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丹羽文雄死去

作家の丹羽文雄死去」(時事通信) 享年100歳の大往生とのことだが、晩年はアルツハイマーを患っていたそうで、介護は大変だったようだ。

失礼ながら、作家としては既に「過去の人」なわけだが、僕は高校生の頃に一冊だけ、「包丁」という作品を読んでいる。太平洋戦争を挟んで、一人の板前を主人公にした小説なのだが、これは滅法面白かった。その板前が語る日本料理の蘊蓄も、嫌味がなくてとてもためになったし、今でも覚えている。「ワサビは醤油に溶いちゃだめだ。刺身の身にワサビを乗せて食べるもんだ」というのは、この小説で初めて知って以来、真似している。(「美味しんぼ」にも、同じようなエピソードがあったが、もちろん「包丁」のほうが先)

大変なゴルフ好きだったらしいが、86年だったかに、81歳にしてエイジ・シュートを達成。よほど嬉しかったらしく、「エイジ・シュート達成」というタイトルの本まで出している。その頃ちょうどゴルフを始めたばかりの僕は、「エイジ・シュート自慢で本が出せるとは、羨ましい身分だぜ。けっ」とか思ったのだが、今となってみると、気持ちはよく分かる。ってゆーか、もし自分がエイジ・シュートやったら、絶対本を出す←無理です

丹羽文雄を巡る、極私的思い出である。

丹羽文雄の著作・関連書籍

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