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2005年7月

vs.北朝鮮(東アジア選手権)

日本 0-1 北朝鮮(テレビ朝日)

この大会そのものが、いったいどういう位置付けだったのか、さっぱり思い出せないし、また今も理解できていないのだが、テレ朝によれば、とりあえず例によって「絶対に負けられない試合」だったらしい。負けたけど(笑)

しかしなあ、とにかく先制しちゃえば、後はなんとかなる!・・・とばかりに初っ端から飛ばして来る北朝鮮に対して、軽くいなすなりなんなり出来ないもんかね。相手の出足の速さに押されてミス連発のあげく、先制点まで献上してしまっては、サッカーの神様に嫌われて当然である。

北朝鮮のガッツは、素直に賞賛するしかないが、それにしても日本の選手は、誰も彼も不調過ぎた。特に前の三人は、コンビネーションがまるで取れていないのに、洒落たスルーだのヒールパスだのを繰り出しては、あっさりとボールを失う。合宿でいったい何を練習していたのだろう?

1点ビハインドで迎えた後半、4バックへの変更はいいとして、代えるなら小笠原だったように思う。(ここでは、田中誠OUT、本山IN) それにしても、達也投入の後に、とうとう巻まで入れて、ロングボール放り込みを見ることになろうとは(嘆息) 

意義の良く分からない大会ではあるが、あえて言うなら、この大会に賭けられているのは、参加各国のプライドである。アジアの中にあって、日本は「超えられない壁」でなくてはいけないはずだ。北朝鮮に負けているようでは、アジアカップの勝利や、W杯ドイツ大会への出場が、ただのまぐれになってしまう。

日本がこのクラスで負けることは、結果としてアジアのレベルを引き下げることにつながることを意識して、残り試合を戦って欲しいものだ。

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吹奏楽コンクールに行って来た

娘が入っている、小学校の音楽部が、コンクールに出るというので、出かけてみた。

開演15分ほど前に会場に到着し、入場料1,000円を払って、600円のプログラムを買って、ホールに入ると、一階席は既にほぼ満員。慌てて二階席に上がったら、そちらはまだ人も少なく、前方の席に座ることができた。

娘の学校は、「小学校Bフェスティバル部門」とかいうカテゴリーでの出場。このほかに、「小学校Bコンクール」とか、「小学校C」とかのカテゴリーがあるらしい。正直なところ、何がなんだか良く分からないので、詳細は全日本吹奏楽連盟のホームページを参照のこと。もっとも、ここを見てもすぐには理解できないが(汗)

で、その「フェスティバル部門」とやらだが、どうやらマーチングを意識して、楽器演奏だけではなく、唄や踊りを加味しての、総合パフォーマンスを競い合うらしい。

この日、その部門に出場した小学校は、全部で11校。いやあ、どの学校も上手だね。おじさん、ビックリしたよ。

パフォーマンスのほうも、唄あり振り付けあり、ドリルっぽく舞台を縦横に動き回ったかと思えば、タップダンスが出てきたりして、実に楽しかった。各楽器も、見事なソロがあったりして、思わず途中で拍手しそうになってしまった。

上手いとは言っても、所詮は地区予選レベルだから、もっと上手な学校はいくらでもあるだろう。だが、ああいうコンクールという緊張感の中で、人前で演奏するという経験、そして審査結果に喜んだり悔しがったりする経験は、やはり得難いものがあると思う。

聞くところによると、全国大会を目指す学校ともなると、凄まじい練習量をこなしているらしい。親としては、地区大会で銀賞を取って喜んでるぐらいがちょうど良さそうに思えるので、ま、気楽にやってくれ>娘

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地震とか、台風とか、いろいろ

ちょっとご無沙汰。

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土曜日の地震の時は、家内は買い物で外に出ていて、僕と子ども達で留守番していた。

子ども達は寝ころんでテレビを見ていたのだが、たまたま立っていた僕は、足元が沈み込むような縦揺れを感じて、すぐに子ども達に「地震だ、大きいよ」と声をかけた。直後に大きな横揺れ。洗面所のほうで、何かが落ちる物音がしたが、それ以外はなんとか持ち堪えた様子。

揺れが治まってからほどなく、家内から電話。自転車で信号待ちをしていたそうで、大きな揺れに驚いたけど、とりあえず無事とのこと。こういう時の携帯は、実にありがたい。

テレビのニュースで知ったのだが、どうやら僕の居住区域が震源だったらしい。ちょっとビビる。

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火曜日は台風。

朝からニュースで大騒ぎしていたので、夕方、とりあえず定時になってから、皆に早く帰るよう声をかけた。

僕自身は、ちょっと荷物があったし、帰りの電車が遅れたりすると苦しいので、会社の車を借りて帰宅。帰り道の風雨を心配していたのだが、拍子抜けするほど穏やか。

夜のニュース、「台風で首都圏は大混乱」という番組作りをしようとしていたのが、見事に空振りに終わったのがミエミエの放送内容に苦笑。

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その火曜日、早めに帰宅する社員達の中、部下の一人が、ちょっと話があると言う。嫌な予感がしたのだが、案の定、辞意だった。

僕より年上なのだが、中途で採用してまだ一年ちょっと。確かに、思うように実績も上がっていないし、社内で孤立気味のところもあったのだが、僕としては、かなり注意深くフォローしていたつもりだけに、やや(かなり)ショック。

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「どんな嵐の日にも時間はたつ」(マクベス)

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vs.エスパルス(第18節)

レッズ 1-0 エスパルス(NHK-BS)

鬼門・日本平での試合でこそなかったが、エスパルスにはどうも相性の良くないレッズ。今日の試合も、かなり苦労はさせられたが、なんとか勝ち点3を得ることができた。

エスパルスに限ったことではないが、やはりどのチームも、「レッズ対策」を良く練ってきている。球の出しどころの長谷部にプレッシャーをかけ、前線でボールを受ける達也や永井の前でカットする。そこからの反撃でも、中盤でボールを奪われるのを嫌ってか、両サイドの裏へロングボールというやり方。その相手両サイドが、かなり深いところまでボールを持ち込んでくるので、クロスがうまく上がらなくても、CKが得られるという寸法だ。

これはどうもセットプレーから失点するパターンかなぁ・・・と思いながら見ていたのだが、案の定、前半早々にはショートコーナーからのクロスに合わされたヘディングが、クロスバーに助けられたりするシーンがあった。それ以外でも、CKやFKはひやひやものだったのだが、どの選手も集中して良く守りきった。特に試合終盤の、沢登の技ありFKの場面、逆をつかれながらも、都築が見事に反応して、左手一本で防いだのには感動。今日も神だったよ>都築

高い守備意識で臨んできたエスパルスに対し、前半は有効な手が打てなかったレッズだが、後半に入ってからは、かなりスムーズにボールと人が動くようになる。テレビだと断片的にしか分からなかったが、どうやら前の三人が、それぞれバランスを保ちながらも、左右に流れることでスペースを作り出していたように感じた。

