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2005年4月

vs.ジュビロ

レッズ 2-2 ジュビロ(NHK-BS、録画にて観戦)

なんというゲームだ。録画を見終えて、自らの心の平静を取り戻すのに、少し時間がかかってしまった。

それほど悪くない試合の入り方をしながらも、ちょっと守備で集中を欠いたところに、出会い頭のようなビューティフル・ミドルを決められ、先制されるという、相変わらず同じような「勝てないパターン」  しかし、この試合では、前半終了間際に、長谷部がうまく捌いたボールを永井が鋭く決め、とりあえず同点。

後半は、内容的にはレッズがジュビロを圧倒していたが、やはりゴールは奪えない。それでも、出足の良さ、運動量の豊富さ、サイドの使い方、スペースを狙う動き、そして各選手の連動が、かなり良くなってきていたように見えた。

とはいえ、決定力不足は相変わらずのまま、引き分けが濃厚になってきた後半38分、信じがたいPKの判定。いったんは倒されたカレン・ロバートだが、すぐさま起きあがってプレーを続行したにもかかわらず、わざわざそれを遮ってのPK宣告。岡田主審の「ゲーム演出したがり」はいつものことで、どこかでPKかそれに準ずるビッグポイントを探っていた節もあるような気がするが、いくらなんでもあれはやりすぎだろう。

PKを蹴った中山の、最初のゴールは取り消し。ジュビロの選手が、中山がPKを蹴る前にペナルティ・エリアに入ったということらしいが、岡田主審としては、せめて二度目を蹴らせて、レッズ側へのバランスを取ろうとしたのではないかと勘ぐってしまう。

意気消沈したレッズだが、直後にエメが、うまく相手DFをかわした後、強烈な同点弾。だが、ゴールを決めたエメは、ニコリともしない。

結局そのまま2-2で引き分けてしまったのだが、ありとあらゆる要因が、レッズを勝たせまいとしているかのようで、なんとも複雑な思いにとらわれてしまうゲームだった。

ところで、僕の勝手な思いこみではあるが、この試合で、レッズはチームとして一皮むけかけたような気がする。試合終了後、「このままではいられない」という、開き直りにも似た選手の思いが、テレビの画面から伝わってきたように感じたからだ。あまりに情緒的過ぎるとは思うが、浮上の時は近いと見た。

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Amazonアソシエイト

既にお気づきの方もいらっしゃると思うが、当blogも、アフィリエイトに参加したりなんかしている。

いちおう、書籍はbk1、CDやDVD等はAmazonという感じで、リンクを貼り分けてはいる。

で、そのAmazonから、「四半期レポート」というのが届いた。

アメリカ式に、2005年の第一四半期は今年の1月から3月なのだが、この3ヶ月間に当blogがゲットした売り上げは・・・

  122円

だそうである。

内訳は、CDが2枚に書籍が1冊ということだそうだが、いやぁ、正直なところ、金額はともかく、実際に売り上げがあがるとは、思いもしなかった。ここみたいに、かなり適当にリンク貼ってるだけでも、こうやって商品購入まで辿り着くお客さんがいるわけだから、マジメにアフィリエイトをやってるblogであれば、月々のネット代(接続料とか)ぐらい稼げるものなのかもしれない。

もっとも、この売り上げが実際に支払われるのは、Amazonのギフト券としてでも、紹介料の合計が1,500円に達してからだそうだから、今のウチのペースだと、4年ぐらいかかる計算になる(汗)  ま、いいんだけどさ。

それはともかく、当blog経由で買い物をして戴いた方々に、深く感謝である。次回は是非、新車でも購入して戴きたい←売ってません

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「ドン・エリス~ライブ・アット・モントレー」

Live at Monterey [Bonus Tracks]

先日、Amazonをうろついていたら、前から欲しかった「Live at Monterey」(Don Ellis Orchestra)を見つけたので、つい注文してしまった。

この前の記事に書いたデイブ・ブルーベックの「タイムアウト」ほどメジャーではないが、やはりこれも、「変拍子ジャズ」の決定盤だそうだ。学生時代にFMでこのアルバムから数曲放送したのをエアチェックして、何回も繰り返し聴いたものだ。

何年か前に、ふと思い出して聴きたくなったのだが、当然ながらテープは行方不明となっていて、国内盤のCDも見あたらなかったので、そのままになっていた。今回、輸入盤があっさりネットで見つかったのは、嬉しいと同時に、なんだか簡単すぎて拍子抜けである。

さて、このアルバム、冒頭の曲名は「33 222 1 222」という数字の羅列だが、足し算すれば分かる通り、なんと19拍子の曲である。変態以外の何者でもないリズムだが、恐るべき事に、これがもうスイングしまくりなのだ。

それ以外の曲も、16分の27拍子だとか7拍子(「ダディ、7拍子でぶってね」)だとか、とにかく無茶苦茶(笑) でありながら、聴いている分には、やたらとカッコイイ。アイディア一発といえばそれまでだが、それでもここまでやってくれると、それなりに評価されていいと思う。

