必然性があるとの筆者の主張が、本書の実用性を理論面で支えるバックボーンになっているように思う。システム手帳ユーザー及びこれからの購入を検討している方に、一読をお薦めする。

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本文とは関係ないが、岩波アクティブ新書は昨年12月をもって、新刊発行を停止しているらしい。要するに廃刊である。既刊書についてはまだ入手できるようだが、新書ラッシュの昨今、入手困難に陥るのは時間の問題だと思う。気になる方は、お早めにゲット!

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忘年会2005、その1~横浜中華街 萬珍樓

僕自身は、あまり飲みに出かけたりしないほうなのだが、仕事関係の各団体を中心に、やはり忘年会のシーズンである。

というわけで、某団体の忘年会で、「横浜中華街 萬珍樓」に行って来た。

横浜中華街なんて行ったのは、恐らく3年ぶりぐらいだと思うのだが、記憶に残っていた通り、中国チックなネオンがきらびやかで、雰囲気満点である。今回の会場の萬珍樓だが、幾多のお店が軒を並べる中で、ひときわ勇壮にして高級そうな門構えにより、周囲からやや浮き上がった存在になっている。

集合時間に少し遅れたため、受付で団体名を告げたところ、店員さんが個室まで案内してくれたのだが、清潔な店内は高級感に満ちあふれ、テーブル席ではカップルが、フランス料理でも嗜んでいるかのように、ワイングラスを傾けている。

料理は宴会コースだったのだが、帰宅後お店のサイトで確かめたところ、どうやら「吉祥宴コース」だったようだ。フカヒレ、エビチリ、北京ダックと、とりあえず定番を押さえましたよ的なコース内容だが、どの品も、さすがに高級店っぽい感じで、美味しく食べられた。(雰囲気によるプラス要因あり・笑)

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宴会お開き後、店内にある売店で、肉饅と餡饅(小さいサイズの6個パック)をお土産に買った。店を出て駅まで歩く間に、何カ所かで売っていた焼き栗の香りにひかれ、ついつい1パックお買いあげ。何とはなしにハッピーな気分で家路についたのであった。

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「親切なクムジャさん」~「チャングム」外伝(嘘)

親切なクムジャさん」(12月1日、日比谷シャンテシネ)

ちょうど一年前に見た「オールド・ボーイ」が印象深い、パク・チャヌク監督による、またもや凄絶な復讐劇。主演は「チャングムの誓い」で有名な、イ・ヨンエである。見たのは「映画の日」だったのだが、劇場はほぼ満員であった。

ところで、通常なら「ネタバレ注意報」を発令するところだが、公式サイトを見ると、ストーリーについてかなり詳細に紹介されているので、それを基準に以下の文章を書いた。気になる方は、公式サイトも含めて、予備知識最小でご覧になることをオススメする。
 
 
 
無実の罪で13年間服役していた主人公、クムジャさんが出所するところから、物語は始まる。出迎えに来た牧師に「余計なお世話よ」と言い放つ彼女の姿は、刑務所内で「親切なクムジャさん」と慕われた姿とは、対照的なものだった・・・

という感じで始まった物語は、クムジャさんの服役中のエピソードと、出所してから彼女が「復讐」を果たそうとするプロセスを、交互に織り交ぜて進んでいく。刑務所内で、にこやかに善行を積み重ねるクムジャさんの姿は、まさに「チャングム」で見せるイ・ヨンエの姿そのもので、けなげでかわいらしい。そして出所してからの彼女は、濃い化粧に赤いアイシャドウを塗り、くわえ煙草で復讐のステップを踏んでいく。

凝った演出ではあるものの、ストーリーは案外単純なので、ふむふむと思って見ていたが、後半、物語は思わぬ展開を見せる。なるほど、これがあってこその「復讐」だったということか。

全体的に面白く見られたし、細部もかなり凝っていて楽しめたのだが、やはり「オールド・ボーイ」には及ばない。あちらは復讐劇が二重構造となっていて、それが映画としての構築感やドライブ感を支えていたのだが、本作では、ストーリーが直線的な分、先が見えない面白さには欠けている。それよりも、根本の設定を始め、キーとなる設定がかなり強引なので、簡単に感情移入しにくかったことのほうが、より大きなマイナス要因か。