で、後半10分、左に流れた達也が、相手DFをかわして上げたクロスに、闘莉王が動きながらもきれいに合わせてゴール。闘莉王、広島戦に続いて、とにかくノっている。

代表初選出で注目された達也は、残念ながら無得点、一アシスト。いくつかあったチャンスの内、一つはモノにするようでないと、代表で使ってもらうのは難しそうだ。それより、レッズのFWとして、もう少し決定力を上げてもらわないと困る。ただ、トラップがかなり上手くなっているのは、今後への期待要素だろう。

平川の負傷で、前半早い時間にスクランブル出動した暢久だが、アップが足りなかっただけとは思えない、調子の悪さ。チェ・テウクに走り負けたりしてたが、いい時の暢久では考えられない。どうもベンチスタートというのは、精神面だけの問題ではなく、本当にコンディションが良くないような気がする。

終盤押し込まれてバタバタしたのと、そのせいもあってか、選手交代のタイミングが掴めなかったのは残念だったが、あそこで失点しないでいられたのは大きい。チームとして、地力はついてきているのだなぁ、と素直に思えた。

この試合の結果、順位は暫定ながら3位。ジュビロの試合が残っているので、順位は確定していないが、とりあえず勝ち点29となって、ガンバ(勝ち点35)と6差、首位の鹿島(同39)と10差である。状況は相変わらず厳しいが、とにかくこれからは、勝ち点を一つずつでも積み重ねていくしかない。

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ショスタコーヴィチを聴く:ヴァイオリン、ヴィオラ

oistrakh

名作の誉れ高い「ヴァイオリン協奏曲第一番」であるが、今回購入したのは、オイストラフのロンドンでのライブ(BBC Legend)である。HMVだと2,056円だけど、山野楽器で見つけた時は、1750円とかだった。

このCDには、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲二曲の他に、イザイのヴァイオリン二重奏曲がフィルアップされていて、なかなかのお買い得盤かも。

録音年度はやや古くて、第一番が1962年(アッシャー・ホール)、第二番が1968年(ロイヤル・アルバート・ホール)。ただ、音質はとても良くて、客席の咳払いも含め、臨場感たっぷり。つーか、咳多すぎ(笑) 

演奏は両曲とも実に堂々として、かつ立派な印象だが、やはり聴きやすい一番が素晴らしい。例によって深刻に始まる一楽章から、ヴァイオリンの技巧きらめく第二楽章、さらにまた鬱々とした第三楽章から、気が遠くなるように長大なカデンツァを経て、良くわかんないけどとにかく盛り上がる終楽章と、傑作の名に恥じない面白さ。終演後の万雷の拍手に、大いに共感できる名演である。

一方の二番は・・・えーと、あんまりちゃんと聴いてないので、省略(汗) あ、でも、バックがスヴェトラーノフなせいかどうか、終楽章の盛り上がりは物凄い。こちらも演奏終了と同時に、ブラボーの嵐である。

おまけのイザイ「Amitie, Poem No.6 for 2 Violins and Orchestra」(友情、という意味らしい)だが、何故かこの一曲だけモノラルで、ちょっと音質が落ちる。なかなかにロマンティックな佳曲なので、協奏曲と同レベルの音質でないのが惜しまれる。1961年、ロイヤル・アルバート・ホールでの、息子イゴールとの共演。

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ショスタコーヴィチの遺作にして、この曲を最高傑作と呼ぶ人も多い、「ヴィオラ・ソナタ」。こちらは、HMVでバシュメット=リヒテルのCDを見つけたので、ポチっとゲット。888円はお安いと思うですよ。

こちらもライブなので、咳払いをはじめ、演奏以外の雑音が拾われている。もちろん、音質自体は極めてクリアである。両曲とも、1985年のデジタル録音、だそうである。

で、曲だが・・・うーむ、深い。深いのだけは分かるが、深すぎてついて行けないっす(汗) こういう曲を真に理解し、受け入れるのには、まだまだ僕自身の屈折が足りないに違いない・・・ってことにしておこう。

カップリングの「ヴァイオリン・ソナタ」だが、どうも「ヴィオラ・ソナタ」(こちらは、カガン=リヒテルの組み合わせ)を聴いた後に続けて聴くと、印象が薄まってしまう。聴き込むのは、またいつか、ってことで←いつだよっ!

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ポータブル・ヘッドホンを(また)買った

ath-ck5
半年ほど前に、耳掛け式のヘッドホンを買ったのだが、先日、また新しいヘッドホンを買ってしまった。

今回購入したのは、またもやオーディオテクニカのATH-CK5という製品。同社初の、カナル(耳栓)式ヘッドホンとのことである。この製品を知るちょっと前に、ネットの記事なんかで、カナル式礼賛の記事をいくつか見かけていたので、試しに・・・と思って買ってみた。(定価は3,675円、実売は3,000円を切るぐらいだろうか)

耳栓式というぐらいなので、耳の穴の中にぐいぐいっと押し込んで装着。最初は違和感ありまくりなんだが、ちょうどうまく納まるポイントさえ見つかれば、後はそれほど気にならずに付けていられる。メーカーのウリとしては、ループサポートなる突起に、抜け落ち防止効果があるとのことだが、どれぐらい効果があるのかは、正直良くわからない(笑)

通常のインナーイヤータイプだと、装着部分がだんだん痛くなってしまったのだが、このカナル式だと、耳の穴の中にイヤホン部を入れてしまうせいか、かなり長く付けていても、ほとんど痛くならない。

肝心の音だが、例えば電車の中で聴いても、弱音がかなりちゃんと聴き取れるのに感動した。定位もしっかりしているし、音像の広がりもいい。強いて言えば、若干低音が物足りないような気もするが、このへんは、イコライザーかなんかで補正すればいいかもしれない。それと、耳栓式のうえ、弱音が聴き取れる分、トータルボリュームも下げ気味でいいので、音漏れの心配もそれほどない。

唯一欠点があるとすれば、コードが着ている服にこすれたりすると、そのノイズが伝導してしまうことだろうか。歩きながら聴くと、ガサゴソとうるさいのが、少々気になる。(もっとも、これはコードの引き回しを工夫すれば、いくらかは回避できる)

イヤーピースがS, M, Lの三種類用意されているのだが、僕の場合、どうも左右の耳の穴の大きさが違うらしく、装着感が左右で微妙に異なる。このへんで、もう少し微細な調整ができるとうれしいのだが、ま、値段的にはこの程度で充分であろう。

耳掛け式よりは、確実に良く聞こえるようになったので、とりあえずは買って正解であった。

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「ポケットモンスターAG~ミュウと波導の勇者ルカリオ」

ポケットモンスターAG~ミュウと波導の勇者ルカリオ」(7月17日、AMCイクスピアリ

三連休の中日、子どもの付き添いで、毎夏恒例のポケモン映画最新作を観てきた。

ワンパターンといえばワンパターンではあるが、ポケモンファンのハートをくすぐる出来上がりといった感じで、冒険あり、友情あり、泣かせありと、まずまずの一作ではあった。