変わり種として、聴き終えてなんとなく元気の出てくる一枚である。

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今週の豆「マンデリン」と「森のコーヒー」

ゴルフの帰り、江戸川台の豊園茶舗で豆を買った。前回のモカ・イリガチェフェがなんとなく物足りなかったので、今回はやや深煎りっぽい「マンデリン・グレード1」に決定。それにしてもここの豆は安い。200gで税込みたった315円である。(他の豆も、ほとんど300~500円程度)

帰宅してから早速挽いて飲んでみたが、濃い味わいの中に程良い苦みとほのかな甘みがあって、なかなかの逸品である。当然ではあるが、同じ店でも、何種類かの豆を試してみないと、善し悪しは判断できないということだろう。

ところで、今回豆を買うまでに、前買った豆を切らしてしまったので、リリーフとしていわゆるレギュラーコーヒーを買ってみた。メジャーメーカーのでいいかな、と思っていたのだが、たまたま寄った店の棚に、「森のコーヒー」というのがあったので、これにしてみた。

この「森のコーヒー」、実はつい先頃、「自家焙煎倶楽部」さんのblogでその名前を目にしていたので、それを思い出しての購入であった。香りについては、焙煎したての豆及び粉とは比べるべくもないが、味わいはちょっと独特で、すっきりと爽やかな感じで、なかなか美味しかった。粉で買い置きしておいて、手軽に楽しむのにいいかも。

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薫風ゴルフ

前夜のセレッソ戦敗戦のショックを癒すため(大嘘)、ホームコースへ出かけてきた。

四月ではあるが、見事なまでの五月晴れのもと、爽やかな薫風を嗅ぎながらの、コンディション抜群のラウンドとなった。

前回91を叩き出したイメージそのままに、スタートホールは見事なパー。と、ここまでは良かったのだが、これで欲が出たんだかなんだか、2ホール目以降は、やたらと力んでミスショットを重ね、無理なリカバリーを試みては傷口を拡げるという悪循環で、前半は57の大叩き。後半、いくらか持ち直したものの、ちぐはぐさは変わらず、51が精一杯の、トータル108というしょぼいスコア。

うーん、「前節の勝利のイメージが悪い方向に働き、いいところなく惨敗」って、どっかの我がチームと相似形ではないか(苦)

「こんなこともあるさ」と自分を慰めたりしたわけだが、ついでだから、絶不調の我がチームにも、「こんなこともあるさ」と、小さな声で慰めてあげたい。でも、次は勝ってくれ(懇願)

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「明暗」

夏目漱石「明暗」(ちくま文庫版夏目漱石全集 9所収)を読んだ。

周知のごとく、漱石最後にして未完の小説であるが、これが完成していれば、恐らくは「こころ」と並んで、漱石畢生の大作ということになったであろう。

それにしてもものすごい分量で、絶筆となった箇所まででも、文庫版でおよそ600ページある。話の流れから考えても、まだ全体構想の七、八割といった感じだから、恐らくは800から1,000ページぐらいの大著になっていたと思われる。

大作ではあるものの、登場人物は少数なうえ、基本的な設定は、かなり地味である。ストーリーも、大した起伏があるわけではないし、そもそも事件らしい事件は、前半の主人公の入院と、後半の温泉療養場面ぐらいしかない。

それでは、何が「明暗」を大作たらしめているのかというと、饒舌ながらも、そのひと言ひと言に意味を持たせた、恐ろしいまでに克明な心理描写にある。その象徴たる場面が、前半、主人公・津田の入院先で、津田の妻・お延と、津田の妹・お秀の三人によって繰り広げられる、凄まじい言葉のやりとりであろう。自らのひと言に意味を持たせ、相手の反応を伺い、さらに次なる台詞を考える・・・心の奥底で、お互いが暗い火花を散らし合うようなこの部分は、さながらドストエフスキーの小説世界を彷彿とさせる。

エゴイズムというのは、結局のところ、「自分を中心にして、世界を構築しようとすること」なのかもしれない。周囲の人間の、ほんのひと言、ちょっとした仕草。そういったものが、「自分の気に入るかどうか」が、究極のエゴイストの判断基準なのだろう。そんなエゴイスト達の繰り広げる「百鬼夜行」(文庫本の帯より)が、「明暗」では描かれている。

小説として、まさにこれから後半のクライマックスを迎えようとしているところで、この小説は終わってしまった。しかし、果たして漱石に、この小説の結末は見えていたのだろうか? もしかしたら、死ぬまでひたすら完成させずに、「明暗」を書き続けていたかったのかもしれない。

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今日の買い物

仕事で新宿へ行った帰り、高島屋の上の、HMVに寄ってみた。

きれいでゆったりしたフロアに、かなりの点数の商品がある上に、試聴コーナーもあちこちにある。うろうろしてるだけで、すぐに一時間かそこら経ってしまった。

クラシックのCDを物色しに行ったはずだったのだが、めぼしいものに出会えず、代わりに、帰る前に寄ったジャズのコーナーで、一枚1,090円の特価品を見つけて、それを買ってしまった←良くあるケース

