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プロコフィエフを聴く:ヴァイオリン協奏曲

Prokofiev: Violin Concertos & Sonatas; Shostakovich: Piano Trio No. 2

吉田秀和の「LP300選」によれば、プロコフィエフの曲から選ぶとすれば、まずは「ピアノ協奏曲第3番」、そして次に「ヴァイオリン協奏曲第1番」か「ヴァイオリン・ソナタ第1番」、ということになっている。

プロコフィエフのヴァイオリン曲は、どちらもCDを所有していなかったので、しばらく物色していたところ、立ち寄ったHMVで、掲記のベル=デュトワのCDを見つけたので、即ゲット。ヴァイオリン協奏曲が二曲、ヴァイオリン・ソナタも二曲収録されていて、内容的には申し分無い。で、まずはコンチェルトの感想を。

・第1番
「夢見るような」導入部から、淡くしっとりと展開する第一楽章。アップテンポの第二楽章は、行進曲風リズムに乗って弾かれるスル・ポンティチェロの効果が抜群。この箇所だけ、何度も繰り返して聴いてしまったですよ。そして明るくも、どこか儚く終わる終楽章。全曲を通して、間然するところのない名品。聴いて良かった。

・第2番
こちらも第1番に負けず劣らずの佳曲。曲全体の優しげな表情や、主役(ヴァイオリン)の歌わせ方では、むしろ第1番より上かも知れない。ただ、やはり全体の構成感みたいなものは、第1番のほうがちょっとレベルが高いかも。でも、第二楽章のしっとりとした抒情は、デュトワの品良く抑制された伴奏と共に、ベルの美音がさらにそれを引き立たせていて素晴らしい。

このディスクでは、ジョシュア・ベルのヴァイオリンはもちろん素晴らしいが、デュトワ=モントリオールの伴奏が、とにかく上品で好もしい。余りに美しくまとまっているのは、もしかしたら「プロコフィエフらしさ」みたいなものに欠けるのかも知れないが、とりあえず僕が聴いた限りでは、充分に高水準の演奏だと思う。いや~、いいわ、これ。

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