とはいえ、この映画シリーズ全体に言えると思うのだが、やはりちょっと宮崎アニメの世界観を、意識し過ぎという気がする。(「再構築」、あるいは「脱構築」、もしかしたら「パクリ」(笑))  舞台となるお城は、カリオストロ城そのままだし、世界の中心に鎮座する「世界のはじまりの木」(だっけ?)なんていうのも、なんとなくラピュタとか腐海とかのイメージだし。このあたり、もう少し自由に、ポケモン的世界が構築できるなら、大人の鑑賞にも耐える名作が生まれるかもしれないと思うのだが。

ストーリーというか、シナリオ的にも、かなり突っ込みどころがあるのだが、まあ、子ども映画をマジメにレビューするのは、本職の方々に任せよう。あのへんを、もうちょっとこうすれば、もっと面白くなりそうなんだけどなー・・・などと野暮なことも言うまい(笑)

映像は、劇場の大画面を意識したと思われる、美麗にして雄大なもの。CGとアニメーションの使い分けもうまく、特に全体を俯瞰する「引き」の場面での効果が抜群だ。こういう映画を、最新設備の劇場で楽しめる今の子ども達は、本当に幸せだ。

肝心の、うちの子の評価を忘れていた。

「ルカリオ、面白かった?」

まあまあ

・・・だそうである(笑)

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「星からきた探偵」&「20億の針」

星からきた探偵

(通常、本のリンクはbk1に貼ることにしてるんだが、どういうわけか、本書については「現在取り扱いできません」との表示。よって、上記はamazonにリンクを貼ってある)

久々に、「冒険ファンタジー名作選 第2期」(岩崎書店)からの一冊。かつて「SFこども図書館」として刊行されていたときには、「宇宙人デカ」という書名だった。

宇宙空間を逃亡する凶悪犯・デカと、彼を追う探偵・ホシは、追跡行の挙げ句、共に地球へ墜落してしまう。辛くも生き延びたデカは、舞台を地球に移して追跡を再開するのだが、特殊な生態を持つ異星人の彼には、どうしても知的生命体の協力が必要だった。果たして彼は、協力者を見つけだし、ホシを捕らえることができるのか?

・・・とまあ、こんな感じの話だが、とにかくこの作品では、異星人の生態の設定が秀逸で、これを読んで、身体がなんとなくむずがゆくならない読者はいまい(笑)  SFとして充分面白いのだが、さらにはミステリとしても、きちんと謎解きがある上、終盤には犯人との対決というサスペンスもあって、かなり贅沢な作品。これをこの分量でジュブナイル化した手腕は、実に見事だ。

ついでだが、読んだ当時は気がつかなかったのだが、探偵が「デカ」、逃亡犯が「ホシ」だなんて、なかなかに洒落たネーミングである。

お節介は承知のうえで、子どもの夏休みの読書に、当シリーズを力強くオススメしたい。

オンライン書店ビーケーワン:20億の針

さて、「星からきた探偵」の底本が、本書「20億の針」。文庫の初版は1963年と、なんと40年以上前なのだが、今でもちゃんと入手できる。(ちなみに僕が手に入れたのは、26版) 創元社、エライ!

で、こちらの作品であるが、当然のことながら、ジュブナイル版よりもずっと細かくディテールが書き込まれ、登場人物達の説明も詳細なので、じっくりと楽しめる。読み終えた印象が、ジュブナイル版とほとんど変わらないというのは、原作の面白さ故か、はたまたジュブナイル化の手腕故だろうか。

もっとも、さすがに1963年翻訳から改版されてないわけだから、ところどころおかしな言い回しが出てくる。恐らくは、その当時においての「新しさ」みたいなものが意識されていたのだと思われるが、「めっける」(見つける、の意ですね)なんて表現が頻出するのが、なかなかに味わい深い。

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vs.サンフレッチェ(J1第17節)

レッズ 2-0 サンフレッチェ(NHK-BS)

今季初の連敗、それもレイソル戦は今季最悪の完敗ということで、この試合でどう切り替えてくるかが注目されたわけだが、なかなかに見事な内容で、2-0の快勝。1シーズン制の長丁場を、いい形で折り返すことができた。

今日の試合、「困ったときの暢久外し」(笑)作戦が大成功。まあ、暢久がいないせいってことはないと思うが、どの選手も良く動き、鋭い出足でセカンドボールを拾い続けていたのが、先ずは最大の勝因だろう。じっとしていても蒸し暑い陽気の中、90分、本当に良く走った。

この試合のMVPには、闘莉王を推す。空回りしがちな気合いが、今日はうまく自分の動きとシンクロしていた。先取点のヘッドもうまかったが、それよりも守備でほとんど破綻がなかったのが大きい。

酒井と内舘のボランチコンビも良かったが、特に酒井の出来は出色。周囲の選手と連動して、相手の攻撃の芽を摘む動きが目立ったし、2点目となった達也へのフィードも、実に的確。第二のMVP候補だと思う。

例によってアレックスの裏が狙われ続けたのに対して、相変わらず無策なのには困ってしまうが、それでも今日のアレックスは、今までになく守備の意識が高かったし、攻撃時も、早く捌ける時は早く・・・という意識が見て取れた。(後半、いつもの「いったん止めて、それから勝負→大抵負けて、カウンターを食らう」になってしまったのが残念) その左サイドを、本職ではなかろう坪井が、持ち前の生真面目さで一所懸命守りきったのも勝因の一つか。

先週、レイソル相手に手も足も出なかったのと同じチームとは、とても思えないほど良い内容。こういうのは、自分が見に行った試合でやってくれよ、って感じである(泣)

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新外国人選手として、既にポンテの獲得が決定しているわけだが、ポジション的にはやはりトップ下のようだ。これで右サイドは暢久と平川が、もし平川が追い出されたら、今度は左サイドでアレックスとその平川が、それぞれポジションを争うことになる。トップ下のポンテとて安泰ではなく、長谷部が良ければ当然ポジション争いが発生するだろう。また、フロントは更にFWの補強を明言しているわけで、そうなると達也や永井も、再びポジション争いをせざるを得ない。

選手達には酷な環境だが、これらのポジション争いが、チームとしてより良い結果につながることを期待したい。

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全英オープン2005~ダブルグランドスラム達成

昨晩寝る前に、そうだ、全英はどうなってるかな・・・とテレビをつけたのが間違いで、そのままホールアウトまで見てしまった(汗)

予想通りというか下馬評通りというか、見事にタイガー・ウッズの完勝である。(特集記事はこちら) 最終日だけ見れば、2アンダーというスコアなのだが、追いかけるべきモンゴメリーやオラサバルが、どうしてもバーディーが奪えず、逆にスコアを落とすという展開。終わってみれば、2位と5打差となってしまった。

