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「ターミナル」~主役は誰だ?

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個々のエピソードはそれなりに面白いし、トム・ハンクスは相変わらず巧いし、笑って感動して・・・の作品なんだが、うーん、どうにも素直に楽しめきれなかったなぁ。

(以下、例によってややネタバレである。未見の方はご注意を)
 
 
 
とにかく最初に引っかかったのは、「なぜ主人公は、空港で暮らさねばならないのか」の部分だ。いやね、東欧の母国がクーデターで消滅してしまい、パスポート(及びビザ)が無効になったため入国できない、っていう説明は分かりますよ。でも、ビクター(主人公)が暮らしているのは、ターミナルのアメリカサイドだと思うのだが・・・(例えば、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演ずるフライトアテンダントは、通関を済ませてからビクターに会っている) この疑問が最後まで解消できなかったため、見終わってもなんともスッキリしない気分であった。

それと、ビクターの母国・クラコウジアの言葉を解する人間が見つからない・・・という説明もあったが、後半のエピソードで、ある旅行客と、片言ではあろうが、ロシア語で会話をしている。ロシア語の通訳だったら、ニューヨークにはいくらでもいるだろうに。(経験上、イエローキャブの運転手の一割程度は、東欧出身者) 

その他にも、結構いろんな箇所が「??」状態なので、そちらにばかり気を取られてしまった。

とはいえ、やはりそこはスピルバーグ、話のテンポはいつも通り快調で、小ネタの数々で笑いを取りつつ、トム・ハンクスの名演技で涙を誘う。なんかもう、山田洋次状態(笑) 盛り上げた割には、ラストがやや尻すぼみの感はあるものの、爽やかな印象のエンディングではある。

週末の深夜、一杯やりながら気楽に見るには、ちょうどいい一本。

ところで、僕が最後にJFKを使ったのは、今からもう10年以上前なのだが、映画で描かれる様子と余りに違うのにビックリ・・・と思ったら、全部セットなんだそうな。もっとも、JFKそのままというわけではなく、全米のターミナルから、イメージを集めて作ったらしい。確かに、この巨大にして緻密なセットは、賞賛に値する。でも、セットが主役ってのもなあ(笑)

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