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マクベインが死んでいる

いささか旧聞であるが、去る7月6日、米国のミステリ作家エド・マクベイン(本名エヴァン・ハンター)が死去。享年78歳とのことである。(早川書房のサイトに、簡単なニュースと、主要作品のリストがあった。こちらから、ニュースの該当項目をクリック)

マクベインと言えば、とにかく87分署シリーズだろう。僕は学生時代にこのシリーズにはまって、第一作の「警官嫌い」から、その頃文庫化されていた「糧」あたりまで一気に読んで、それからポケミスの新刊が出るたびに、買っては読んできた。「ロマンス」まではちゃんと新刊で読んでたんだが、それから今まで新刊をチェックせずにいたのを、つい数週間前に、ふと思い立って「ノクターン」を買ったのだった。これも一種の虫の知らせだろうか。

タイトでスピーディーな展開、巧みなストーリーテリング、魅力的な登場人物達と彼らを巡るサイドストーリーといった要素に加え、シリーズ物ならではの小ネタがあちこちにあって、一度はまった読者は、なかなか離れられない。

シリーズ故、ちゃんと第一作からずーっと読むのが筋だとは思うが、あえて有力作品を選ぶとすれば、第一作の「警官嫌い」、サスペンス横溢の「殺意の楔」、邦題が秀逸な「クレアが死んでいる」あたりだろうか。とはいえ、もしこのシリーズに興味があって、これから読んでみようと思うのであれば、やはりちゃんと第一作から読むことをお薦めする。

87分署シリーズとしては、未訳の「Hark」が遺作らしいが、あちこちのサイトで見ると、「デフ・マン」と87分署刑事課の、最終対決編というのが、マクベインの死後出版される手はずになっている・・・という噂話が流れているらしい。本当かどうかはともかく、ミステリ作家らしいエピソードではある。

あと数作の87分署シリーズ、大切に読もう。そしていつか、全作品を再読・・・えーと(汗)

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