ウッズの技術は確かに素晴らしかったが、それ以上に、今回はメンタルの強さに感心した。バックナインだけでも、ティーショット時にギャラリーの携帯が鳴ったり、アドレス中にシャッター音がしたり、普通ならミスショットにつながりそうな邪魔に見舞われたのだが、その度にきちんと切り替えて対処する。トラブルになりかけても、常に最適解を導き出し、その通りのショットやパットをする。他の選手はいっさい気にせずに、まるでセント・アンドリュース・オールドコースと語り合い、最善の攻略ルートを教わりながらプレーしていたかのようだった。

番組中のテロップで見たので、やや不正確かも知れないが、今回の優勝で、メジャー40戦で10勝とのこと。単純に計算して、毎年一つ、必ずメジャーを勝ってることになる。今回の全英制覇で、ダブルグランドスラム達成ということだが、ウッズはまだ29歳。前人未踏のトリプルグランドスラムも、決して夢ではない。

コースにすっくと立った、その立ち姿の美しさと共に、21世紀の伝説となるプレーヤーを、我々は目にしていたのだろう。

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マクベインが死んでいる

いささか旧聞であるが、去る7月6日、米国のミステリ作家エド・マクベイン(本名エヴァン・ハンター)が死去。享年78歳とのことである。(早川書房のサイトに、簡単なニュースと、主要作品のリストがあった。こちらから、ニュースの該当項目をクリック)

マクベインと言えば、とにかく87分署シリーズだろう。僕は学生時代にこのシリーズにはまって、第一作の「警官嫌い」から、その頃文庫化されていた「糧」あたりまで一気に読んで、それからポケミスの新刊が出るたびに、買っては読んできた。「ロマンス」まではちゃんと新刊で読んでたんだが、それから今まで新刊をチェックせずにいたのを、つい数週間前に、ふと思い立って「ノクターン」を買ったのだった。これも一種の虫の知らせだろうか。

タイトでスピーディーな展開、巧みなストーリーテリング、魅力的な登場人物達と彼らを巡るサイドストーリーといった要素に加え、シリーズ物ならではの小ネタがあちこちにあって、一度はまった読者は、なかなか離れられない。

シリーズ故、ちゃんと第一作からずーっと読むのが筋だとは思うが、あえて有力作品を選ぶとすれば、第一作の「警官嫌い」、サスペンス横溢の「殺意の楔」、邦題が秀逸な「クレアが死んでいる」あたりだろうか。とはいえ、もしこのシリーズに興味があって、これから読んでみようと思うのであれば、やはりちゃんと第一作から読むことをお薦めする。

87分署シリーズとしては、未訳の「Hark」が遺作らしいが、あちこちのサイトで見ると、「デフ・マン」と87分署刑事課の、最終対決編というのが、マクベインの死後出版される手はずになっている・・・という噂話が流れているらしい。本当かどうかはともかく、ミステリ作家らしいエピソードではある。

あと数作の87分署シリーズ、大切に読もう。そしていつか、全作品を再読・・・えーと(汗)

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先週と今週の豆:コロンビア・スプレモ

いつぞや紹介した、蕎麦屋の隣の自家焙煎珈琲屋「手焙煎珈琲豆 蔵」に、再び行って来た。

お目当ては珈琲豆なんだから、豆だけ買いに行けば良さそうなもんなのだが、蕎麦屋も美味しいので、ついつい行くなら蕎麦も食べついでに・・・となってしまう。結果として、高い珈琲豆になってしまうのが困りものだ(笑)

初めて行った時は、こんなやり方で商売になるのか、他人事ながら少々心配だったのだが、今回行ってみたら、お店の前のテーブルでは、先客が淹れたてらしき一杯を楽しんでいた。ちょっと見せてくれた顧客リストも、かなりの厚さになってきていたし、いいモノをきちんと出す店は、やはりそれなりにやっていけるのだなー、と感心したのだった。

で、肝心の豆だが、今回も店主と相談しつつ、前回買った「ブラジル・サントスNo.2」にやや近い味わいという、「コロンビア・スプレモ」を注文。今回も、心持ち深めに煎ってもらうことにしたりして、注文焙煎の醍醐味って感じである。200gで700円ほど。

お味のほうだが、苦みすっきりといった感じで、軽やかな味わい。おかしな表現だが、「気持ちいい」美味しさであった。

さて、その翌々週、ゴルフ帰りに豊園茶舗にて次の豆の補充。お店の棚を見ていたら、同じ「コロンビア・スプレモ」があったので、飲み比べてみようと思ってそれに決定。こちらは相変わらず安くて、200gでたった315円である。

焙煎は、ここのお店としては中深煎りぐらいらしいが、他の自家焙煎のお店に比べると、若干浅めかも。気持ち的に、あとちょっと苦みとコクが欲しいところだが、それでも香りは素晴らしいし、とにかく飲み口がいい。

どこのお店も、それなりに個性があって、順繰りに巡るだけでも楽しい。これからの季節には、アイスコーヒー専用豆なんてのもあるらしいから、そのうちそちらも試してみたい。

ってわけで、「先週と今週」ってのは、実はちょっとウソ(汗)

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ショスタコーヴィチを聴く:オラトリオ「森の歌」

mravinsky

かつては盛んに演奏された時期もあったようだが、ソヴィエト連邦崩壊以降は、恐らくは上演機会も激減(あるいは消滅)したであろう「森の歌」。CDもそれほど種類が無いのだが、たまたまHMVでムラヴィンスキーのCDを見つけたので、注文してみた。

「森の歌」は1949年、カップリング(というか、CD的にはこちらがメイン)の「交響曲第5番」は1954年に、共にレニングラードのスタジオで録音されている。オケは、「森の歌」がソヴィエト国立交響楽団(USSR State Symphony Orchestra)、「5番」がレニングラード・フィルである。メロディアのCDで、二曲ともモノラル録音であるが、「森の歌」のほうは、録音年を割り引いて考えても、かなり音が悪いのが残念。

で、「森の歌」だけど、録音はともかく、うーん、いいっすねー。冒頭の朗々としたバス(だよな?)の歌い上げから始まって、全編ドラマティックかつエキサイティング。歌詞を知ってしまうと、かなり引いてしまいそうだが、輸入盤ゆえ対訳歌詞もないし、気楽に演奏そのものを聴けるのがいい。まあ、それでも曲毎のタイトルは「コムソモールは行進する」とか、かなり勇ましいんだけどさ。

恐らくはこのまま「過去の音楽」として忘れ去られてしまうような気がするが、なかなかの名曲なので、余り難しく考えずに、合唱メインの佳曲として、これからも生き続けて欲しいものである。

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vs.レイソル(J1第16節)

レッズ 0-3 レイソル(国立競技場にて観戦)

アウェーではあるが、ひさしぶりの国立観戦。前節痛い星を落としているし、何よりエメ騒動があったこともあって、なんとしてもここは勝っておかないといけない試合・・・

・・・だったのだが、ま、こういう試合ほど弱いのは、もはやレッズの伝統とさえ言えるかも知れない。出足で負け、一対一で負け、スピードとポジショニングで負けては、勝てるわけがない。0-3で済んで御の字といったところだ。