Time Out」(The Dave Brubeck Quartet)
Everybody digs Bill Evance+1」(Bill Evance)

どちらも超メジャー盤だが、LPでしか持っていないので、値段につられて、つい。

このところショスタコーヴィチの交響曲ばかり聴いているので、特にビル・エヴァンスのピアノなんかは、耳のリフレッシュに最適である。「Peace Piece」、なんて素晴らしい。

気分一新で、またショスタコに取りかかるとするか(笑)

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丹羽文雄死去

作家の丹羽文雄死去」(時事通信) 享年100歳の大往生とのことだが、晩年はアルツハイマーを患っていたそうで、介護は大変だったようだ。

失礼ながら、作家としては既に「過去の人」なわけだが、僕は高校生の頃に一冊だけ、「包丁」という作品を読んでいる。太平洋戦争を挟んで、一人の板前を主人公にした小説なのだが、これは滅法面白かった。その板前が語る日本料理の蘊蓄も、嫌味がなくてとてもためになったし、今でも覚えている。「ワサビは醤油に溶いちゃだめだ。刺身の身にワサビを乗せて食べるもんだ」というのは、この小説で初めて知って以来、真似している。(「美味しんぼ」にも、同じようなエピソードがあったが、もちろん「包丁」のほうが先)

大変なゴルフ好きだったらしいが、86年だったかに、81歳にしてエイジ・シュートを達成。よほど嬉しかったらしく、「エイジ・シュート達成」というタイトルの本まで出している。その頃ちょうどゴルフを始めたばかりの僕は、「エイジ・シュート自慢で本が出せるとは、羨ましい身分だぜ。けっ」とか思ったのだが、今となってみると、気持ちはよく分かる。ってゆーか、もし自分がエイジ・シュートやったら、絶対本を出す←無理です

丹羽文雄を巡る、極私的思い出である。

丹羽文雄の著作・関連書籍

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「猟奇的な彼女」

録り溜めてあった「猟奇的な彼女」を観た。

話題にもなったし、実際にヒットもした本作だが、なるほど、これは素直にオモシロイ。

まあ、ラブコメディとして観るよりも、おバカ映画として、スタッフの悪ノリぶりを楽しめれば、気持ちよく観られる作品だと思う。そういう意味では、「彼女」の過去がちょっと悲しすぎるのが、映画全体のバランスを少々崩してしまっているかもしれない。

小ネタ的に笑える箇所が多いのだが、終盤、「木に寄りかかって座る老人」(観た人は分かりますね)という大ネタは、個人的にかなりツボだった。

それと、あちこちに出てくる、かの国の風習も興味深い。今では韓国ドラマですっかりお馴染みだが、年齢の上下にすごく気をつかうとか、目上の人の前で酒を飲む時は、顔をそむけて飲むとか。そういう「韓国の常識」あってこそ、彼女の「猟奇的」が引き立つのだろうけれど。

「ごくせん」のノリで、仲間由紀恵主演でリメイクして欲しいかも(笑)

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「フィガロの結婚」

フィガロの結婚」を鑑賞。(4月17日、新国立劇場)

新国立劇場が出来てから、何度かオペラを観に行っている。席種さえ選ばなければ、かなりリーズナブルな料金で楽しめるのが嬉しい。今回の席は、3階やや左サイド。少々舞台は遠いけれど、ほぼ正面だし、音も良く聞こえるので、まあ満足である。

さて、この「フィガロ」、アンドレアス・ホモキによる斬新な演出が話題を呼び、今回が再演だそうである。(以下、僕が見た印象を書いてみるが、この演出の斬新さを楽しみたい方は、以下は観賞後に読まれるのがベターかと)

僕自身は、全然予備知識無しで出かけたので、舞台装置にまずびっくり。壁と床、そして天井がすべて真っ白で、それが舞台の奥に向かってすぼまるという、極端な遠近法的構造になっている。軽快な序曲と共に、部屋の中に新居の荷物とおぼしき、これまた白く塗られた大小様々な段ボール箱が運び込まれる。舞台装置は基本的にこれだけで、以後、終幕まで全編が、この空間内で演じられる。

登場人物の衣装も、仕立てこそ中世的だが、色は全て白か黒。第四幕の庭園での場面に至っては、登場人物全員が真っ白である(笑)

このへんの、演出上の意図みたいなものは、ホモキ自らがプログラムに書いているが、まあ、やりたいことはよく分かる舞台だった。ただ、僕のようなオペラ・ビギナーからすると、以前新国立で観た「トスカ」や「カルメン」のように、やはり華やかな舞台で楽しませて欲しかったところだ。もっとも、「フィガロ」の宣伝文句にもある通り、演劇的要素というのはかなり強調されていて、台詞のやりとりや大げさな仕草で笑わされた箇所も、いくつかあった。

