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ショスタコーヴィチを聴く:交響曲第14、15番

だいぶ間が空いてしまったが、一応自分の記録のため、簡単な感想を。(演奏はすべてハイティンクの全集)

・第14番
声楽と室内楽曲編成による小オーケストラのための、11楽章からなる、「交響曲」らしからぬ一曲。但し、全体の構成の緻密さや、小編成を感じさせないシンフォニックな響きから、聴いて受ける印象は、立派な「交響曲」のそれである。吉田秀和の「LP300選」(名曲300選)によると、「ショスタコーヴィチがこんなに深いところまでいこうとは私は予想していなかった」だそうである。仰る通り、深すぎてちょっと大変かも(汗)

・第15番
第一楽章に、いきなり「ウィリアム・テル序曲」のメロディーが出てきて度肝を抜かれる。以下、英雄的なフレーズを、直後にペシミスティックな響きで否定したりと、全編が矛盾の固まりみたいな曲に思えた。解説によれば、作曲家の最後の交響曲に相応しく、あちらこちらにシンボリックな箇所が埋め込まれているらしいが、全てを読み解くのは、面白いかも知れないが、大変な作業にはなりそうだ。

ところでこの曲、MyblogListに入れているtomoさんのblog「鳥と私と音楽と」で、実際に演奏した記録が記されている。面白かったのはこちらの記事で、演奏者から見た(聴いた)聴きどころみたいなものが紹介されていて、とても興味深い。


なんとか15曲聴き通したわけだが、いろいろと勉強になった。もちろん、聴き取れていない箇所もたくさんあるわけだが、また少し期間をおいて、改めて聴いてみたいと思っている。

そうそう、Amazonで見かけたのだが、ハイティンクの全集
が再発されるらしい。16,500円ということで、11枚組とはいえ、それほど安く感じないが、オリジナルの全集は3万円以上したようだから、仕方ない価格設定では。

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コメント

yujiさん、お久しぶりです。
TBありがとうございました。

私は14番は聴いたことがないのですが、最近その他のタコの作品をよく聴く機会があり、とても興味深い作曲家だなぁと思います。
15番はどうしてもパロディの部分が多く取り上げられますが、yujiさんご指摘の通り奥が深くて中身の濃い作品だと思います。

でも演奏するのは超難しいですよ!!(笑)

投稿: tomo | 2005.06.30 17:56

tomoさん、コメントありがとう。
いつも楽しく、そちらのblog拝見しています。「1000人のチェロ」出演を始め、大活躍ですね。実際に演奏される方の話は、読んでて面白いです。
そうそう、オーディション合格、おめでとうございます。ちょっと聴きには行けなさそうですが(汗)、是非頑張ってくださいね。

投稿: yuji | 2005.07.02 07:38

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