レッズが余りに悪すぎたのと同時に、レイソルも恐らくは今季のベストパフォーマンスなのではなかったか。特に明神を中心とした中盤が素晴らしく、攻守にわたってレッズを圧倒していた。こういう試合ができるのなら、もっと上の順位にいておかしくない。

今日のレッズ、どの選手もそれぞれに悪かったが、それ以上に敗因は監督・コーチにあるのではないか。早野の指示が、「ボールの出しどころとしての長谷部を抑えろ」と「三都主のウラを狙え」の二点で、それが忠実に実行されたのに対して、ギドの指示はどうだったのだろう? レイソルをナメていたとは思いたくないが、それにしても、あまりに策が無さ過ぎたのではないか。

選手交代にしても、暢久に代えて酒井を入れ、長谷部をトップ下というのはいいとして、永井に代えて岡野というのは、やや疑問。更に、達也に代えて西谷となると、何を狙っていたのか、まるで伝わってこない。西谷を入れるのであれば、アレックスと代えるべきだし、アレックスを残すのであれば、永井も残すか、あるいは堀之内でも入れて、闘莉王を前線に上げてパワープレーを挑むか、どちらかだろう。

結局のところ、監督・コーチから選手に至るまで、すべてがちぐはぐだっと言うことに尽きる。あまりに不甲斐ない負け方だった故に、試合終了後は、ブーイングする気力すら起こらなかった。

ブーイングと言えば、試合後に挨拶に来たイレブンに、サポーターは当然のごとく大ブーイング。しかし、この試合に関しては、ブーイングにすら値しないような気がする。むしろここは、沈黙で応えるべきだったように思う。

長いシーズン、こんな試合も一つや二つ、あるだろう。最低のゲームをやらかしたことは、選手達が一番良く分かっているはずだ。ここからまた、少しずつ積み上げて行けばいい・・・負け惜しみとは思いつつ、そう自分に言い聞かせながら、笑顔はじけるレイソルサポーター達と同じ電車で、帰宅したのであった。

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エメ移籍に思う

電撃的な移籍発表の時点では、さすがに「ポカーン」といった反応しかできなかったわけだが、その後のオフィシャルでの森GMの談話や、レッズ系blogでのいろんな意見を読んでみて、自分なりに諦めというか、整理ができつつある。

確かに、今季のエメのパフォーマンスは、昨年のそれに遠く及ばなかったし、その原因の大部分が、シーズン前からの調整不足や、自分本位のプレー振りといった、彼自身に起因する要素だったということもある。今季優勝を狙うクラブとして、エメの貢献がそれほど期待できなくなってきている以上、彼の放出=移籍を考えるのは、クラブとして当然であって、後はタイミングとお金の問題だけだったのだろう。その点では、トラックバックを戴いたiioさんの記事にある通り、クラブとしては最善の選択をしたと考えたい。

サポーターとしては、単純にエメという才能を、より高いレベルのリーグへと、快く送り出してあげたかったというのが素直なところだろう。まあ、シーズン途中というタイミングの問題はあるが、それでも、仮に欧州のビッグクラブへの移籍が決まって、エメ本人がラストプレーをサポーターの前で見せてくれるのであれば、皆それぞれに納得しただろうと思う。

iioさんの記事に再度言及するが、カタールリーグを選ぶという、あまりに潔い「今がすべて」的選択もまた、サポーターには納得しがたい部分だろう。ふと思ったのだが、エメには、真の意味で信頼できる「人生の師」(というか、友人なり先輩なり)がいないのではないか。もしそういう存在がいたとすれば、今回の移籍問題も、もう少し違った形になっていたように思える。そう考えると、ちょっぴりエメがかわいそうに思えてきた。

去った者のことをいつまでも語っていても仕方ない。移籍先のアル・サドは、ACL出場中だという。ならばレッズも、一日も早くACLへの参加資格を得て、試合の場でエメと再会すればいい。そしてそこで、完璧に彼を封じたうえで言ってやるのだ:

「おまえ、日本にいた時より、ヘタになったぞ」

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ダービーの敗北~エメ~そして柏戦

思い切り時代遅れだが、先日の「さいたまダービー」、夕方から外出していたので、BSでの中継を録画。9時ちょっと前に帰宅したので、さっそく頭から見ようとテレビをつけたら、いきなりインタビューを受ける桜井のアップが映し出されてしまった。うう、慌てないで、あと3分待ってからテレビをつければ良かった(泣)

負け試合と分かっていて、録画を見るほどの気力が湧かなかったので、そのままBSの「速報Jリーグ」を見て、改めて敗戦を確認。大勝の後の気の緩み・・・とは思いたくないが、気持ちのどこかに「受け」に回るものがあっただろうことは、想像に難くない。チームとしての成熟度みたいなものが、恐らくはこういうところに現れるんだろうな、と思った。

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そして月曜日、昼休みにblogチェックをしたところ、既に「エメ祭り」が始まっていた。夕方には、オフィシャルに簡単な報告。移籍先はカタールリーグとのこと。ヴェルディ戦の記事の末尾で、「このまま帰ってこないような気がしてきた」と書きはしたのだが、こうもいきなりとは予想しなかった。

カタールリーグというのは、草創期のJリーグみたいに、各国のトッププレーヤー達が、ピークを過ぎたあたりで年金稼ぎの場所とするリーグというイメージがある。報酬がいいのは間違いなさそうだが、若い選手がステップアップの過程として選ぶべきリーグなのかどうか。

もちろん、ここで数年稼いで、20代後半にして十億かそこらの資産を築き、そのまま引退して第二の人生というコースも、有っておかしくはないとは思う。それでも、才能ある人間が、その才能を単純に金銭に交換して、自己完結してしまうというのは、神の恩恵を自ら無にする行為に、僕には感じられる。

エメルソンという選手が今後どうなっていくのか、時折気にかけておくことにしよう。

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そして明日(もう今日か)は、もう次の試合がやってくる。国立でのアウェー、レイソル戦。いろんな意味で吹っ切れたであろうレッズの選手達が、どんな闘い方を見せてくれるのか、しっかりと見届けたいと思う。

チケットぴあに寄ったところ、席はかなり埋まってきている様子。天気は良くなさそうだが、さて、国立を満員にできるだろうか?