(演出の話を突き詰めると、「フィガロ」みたいな作品に、果たして新演出は必要なのか? みたいな議論になってしまいそうな気がする。マンネリかもしれないが、コテコテの伝統的演出でも、充分に楽しめる作品なのは確かだし・・・ 難しいところである)

キャストはだいたいイメージ通り。スザンナは利発でちゃきちゃきしていて、とても現代的。対する伯爵夫人は、おっとりとしていて良い雰囲気。ケルビーノは大変な美声だったが、美声過ぎて、メゾの声に聞こえなかったのが玉に瑕といったところ。男性陣はおおむね良好だが、脇役陣がやや演技過剰気味。まあでも、全体として、喜劇としての楽しさは、充分に作り上げられていたと思う。

指揮の平井秀明は、演出の意図を汲み取ってか、全体を通して、劇伴調の軽やかな演奏振り。フルートやピッコロの細かいパッセージが目立つことで、音楽の軽みが強調されていたように聞こえた。その分、僕の大好きな「手紙の二重奏」なんかは、しみじみとした愛の歌ではなく、女性二人による悪巧みの歌として、早めのテンポで楽しげに演奏されていた。また、フィナーレ寸前での、伯爵夫人が伯爵に許しを与える場面でも、夫人の慈愛に満ちた歌唱にもかかわらず、聴衆をして、「えー?、これで許しちゃうのかよ!」と突っ込みたくなるような雰囲気が生まれていたのだった(笑)

あれこれと書いてはみたが、とにもかくにも、「フィガロ」は素晴らしい。CDで音楽だけ聴いても充分楽しめるが、やはり舞台で歌手が歌うのを観ると、歌が台詞として機能していることに、改めて感心する。でも、次の機会には、伝統的演出で観てみたいかも(汗)

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研修、遅春ゴルフ、そして初勝利

15日から16日にかけて、某団体恒例の一泊研修に参加してきた。

今回の開催場所は、福島の磐梯熱海。初めて訪れたが、「こんなところに!」といった感じで、立派な旅館何軒かが建っている。昭和天皇も行幸あそばされた、由緒正しき「福島の奥座敷」だそうだ。

研修のほうは、講師のざっくばらんな雰囲気が楽しく、和やかながらも真面目な、なかなか収穫の多い内容であった。

研修後、宴会があって、そのまま宿泊。翌朝は宿で朝食を済ませ、ゴルフ場へ移動。今回の会場は、郡山ゴルフ倶楽部である。

丘陵コースというか、ほとんど山岳コースで距離も短いのだが、なかなかうまく設計してあって、アップダウンもそれほど気にならない。グリーンがかなり手強かったが、僕のタッチとは相性が良かったようで、それほど苦労せずに済んだ。

距離が無いのが幸いしたのに加え、ラッキーなショット(カート道路経由とか(笑))もあったりして、46、45のトータル91と、今季ベストスコアであった。嬉しい。

コースには、桜の木がたくさん植えてあったようだが、どれもまだ蕾状態。よく見ると、今にも開花せんばかりの状態となっていたのだが、キャディさんに聞くと、見頃は次の週末だろうとのこと。アウトの9番なんか、コースの片側がずらりと桜の木だったから、満開となったら、さぞきれいだろう。

ゴルフ場もそうだったが、郡山は、桜の開花はまだのようだ。関東の桜は、ほとんど散ってしまったというのに・・・ 日本は広い。

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帰宅後、スポーツニュースでようやくレッズ初勝利を知る。TBSで中継があると知らなかったので、録画もしておかなかった。残念。しかし、ニュースで見る限りでは、まさに執念の勝利といった感じだった。長谷部の折り返し・・・と言うより、あそこまで深く突っ込んだのが素晴らしい。エメのゴールも、前節の反省を生かしたかのように、グラウンダーのボール。チームもエメも、これで波に乗れるだろうか。

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三鷹でケーキ

先日、仕事で三鷹方面に出かけた。用件を終えて帰る途中、小ぎれいなケーキ屋を見つけたのだが、喫茶スペースもあるようなので、一服がてら寄ってみた。

お店の名はLa Blancheur(ラ ブランシュール)。明るく清潔な店内に、テーブルが三つ。ガラスのショーケースには、美しい造作のケーキが、何種類も並んでいる。ケーキセットというのがあったので、店内の好きなケーキを選んで、コーヒーを頼んだ。

僕はチョコレートケーキにしたが、濃厚なチョコの味わいがとってもグッド。同行していた他の二人のケーキも、それぞれ美味だったようだ。

お値段は少々高めかもしれないが、高級感溢れる仕上がりの品々は、味と共に、それなりの満足感を与えてくれる。

後日、ネットで店の情報を探したのだが、ここぐらいしか見あたらない。今のところはまだ、「隠れた名店」ってことなのだろうか。

場所柄と時間帯のためか、我々も含めて、お客はみんなビジネスマンだった(笑)  ケーキ好きは、どこにでもいる。

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vs.エスパルス

レッズ 1-1 エスパルス(駒場スタジアムにて観戦)

