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vs.バルセロナ(さいたまシティカップ)

レッズ 0-3 バルセロナ(6月15日、さいたまスタジアムにて観戦)

あー、やれやれ(嘆息) どんな試合でも、レッズが負ければそれなりに悔しいわけだが、この試合に関しては、悔しいを通り越して、情けないやら切ないやら・・・ 溜息ばかりの90分であった。

それにしてもバルセロナのサッカーは見事。スピードとテクニックは当然としても、攻守における力の入れどころを、どの選手も実に良く理解している。

特に攻撃時の連動性は素晴らしく、常に誰かがスペースを狙って動き、そこへ動いた選手が作った新たなスペースを、必ず誰かが埋めに動いていく。そうすることで、その都度マーカーが引きずられてしまい、結局どちらかのサイドに広大なスペースが生まれ、最後はそこを使われて、精度の高いクロスからシュートを放たれるという展開。

当然、攻撃時には両サイドを含めて人数をかけてくるので、そこでうまくボールを奪えればカウンターのチャンスになるのだが、何しろキープ力がある上に、球離れのタイミングが実に絶妙で、次々にパスをつながれてしまう。おまけに、パスの出し手は、常に「次」を意識して動くので、攻め手の枚数が減ることにもならない。悔しいが、まさにほれぼれするようなボールの流れだった。

対するレッズだが、今季のパフォーマンスでスペインリーグの覇者に立ち向かうのは、さすがに風車に挑むドンキホーテの如くであった。プレーの判断は遅く、スペースに走り込む動きも無いとなると、残るは無謀なドリブル勝負か、運任せのゴール前放り込み、あるいは確率の低いミドルシュートぐらいしか打つ手が無い。後半、何度か相手DFの裏を取れたプレーがあり、そのうちの一回、横山が放ったシュートがクロスバーに弾かれたのが、唯一の見せ場だったろうか。

大人と子ども、それも幼稚園児ぐらいのレベル差を感じさせられたこの試合だが、レッズが学ぶべき点は、山ほどあっただろうと思う。個々のテクニックの向上はもちろんとしても、それ以上に、常にスペースを狙う姿勢、パスを出した後の動き方(パスを出したら終わり、ではなく)、判断の速さ・・・ 

この試合でピッチに立ったレッズの選手達が、この惨めな敗戦を、少しでも今後の成長の糧にしてくれることを祈るばかりだ。

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