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梅雨(の晴れ間)ゴルフ

7月10日、ホームコースにてプレー。

数日前の天気予報では、この日は雨。梅雨時だし、仕方ないか・・・と雨用の支度をしていったのだが、前日の土曜夜が大雨で、日曜の分まで降ってしまったらしく、やたらといい天気になってしまった。

前日の雨で、足元がちょっと心配だったのだが、もともと水はけのいいコースでもあり、フェアウェイはふかふかとしたグッドコンディション。日が出るとさすがに真夏日状態でキツかったが、全般的には薄曇りの陽気で、多少蒸し暑くはあったが、雨よりはずっといい。

と言いつつ、コンディションが良くてもスコアが良くなるわけでは無くて、出だしからドライバーが当たらない。ラフは夏芝らしく粘り強いし、バンカーの砂は湿り気があって重く、ダメダメなまま前半は57。後半やや持ち直したが、それでも51で、トータル108。うーん、ようやくコンスタントに100が切れる体質になったと思っていたのだが(泣)

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この週末の女子トーナメントは、「シャトレーゼクイーンカップ」。舞台となったシャトレーゼカントリークラブ札幌へは、数年前に一度行っているが、はて、トーナメント開催するほどのコースだったっけか? テレビの中継を見ても、自分の記憶とあまり一致しないのが不思議だ。

今回の優勝は、表純子。初優勝だそうだが、これまでに2位が11回の、いわゆる「シルバー・コレクター」だ。旦那をキャディーに従えての、二人三脚での涙の初優勝ということで、今年の女子トーナメントは、今回もドラマチックな展開を見せたのであった。

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「めぐりあう時間たち」

めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)

(レンタルDVDにて鑑賞)

映画を見終えて、まず感じたのは脚本の緻密さで、おそらくはベースになったはずの原作は、相当に文学的完成度が高いだろうと思ったところ、その原作・M.カニンガムの小説、「めぐりあう時間たち―三人のダロウェイ夫人」は、ピューリッツァー賞、ペン/フォークナー賞受賞作品とのこと。納得である。

もっとも、文学的に高度な作品の映像化は、得てして難しいもので、本作もその例に漏れない。主要な女優三人の演技はそれぞれ素晴らしいし、細部を大切にした演出も評価できるが、なんとも収まりの悪い作品でもあって、一本の映画というよりは、一幅の絵画を見たかのような印象であった。

というわけで、これはやはり、ニコル・キッドマン(この作品で、アカデミー賞主演女優賞受賞)、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープの三者の演技を、脚本と演出の妙と共に味わうのが正解だろう。

三女優それぞれに素晴らしいが、特に印象に残ったのは、ジュリアン・ムーア。設定上、いささか無理のある役柄ではあるのだが、神経症一歩手前といった雰囲気を、実に見事に演じている。「ハンニバル」では、恐らくは誰もやりたがらなかったであろう、ジョディ・フォスターの後釜を引き受けたりしてるし、なんつーか女優魂を感じさせる。

監督はスティーブン・ダルドリー。あーらびっくり、「リトルダンサー」の監督である。アメリカ映画とイギリス映画の違いはあるにせよ、タッチがまるで違う。(良く見れば、何かユニークな特徴があるのかもしれないが)

技巧を凝らした作品なので、その意味での完成度は高いと思うが、「面白さ」という点では、やはりどこか物足りなかった。

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ヴェルディ戦雑感(←遅いっ)、他あれこれ

先日のヴェルディ戦、深夜の放送を録画しておいたのを、ようやく見ることができた。

前半の3得点中、長谷部のミドルと暢久のFKは、相手DFに当たってのゴールインだから、ラッキーといえばラッキー。試合を決めたのは、やはり後半開始早々の、永井のゴールだろう。

ヴェルディの守備は、確かにザルどころではない悲惨さだったので、7得点というのは、あくまで追い風参考記録にしかならないとは思うが、全体としての前を向く姿勢や、攻撃のバリエーションを増やそうとする意図は、とても良く伝わってきた。

MVPは暢久だろうか。平川へのアシスト2本も見事だったが、90分を通じて、労を惜しまず良く走った。長谷部とのコンビネーションも良くなってきたし、ようやく「暢久トップ下」でのスタイルが安定した感じだ。

その他、どの選手も皆いい働きをしたが、陰のMVPには、内舘を推す。ワシントンや森本への、丁寧でねばり強い応対といい、無理のない前線へのつなぎといい、安定感抜群。時折前が空いた時に、「空いてるなら行っちゃうよ~」と、遠慮がちにドリブルしていく姿がナイスである。

楽勝ムードで迎えそうな次節アルディージャ戦だが、選手もサポーターも、浮かれ気分には浸っていないようだから、しっかり勝ち点3を重ねられそうだ。

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二戦連続7失点のヴェルディだが、選手の自信喪失ぶりも悲惨だが、アルディレスがまるで手を打とうとしていない雰囲気なのが、また痛々しい。余所様のチームのことではあるが、どうも監督と選手の間に、決定的な不信の溝ができているような感じだ。アルディレスの首と、選手達の粛正、どちらか(あるいは両方)は免れないだろう。

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新外国人選手、ポンテ(ポンチ)来日とのこと・・・が、オフィシャルには、まだ何のコメントも無し。現時点でのチーム状態では、どのポジションで使うのか、悩ましいことだろう。贅沢だ(笑)

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相変わらず帰ってこないエメだが、なんとなく、このまま帰ってこないような気がしてきた。まあ、長男が病気入院中とかいう情報もあるようだし、部外者が何を言っても仕方ないのだが。エメの不在が良い方向に働いていることだけを、今は素直に喜ぼう。

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30,000アクセス到達

先週あたりに、お、もうすぐ30,000アクセス♪・・・と楽しみにしていたら、例のキーワードによる検索のおかげで、瞬く間に大台に到達してしまった。

2004年1月に当blogを開設して以来、約一年半での30,000到達(ユニークアクセスのみ)だが、経過としてはこんなもんだ:

2004.3.24 1,000アクセス到達
2004.9.14 10,000アクセス到達
2005.2.16 20,000アクセス到達
2005.7.7  30,000アクセス到達

だいたい半年毎に10,000アクセス増えてる勘定になる。なんというか、「継続は力なり」というのを実感するなぁ(殊勝) ま、書いている記事の内容から考えて、今後も急激にアクセスが増えるとも思えないので、とりあえず今のペースでアクセスが続いてくれると嬉しいな、と思う。

いつも当blogを御贔屓戴いている皆様、並びに何かの間違いでここに辿り着いちゃった皆様、ご訪問、誠にありがとうございます。多謝。

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Jリーグ第14節

レッズ戦はリアルタイムで観戦できなかったので、各試合結果への雑感のみ。

・Fマリノス 2-1 アントラーズ
後半10分過ぎあたりから、NHK-BSで観戦。日程的に厳しいせいか、双方あまり運動量が多くない印象。というより、画面で見る限り、なんとなくテンションが低い。両チームとも、いわゆる「試合巧者」なわけだが、そういうチームがぶつかると、こんなふうに地味なゲームになるということか(←ただの偏見)

それほど面白みのある試合ではなかったが、中澤の逆転ヘッドはお見事。マークの外し方と打点の高さは、Jリーグ最高峰だろう。マリノスには申し訳ないが、本人と代表のためにも、出来るだけ早く海外でプレーして欲しいものだ。

とりあえずアントラーズの独走を止めたのはエライ>マリノス


・サンフレッチェ 1-2 ガンバ
「速報Jリーグ」で見ただけだが、ガンバの攻撃は絶好調のようだ。アラウージョが2得点ではあるが、どちらの場面でも、大黒が同様に危険なポジションに入り込んでいる。どちらにボールが入っても点が入りそうだから、アシストするほうもやりやすいだろう。しばらくは突っ走りそうだ。

ところで、ビッグアーチの芝がボロボロなのにはビックリ。梅雨のこの時季なのに、夏枯れしたのだろうか?