吐く息が白く、4月とは思えない底冷えのするナイトゲーム。僕自身は今季初参戦であったが、またしても初勝利はお預けとなってしまった。

前の試合でトップ下に置いた長谷部が、残念ながらあまり機能しなかったこともあってか、今日は啓太と長谷部のダブルボランチ。DFラインは左からネネ、坪井、堀之内。左サイドはアレックス、右サイドには怪我から復帰の暢久が入り、FWはエメの1トップに、達也と永井の2シャドーという布陣。

試合内容は決して悪くなかったのだが、とにかく点が入らない。このところ毎試合そうなのだが、前半の攻勢の時間帯に先制していれば・・・という展開。攻めあぐねているうちに、オフサイド崩れ(?)のような形で、逆に先制されてしまった。

その後も攻め続けたレッズだが、前半終了間際、右サイドを強引に突破したエメからの見事な折り返しを、長谷部がきれいに決めて同点。久しぶりにいい形での得点だった。

後半もレッズの攻勢が続いたのだが、決定的な場面を決められず、結局引き分け。相手GK(西部)をかわしたシュートが、DFに阻まれたことも2回ほどあったろうか。エスパルスの守備も確かに集中していたが、レッズにツキが無かったのも確かだ。

それにしても、いったい何が悪いのだろう? 強いて問題点を挙げるなら、先ずはやはり決定力不足。前半、エメがゴール正面でほとんどフリーで撃ったシュートが、クロスバーを越えた場面などは典型だろう。どんなシュートでも、枠に飛ばないことには、話にならない。

坪井のCBというのも、今の彼にはちょっと荷が重いかもしれない。特に後半はラインコントロールができずに、ずるずるとラインを下げてしまう時間帯があった。都築との連係ももう一つという感じだ。

攻撃陣も、個々の動きはそれほど悪くないのだが、とにかく動きが連動しない。ボールを受けてから、次のアクションまでに余計な一呼吸があるため、どうしても相手DFを崩しきれない。

全般的に振り返ると、やはり開幕以来、固定メンバーで戦っていないというのが、一番の問題ではなかろうか。要するに、練習不足なのだ。(練習量が不足かどうかではなく、固定メンバーでの、最低限の決め事の浸透、という意味で)

今のレッズは、シンプルにできることを難しくしてしまっていないか。ここは我慢して、できるだけメンバーを固定し、シンプルな戦術で戦うべきだと思うが、どうか。

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試合終了後、挨拶に行った選手達に盛大なブーイング。気持ちは分かるが、ここはサポーターも我慢のしどころだろう。拍手しろとは言わないが、ここでブーイングを浴びせてはいけない。

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ショスタコーヴィチ月間

4月の訪れと共に、ショスタコーヴィチ月間に突入である。

なにもこういううららかな季節に、好んでショスタコを聴くこともないような気もするが、とりあえずそういう疑問はスルーってことにする。

早速ショスタコーヴィチを扱ってるサイトをググってみたが、あるある、大小様々、やたらとたくさん引っかかってきた。その中でも、Googleのトップにして、恐らくは最大級のショスタコーヴィチ専門サイトと思われるのがこちら、http://homepage2.nifty.com/shostakovich/であろう。(サイトのタイトルは、そのまんま「ショスタコーヴィチ」。但しキリル文字で書かれている) とにかく恐ろしいほどの情報量で、これを全部読むだけでも、数ヶ月かかりそうである。CD類のコレクションも膨大と思われるが、所有されているディスクのレビューがこれまた詳細で、僕の考える趣味の範囲を、遙かに超えている。

更にすごいのは、ショスタコーヴィチに関連する国内外のサイトのリストで、ここを見れば、ショスタコ関連でいちいちググる必要も無いと思われる。素晴らし過ぎる(嘆息)

さて、肝心の曲だが、とりあえず手持ちの交響曲全集から聴き始める。ハイティンクの全集なのだが、全集としての形では、国内版は既に無い模様。(初回限定版だったかな?) いくらで買ったか覚えてないのだが、ネットでの記事を見たりしていると、どうやら36,000円ぐらいしたらしい。値段に相応しく、立派なボックスケースに入っていて、詳細なブックレットには、島田雅彦のエッセーまで載っている。とはいえ、これ、HMVの輸入盤だと、10,814円だそうだ。うぅ。

順番通り第一番から聴いているが、いやー、すごいっすね、第一番。とても19歳の学生が作った曲とは思えない。「処女作には、その作家の全てが込められている」とか言うけど、確かにこの第一交響曲には、その後の彼の交響曲全てに見られる要素が、いろんな形で認められる。何より、曲として面白い。