むしろ監督としては、「チャングム」のイメージを、徹底的に利用したかったのかもしれない。幾多の困難にめげず、明るくけなげに逆境を耐え抜くチャングム=クムジャさんが、厚化粧にハイヒール姿で、冷酷に復讐を遂げていくギャップをこそ、描きたかったのではないか。と、そんな気がしてしまう。

凝った演出に、バロック調の哀切な音楽、随所に出てくる歪んだユーモア。イ・ヨンエのブラック・コメディとして観ることもできそうだが、それにしては、扱われる「幼児誘拐殺人」という事件が、余りに重すぎる。秀作と評するには、疵が多すぎる。

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vs.アルビレックス(J1第34節)~神の配慮

レッズ 4-0 アルビレックス(BS-i)

生中継は無いと思われていたこの試合、急遽BS-i(TBS系)が放送決定。いいぞTBS、楽天に吸収なんかされるなよ!←無関係

さて、結論から言うと、実にいい試合だった。序盤からの積極性、こぼれ球への反応(堀之内、ナイス!)、果敢な守備に、それらすべてを支える運動量の豊富さ。レッズ側の視点だけで見れば、ほぼパーフェクトな試合内容だったと思う。

90分を通じてダレることもなく、4-0で圧勝。試合終了時点で、他会場の情報は入っていたようで、選手・スタッフの表情はちょっと微妙だったが、それでも、やれるだけのことはやったという満足感は漂っていた。多くのサポーターもきっとそう感じていることだろうし、僕もそう思う。

終わってみれば、勝ち点差わずかに「1」での2位。しかし、恐ろしいことに、2位から5位までは、すべて勝ち点が同じで、得失点差だけで順位が決まっている。こうして勝ち点1の重みを味わうことで、シーズンの長さに関係なく、これからもどの試合も白熱することだろう。Jリーグにとっては、最高の展開だったに違いない。

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僕自身は、レッズのたなぼた優勝を妄想したりもしたが、現実的には、セレッソ優勝を予想していた。しかし、ラスト5分でまさかの同点。代わって生き返ったのがガンバだったが、途中同点にされても諦めずに、最後まで良くファイトした。レッズはもちろん、アントラーズ、ジェフもそれぞれ勝利。優勝に絡んだ5チームは、どこも負けなかった。モチベーションがいかにゲームを左右するかの、いい見本だろう。

昨年に続き準優勝に終わったレッズだが、最後に優勝に絡んだ他の4チームからは、一つも白星を奪えなかった。他のチームも、それぞれ何か「足りない部分」があったことだろう。今季の全チームそれぞれの成績(降格も含めて)には、サッカーの神ならではの配慮があるようが気がする。

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「来年こそは」の思いは、どのチームも同様だろう。来シーズンへの闘いは、すでに始まっている。(天皇杯は、まあお祭りってことで)

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「吾輩は猫である」

「吾輩は猫である」(夏目漱石全集 1)読了。

学生時代に読んで以来の再読であるから、再読というよりは、ほとんど初読状態。内容はほとんど完璧に忘れていた。もっとも、「内容」とは言っても、猫が飼い主であるところの苦沙弥先生と、彼の珍妙な友人達が、ぐだぐだと浮世話を繰り広げるだけだから、そりゃ覚えてるわけがない←開き直り

一種の滑稽本に、漱石独自の社会や文明、そして同時代の人間への批判が散りばめられており、読んでる分にはすこぶる面白いのだが、まるでページが進まないのには参った。なんとかかんとか、ようやく読み終えたといった印象である。

全編に横溢する批判精神(というか、オヤジの愚痴)の中で、面白かったのはたとえばこんな箇所:

寝てもおれ、覚めてもおれ、このおれが至るところにつけまわっているから、人間の行為言動が人工的にコセつくばかり、自分で窮屈になるばかり、世の中が苦しくなるばかり、ちょうど見合をする若い男女の心持ちで朝から晩までくらさなければならない。(中略)今の人はどうしたら己れの利になるか、損になるかと寝ても醒めても考えつづけだから、勢探偵泥棒と同じく自覚心が強くならざるを得ない。

はて、我々は明治の頃の「近代人」から、果たして少しは進歩したのであろうか?

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