・レッズ 7-0 ヴェルディ
うわぁ、無理してでも国立に行けば良かった(悔) 得点者は、長谷部、闘莉王、暢久、永井、達也、平川x2とのこと。結果バレだろうがなんだろうが、日テレの録画放送(深夜)をチェックしておかねば。

それにしても、今の時期なら、レッズ戦をゴールデンタイムに生中継すれば、巨人戦より視聴率稼げたと思うのだが。レッズの大勝であれば、なおさら(笑)


とまあ、なんだかんだで、上位陣の顔ぶれが去年みたいになってきた。2位のガンバ(勝ち点25)から14位のアルビレックス(勝ち点17)までが、勝ち点8差内でダンゴ状態ではあるが、7月は日程もキツイし、暑さもあるし、やはり地力の差が結果に現れそうだ。

レッズだが、またも中2日でアルディージャ戦。その次は来週水曜、再び国立でレイソル戦と、星勘定できそうなカードが続くが、好事魔多し、油断大敵。良くある「下位チーム相手の取りこぼし」なんてことにならないようにしたい。

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今日も「愛○ケ」

昨日、今日と、カウンターが普段の倍以上のアクセス数を示している。

ほぼ予想はついていたのだが、アクセス解析を見てみると、案の定、検索エンジン(yahoo search)経由での訪問者がほとんどだった。検索ワードは、もちろん「愛○ケ」である。確か今週発売の「アエラ」に、「愛ル○」の特集記事があったようだから、その関連での検索と思われる。

驚いたのは、yahooで「○ルケ」で検索すると、ここがかなり上位に出現することである。うーん、関連する記事っていうと、過去に二つほど書いたきりなんだが、何故こんな上位に?(ちなみにgoogleで検索すると、10番目ぐらい。これでも充分上位っす)

訪問者が増えるのは、素直にうれしいが、半数以上が「愛○○」目当てだと思うと、少々複雑な気分ではある。なんせ大したこと書いてないし(汗)

しかし、もしこのアクセス数増加が「アエラ」のおかげだとすると、活字メディアもまだまだ侮れないなっ。(←間違ってます)

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「約束の地」

約束の地
志水 辰夫〔著〕

今やすっかり「抒情の名手」、志水辰夫、久々の冒険小説である。(以下、ネタバレはしないつもりだが、いちおうミステリ系小説なので、未読の方は、読まないほうがベターかも)

戦災で孤児となった主人公・渋木祐介は、戦地から帰還した祖父と共に暮らしている。ある日、祖父のもとに、奇妙な黒曜石のかけらが届けられた日から、祐介の数奇な運命が幕を開ける・・・

戦後の混乱期から物語は始まり、祐介の成長と共に、ほぼ現代までが語られる。祐介の出自の秘密が明らかになるにつれ、それ自身が引き寄せるかのように、現代史の闇の部分が彼の周囲に現れ、彼は否応なしにいくつもの事件に巻き込まれていく。

全体の構成はしっかりしているし、個々のエピソードはスケールが大きく、語り口も(「志水節」こそ出てこないが)滑らかで、二段組み437頁の長編ながら、スイスイと読める。だが、要するに、それだけ。

中盤、舞台がヨーロッパに移り、民族間の対立や謀略みたいなものが絡み出すにつれ、スケールこそ大きくなるものの、抱え込むテーマが大きくなり過ぎ、物語の中で消化しきれなくなっているように思う。

もちろん、因果応報というか、過去の亡霊が蘇るかのように、ばらばらだった謎やエピソードが、次々に明らかになってくる終盤のカタルシスは、なかなかに見事だ。とはいえ、やはり欧州を舞台にしたことで、物語全体が拡散してしまったような気がする。

志水辰夫の(初期の)冒険小説の魅力は、背景にどんな国際的謀略が絡んでいても、主人公達が闘う場所が、徹底的にドメスティックなことだと思っているだけに、小説の展開上とはいえ、あっさり欧州各地を舞台にしてしまうのは、少々安易に感じてしまう。主人公を一種のコスモポリタンとして描きたかったということもあるのかも知れないが、それでもやはり、日本国内で勝負させて欲しかった。

それと、祐介の終盤の闘いは、かなりの部分を、その財力によっている。より金を多く持っているほうが優勢というのは、資本主義的に正しいのは確かだが、少々寂しい感じがしないでもない。(←貧乏人のやっかみ)

文句ばかり書いてしまったが、小説としては、とても面白い。特に前半部分は、祐介の成長記として、よく出来ている。国際謀略渦巻く後半は、デキのいい落合信彦といったところだろうか。(褒めてます、もちろん)  

次回作がどういう方向に向かうのか。かなり興味のあるところだ。

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vs.アルビレックス(第13節)

レッズ 2-1 アルビレックス(NHK-BSにて観戦)

およそ一ヶ月半の中断後、再び始まったリーグ戦。代表(ユース含む)の試合は、確かに相手も含めてレベルが高いし、あれはあれで燃えるが、やはり「おらがチーム」の試合のほうが気合いが入る。

・・・という観る側の気持ちと通じ合うものがあったのかどうだか、キックオフ早々から、なかなか積極的なレッズ。右サイドに入った平川の、タイミングのいい飛び出しもあって、序盤は完全にレッズペース。これは虐殺ショーの予感・・・とか思ったところで、カウンター一発で先制される。

この試合のアルビレックスは、とにかく人数をかけて、徹底的に守ってきた。引いた相手に攻めあぐむのは、代表でもレッズでも同じ事で、どうにも反撃の糸口がつかめない。それでも、今日のレッズのプレー振りを観ている限り、0-1で終わる試合では無さそうだと思えた。

後半13分、ようやく暢久のミドルで同点。相手DFに当たってコースが変わった、ラッキーなゴールではあったが、ちゃんと枠に行ってたし、とりあえずはナイスゴール。その8分後、長谷部の絶妙のクロスに、達也がうまく合わせて逆転。終盤ちょっとバタついたが、なんとかそのまま逃げ切って勝ち点3。順位も4位に浮上となった。

この試合で良かったのは、まずは長谷部。フィールドが良く見えていたし、球出しのタイミングも工夫があって面白い。これでミドルに磨きがかかれば、新たなキング候補は間違いない。右サイドで先発した平川も、何度もいい突破を見せていた。達也はもちろん、永井も決して悪くなかった。もう少し、周囲とイメージがシンクロするようになれば、必ずブレークできるはずだ。