というわけで、交響曲をメインに聴き進めつつ、未聴の作品群(実は交響曲以外は、ほとんど聴いたことがない)を少しでも開拓したいと思っている。

新緑が目に沁みるこの季節にショスタコーヴィチ。うぅーん、これぞまさに「反形式主義」だなっ←知ったかぶり

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「3分間社長塾」

3分間社長塾
3分間社長塾
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.12
高井 伸夫
かんき出版 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。

(いつも使っているbk1がリニューアルしたとのことで、早速リンク作成機能を使ってみたのだが、うーん、ちょっとうるさ過ぎる感じだなぁ。HTMLをいじったりすれば、もう少しシンプルにできそうなのだが、めんどくさいので今回はこれにて失礼)

同じ著者の「朝10時までに仕事は片づける」がなかなか面白かったのと、雑誌で見かけた本書の書評が好意的だったので、読んでみた。

スピードが最重要な現代においては、経営者たるもの、即断即決が当たり前。では、どうすれば「スピード経営」が実践できるのか。本書には、著者の考えるそのためのTipsが、ふんだんに盛り込まれている。

もっとも、「スピード」について書かれているのは、前半4分の1程度で、それ以外は至極真っ当な経営指南の項目が並んでいる。特に目新しい事が書いてあるわけではないが、著者の実直そうな人柄が滲む、とても読みやすい文章のおかげで、気持ちよく読み進めることができる。

ハウツー本を読むだけで経営ができれば、こんな楽なことはないわけだが、そんなことは百も承知の上で、やはり時々こういう類の本を読むと、煮詰まりかかった頭が少しスッキリする。哲学的に経営の本質に迫るアプローチは、もちろん王道であろうとは思うが、断崖絶壁を登るばかりでなく、時にはなだらかな遊歩道を歩くのも悪くはあるまい。

一読後も手元に置いて、ちょこちょこ拾い読みしたくなる一冊である。

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vs.ガンバ

レッズ 1-1 ガンバ(NHK総合にて)

うーん、何とも評価しようがない試合だ。「勝ち試合を落とした」とも言えるし、「負け試合を引き分けに持ち込んだ」とも言えそうだし・・・ そういう意味では、「引き分けにふさわしい」試合だったのかもしれない。

例によって、前半のレッズ攻勢の時間帯に、少なくとも2点以上取っていれば、危なげなく勝てた試合だったとは思う。後半開始早々の失点は、ちょっと集中が切れたような感じで残念だったが、その後のピンチをしのぎきった(ポストにも助けられたが)のは、まあ、褒められていい。

選手達は、みんなそれぞれサボらずに良く走っているし、ギドの采配にしても、ただの思いつきや奇策に走ったりするわけでもない。それでも勝てない。

強いて問題点を見つけようとするなら、攻撃面ではやはりエメのコンディションか。今回の試合では、だいぶ体調が良くなって来ていて、スピードも回復しつつあるようだが、シュートの体勢がまだ苦しげだし、枠にも飛ばない。1ゴール挙げてしまえば、一気に調子に乗れそうではあるのだが。

守備面では、レギュラークラスDF陣が総崩れという状態がまず痛いが、この試合での内舘と堀之内は、良く頑張った。(いつも思うが、こういう苦しいチーム事情の中で出る時の内舘は、ほんとにいいプレーをする。偉い) ただ、やはり坪井はまだコンディション万全ではないかも。本人だけの問題では無いと思うが、自陣PA内で勝負されると、ファールを恐れるのか、気持ち的に受けに回ってしまうようなのが厳しい。

終盤、再びレッズ攻勢の時間帯となってからの、強引な突破や単調なクロスといった、やや焦った感じの攻撃を見ていると、やはりこのチームは、まだ若いのかな、と思う。若いチームだけに、きっかけさえ掴めば、一気に上昇気流に乗れそうに思うのだが、さて。

選手もスタッフも、そしてサポーターも苦しいとは思うが、ここは我慢の時期だと思うしかあるまい。

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MP3プレーヤーを買った

muvo1近頃話題のMP3プレーヤーを買った。

あれこれ迷ったのだが、結局Creative MuVo MICRO N200 512MB ホワイトモデル CMVN200512-WTというのに決定。Amazonで13,800円のところ、2,000円分のギフト券が還元されるということなので、実質11,800円となった。(13,800円なのは、どうやら白だけらしい。他の色は14,800円)

ちょっと前に、iPod Shuffleが気になるなぁ・・・といった内容の記事を書いたばかりなのだが、クラシックをメインで聴くとなると、シャッフル再生はそれほどポイント高くないし、それよりやっぱ表示部があったほうがいいよね、ってことで、この機種に決めたのだった。

実物を見てみると、思っていたより更に小さいのにびっくり。マッチ箱ぐらいというか、ジッポのライターをもう一回り小さくしたぐらいである。重さも、単4電池を入れても、50g弱ぐらいだろうか。気を付けてないと、すぐになくしてしまいそうだ。

操作は簡単で、添付CD-ROMでドライバをインストールしてから、USBコードでPCにつなげてやれば、マニュアル無しでも、直感的に操作できる。ファイルの転送ソフトも専用のがあるのだが、エクスプローラでドラッグ&ドロップしても、簡単に転送できてしまう。

音質も、まずまず合格点だろうか。もっとも、付属のイヤホンだと、音自体は膨らみがあって良く鳴るけれど、もったりした音という感じで、音質的には厳しいものがある。MDで使っていた愛用のATH-EQ88で聴いてみると、音がクリアになり、各楽器の分離も良くなる。コダーイ「無伴奏チェロソナタ」で聴き比べてみたら、冒頭部のヨーヨー・マの息づかい(ブレス)が、付属イヤホンだとほとんど聞こえないのに対して、ATH-EQ88だと、きれいに聞き取れる。少しでもいい音で聴こうと思うなら、イヤホンは自分の気に入ったものに代えたほうが良さそうだ。

圧縮フォーマットはMP3でもWMAでもいいのだが、仮にWMAの128kbpsだとすると、容量512MBの場合、およそCD12~15枚分ぐらいは記録できるだろうか。使い勝手から考えると、このぐらいがちょうど良さそうである。

バッテリーは上に書いた通り単4電池なので、鞄に一本予備を入れておけば、バッテリー切れを心配する必要もない。移動のお供に使う分には、単4一本で一週間以上保ちそうな感じだ。

僕もこれを買うときの参考にしたのだが、価格.comでの情報によると、品質の個体差がかなりあるようで、初期不良も結構あるらしい。ほとんどがファームウェアのアップデートで解決できそうなので、問題無いとは思うけれど、心配な方は、店頭で購入したほうがベターかも。

MP3プレーヤー市場は、まさにこれからが旬という感じだから、大容量化と低価格化が、きっと同時進行するのだろうと思う。買い時が難しいところだが、とりあえず予算の許す範囲で買ってみるのが正解では。あ、投資(?)は自己責任で(笑)

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「ラスト・ドリーム」

ラストドリーム
志水辰夫著

このところ、「抒情派」としての短編集ばかり出版されていたような気がする志水辰夫の、久しぶりの長編。とはいえ本作も、「抒情派」としての面目躍如といった趣の作品である。

ミステリアスな冒頭から、不思議な場所での不思議な人々との出会い、そしてそこから始まる物語を中心に、失った妻との思い出を随所に織り交ぜるという、凝った構成となっている。400ページに及ぶ長編だが、文章の巧さもあって、すぐに読み終えてしまった。

しみじみと切ない、思い入れに溢れた一種の挽歌のような作品ではあるが、僕としては、正直なところあまり感銘を受けなかった。確かに「巧い」と思うのだが、ここしばらくの作品に共通する、ある種の自己嫌悪の匂いが、どうしても好きになれない。自分を卑下したり責めたりするのは構わないが、それだけでは余りに救いが無いではないか。

著者の初期作品の登場人物達は、なんらかの影を背負い、一見自らを捨ててかかっているポーズを取りながらも、どこかに「矜持」とか「誇り」を残していたのだが、そんな造形はもはや無い。

本筋とは関係ない、主人公の海外でのエビ養殖事業をめぐるエピソードが、かつての冒険小説群を思わせるテイストで、テンポ良く面白く読めたのが収穫か。当人にはもうその気は無いのかも知れないが、「飢えて狼」や「裂けて海峡」にシビれたファンは、いつまででも待っているのだ、あの感激に再会できる時を。

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最新長編「約束の地」は、久しぶりのミステリのようだ。大いに期待したい。

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コダーイを聴く

このところ、コダーイを聴いていた。

手始めに、「ハーリ・ヤーノシュ組曲」(ケルテス指揮、ロンドン交響楽団)を聴いたのだが、これが滅法面白かった。

周知の通り、コダーイとバルトークは、ある時期一緒になって、ハンガリーの民謡研究をしたりしたわけだが、そこから生まれた音楽は、当然ながらそれぞれの作曲家独自のものになっている。有り体に言えば、バルトークのほうがより知的な技法を尽くして、芸術性の高い曲を作ったということになるのだろうが、だからと言ってコダーイの音楽の価値が下がるわけでもあるまい。

このアルバムには、表題曲の他に、「ガランタ舞曲」と「ハンガリー民謡<孔雀>による変奏曲」が収められている。どちらも「ハーリ・ヤーノシュ」に劣らない、楽しくも味わい深い曲だが、特に「孔雀」のほうは、スラブ風に留まらず、はるかオリエンタルな響きも聞こえてきて、とても聴き応えのある作品だ。

ケルテスの指揮振りはキビキビとした印象で、民謡風のメロディーの歌わせ方も、いかにも「おらが国」風で、雰囲気十分。これで1,000円は、とってもリーズナブルである。

もう一枚、以前から知っていたけれど、ディスクを所有していなかった「無伴奏チェロ組曲」。いろんな演奏があるのだが、一番聴いてみたかったシュタルケルの旧録音は、ご存知の通り廃盤にて入手不可。で、とりあえずヨーヨー・マのCDにしておいた。