問題児は、やっぱりアレックスか。代表でもそうだったが、いったん足元にボールを納めてから、改めて次のプレーに移るやり方だと、さすがに怖さ半減である。おまけに、守備面での貢献がほとんど期待できないというのは、これから上位チームと当たる際には、かなりのウィークポイントになってしまいそうだ。それから、闘莉王。いいプレーもあったけれど、独りよがりなプレーも目立った。周囲との連係には、あと数試合必要かも知れない。

圧勝とか完勝というほど圧倒的ではないし、辛勝というほど切羽詰まってもいない今日の勝利だったが、結果として勝ち点3をゲットできたのは大きい。アントラーズの背中はまだまだ見えないが、今はとにかく、一つずつ上を狙うだけだ。

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梅雨ゴルフ~女子ゴルフ

北海道ツアーの後、ホームコースでプレー。

この時季のゴルフは、蒸し暑くて小雨模様を覚悟しないといけないのだが、今日は日中一滴も降らず。そればかりか、気温も23度前後と涼しいくらいで、湿気もそれほど感じない。「高原ゴルフ」は言い過ぎにしても、先週の北海道と同様な気候だったのは確かだ。

出だしのミドル、いきなりナイスショットが続いて、2オン1パットの見事なバーディー。うわ、うまく行き過ぎ・・・と思ったところから、余計なことがあれこれ頭をよぎり、その後は結局低空飛行。終わってみれば、51,50の101と、いつも通りのスコアになってしまった。

梅雨の季節だけあって、ウェアウェイもグリーンも状態は最高。雨さえ降らなければ、この季節はゴルフには最適だろう。梅雨が明けるまでに、もう1ラウンドぐらいできるだろうか。

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帰宅後、「ベルーナレディースカップゴルフトーナメント」を見る。優勝は藤井かすみで、15番でイーグルを奪うなど、積極的なゴルフが印象的だった。

話題になっていたアマチュアの宮里美香は、最終日にスコアを落としてしまったが、最終日に最終組という舞台で、最後まで良く戦った。それにしても、恐るべき15歳だ。

もう一人、スコアが良くても悪くても話題の横峯さくらは3位タイ。それでも、最終日に5バーディー、ノーボギーというのは立派。彼女の成績は、かなりメンタル面に左右されると思っているのだが、どうやら新しいキャディとの相性がいいようで、終始笑顔でのプレーが好成績につながったのだろう。次週あたり、また優勝争いに残りそうだ。

アメリカに行っていた不動や宮里も帰ってくる。女子ツアー、まだまだ盛り上がりそうだ。

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「ミリオンダラー・ベイビー」

ミリオンダラー・ベイビー」(7月1日、MOVIXさいたま

※例によって、ではあるが、本作もできるだけ予備知識無し(公式サイトも含め)で鑑賞したほうが、より楽しめると思う。ネタばれはしないけれど、未見の方は、以下、気を付けてお読み下さい。


映画を見終えて、というより、観ている間中ずっと、「完璧」という言葉が頭に浮かんでいた。「完璧な映画」というものがもしあるとすれば、この映画は間違い無く、そう呼ばれるべき一本だろう。

陰影に富んだ、どこか懐かしい感じのする画面。抑制され、語りすぎない演出。しみじみと心に残る音楽(イーストウッド自らが作曲)。そしてそれらすべてを包み込む、映画作家としてのイーストウッドの、圧倒的なまでの映画への「愛情」。全てが素晴らしい。

主要な登場人物三名のそれぞれが、語りきれない「喪失」の物語を背負っているわけだが、映画ではそれを映像で見せたりせずに、わずかに彼らの口から語らせるのみだ。でも、それが当然で、人は他人の「物語」について、その人の口から語られた言葉で理解するしかない。そこにどれだけの重みを感じ取れるか。実の家族でさえ見失ってしまった、「コミュニケーション=お互いを理解する力」が、殴り合い(ボクシング)という身体ひとつのゲームを通じて、彼らの間に生まれる。

映画の結末は、あまりに重い問いかけを観る者に残すが、たぶんイーストウッドの思いはそんなところにはない。人と人が触れ合い、理解し合い、信頼し合うということに対する、祈りにも似た希望。そんな思いが、この映画全体に、透明な明るさをもたらしているのだろう。

見終わった直後よりも、一夜明けた今のほうが、いろいろな場面を思い出しては、鼻の奥がツンとなる。完璧な傑作。

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Football Baton

「Musical Baton」というのがblog界を席巻していたと思ったら、ほぼ平行して、いろんな種類のバトンが回るようになっていた。まあ、どのバトンにせよ、僕には縁がないだろうと思っていたところ、あまりにさりげなく、kikuさんからバトンを渡されていたことに気づいた。(このさりげなさ、なんだか「ハンカチ落とし」みたいである・笑)

※ほぼ同時に、別のところからもBatonが回ってきた。ちょっとウレシイかも(笑) やや無精ながら、あちらにもこの記事を送っておく。

サカヲタというよりは、ただのレッズサポなので、大した内容にはならなそうだが・・・

1. Number of your soccer video (DVD)
あなたの持っているサッカービデオ(DVD)の数

えーと、ゼロです、ゼロ。None。Nil。やっぱサッカーはリアルタイム観戦が最高なので。


2. People who patronizes it now
今一押しの選手(人物でもクラブでも何でも可)

う、レッズの選手しか思い浮かばない(汗)

イチオシというか、現時点で、見ていて最も楽しいのは長谷部だろうか。理屈抜きに好きなのは、岡野と内舘。大爆発して欲しいのは、永井と達也。あと、もちろん伸二(←レッズ扱い)


3. The GOAL I remained
印象に残っているゴール

なんといっても、ギド現役時代の、「怒りのロングシュート」。駒場で目撃したのだが、本当に涙が出るほど感激したゴールだった。

その他にも、福田の「世界一悲しいVゴール」とか、土橋の「J1復帰Vゴール」とか、田北のPKとか、いろいろ思い出すなあ(遠い目)

あと、番外編。僕が中学3年の時の、クラス対抗球技大会での、自身の2ゴール(笑) 良くサッカー選手が、「自分の入れたゴールは全部覚えてる」とか言うけれど、僕もこれら2得点とも、鮮明に覚えている。つーか、記憶自体は、かなり美化されてるような気がしないでもないが。


4. Five players favorite of me, or that mean a lot to me
好きな、または特別な思い入れのある選手5人

既に現役引退しているプレーヤーに限定すると・・・

レッズからは、ギド・ブッフバルト、ウーベ・バイン、福田正博の3人。ストイコビッチとホン・ミョンボも、敵ながら好きなプレーヤーであった。


5. One-Five people to whom I'm passing the baton
バトンを廻す1~5名

うひゃあ、僕の知ってる方々のところには、既にバトンが渡ってるんじゃないかという気がするので、一応、ここで打ち止めにさせてもらっちゃおう。あ、でも、iioさんあたりにバトンを渡すと、かなり面白い答えになりそうに思うなー。気づいてもらえるかなー・・・

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