比較の対象を持たないのだが、ヨーヨー・マの演奏は、いかにも彼らしく、颯爽として軽々としたもの。もしかしたら、精神性とか深みといった要素に欠ける演奏なのかもしれないが、美しい響きで弾ききった感じで、僕としては好印象である。

このアルバムには、コダーイの他には、現代作曲家の作品がいくつか収められているのだが、どの曲も、作曲家の故郷の響きを持ったもので、不思議な共通性がある。

ワイルド「サラエボのチェリスト」は、題名から伺われる通り、平和への祈りを込めた、メッセージ性の強い作品。続くチェレプニン「無伴奏チェロ組曲」は、オリエンタルな情緒に溢れた佳曲。シェン「中国で聞いた7つの歌」は、題名通り中国風のメロディーをモチーフにしてはいるが、案外あっさりとまとまっている。

最後のオコーナー「アパラチアン・ワルツ」は、フィドル風の旋律が朗々と歌われる曲で、早朝の済んだ空気の中で、遠く遙かにアパラチア山脈を望むかのような、清澄な祈りの音楽。他の作品との関連性という意味では、やや異質な感じもするが、コダーイ以外で最も印象に残った曲だった。

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今週の豆:グァテマラ

週末、買い物に出かけたついでに、豆を補充。

今回は、以前ネットで見つけて以来気になっていた、柏の「豆屋」という店に行ってみた。

JR柏駅南口を出てすぐ右手、以前丸井が入っていたビルの一階の、さらに片隅に、ちんまりとした佇まいのこの店がある。焙煎はここではなく、少し離れた場所で行っているようだが、基本的には焙煎したての豆を販売しているらしい。

ショーケースに入った豆は、全体的に浅煎りっぽく薄茶色。どの豆にするか迷ってしまったので、このところ飲む回数の多いグァテマラを選んでみた。200gで700円ぐらいなので、比較的安価といえるか。

帰ってから早速飲んでみたが、うーむ、今までに飲んだグァテマラとは、まるで味わいが違う。煎り方はやはり浅いらしく、苦みが薄まり、代わりに酸味がはっきりとしてくる。深煎りだと、苦みが増した分、味にコクが出てきて、全体としての旨味みたいなものがあるのだが、浅煎りだと、個々の味わい(酸味や苦み、あるいは甘味)がはっきりする代わりに、全体としての旨味がやや物足りない感じがする。

豆の特徴を味わうという意味では、ここの店みたいに浅煎りのほうが適しているのかもしれないが、飲み物として楽しむには、深めの焙煎のほうが、より美味しく感じられるような気がする。もちろんこれは個人の好みの問題なのだろうが。

今までの経験から考えると、同じ豆(粉)でも、分量の微妙な差で結構味が変わるので、濃くしたり薄くしたりして、味を確かめてみようと思う。

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さらば、「中野クラシック」

以前、中野の名曲喫茶「クラシック」についての記事を書いて、コメントやトラックバックでささやかに盛り上がったことがある。その後、「クラシック」には、行ってみようと思いつつ、ついでが無いこともあって、そのまま行かずじまいでいた。

で、その記事に最近トラックバックを戴いたのだが、なんと、「中野クラシック閉店」とのこと。詳しくは元記事を参照して戴くとして、今年の1月末に、本当にひっそりと閉店されていたらしい。

そう言えば、「中野クラシック」よりはメジャーだが、やはり知る人ぞ知る系の喫茶チェーン、「談話室 滝沢」も、この3月末で閉店となっていたらしい。こちらは結構話題になってるようで、ちょいとググると、blogの追悼記事が目白押しである。

栄枯盛衰は世の習いではあるものの、自分の人生のある時期に、鮮明な記憶として留まっていたモノが消えるのは、やはり寂しいものだ。

せめてこれからは、残って欲しい店に関しては、できる限り訪れ続けたいと思ったのだった。

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今回トラックバック戴いたのは、「桜井麻美」さんという方からだが、どっかで聞いたことがあるような・・・と思ったら、なんと現役の女流活弁士さんであった。おお、有名人からトラックバックだ(嬉)と、やや舞い上がりつつ、お返しトラックバックを打ってしまったりする←ミーハー

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「アビエーター」

アビエーター」を観た。(4月1日、MOVIXさいたま)

スコセッシとディカプリオのコンビは、かなりいい仕事をしてるらしいと、どこかで聞きかじったので、この映画をチョイス。

第二次大戦を挟んでの期間、相続した莫大な遺産をつぎ込んで、映画製作から航空機開発、挙げ句は航空会社の経営へと手を伸ばした、一代の反逆児、ハワード・ヒューズの物語。

ディカプリオは、「タイタニック」でしか知らなかった時は、特にどうとも思わなかったのだが、「ギルバート・グレイプ」を観てからは、評価急上昇。本作でも、エキセントリックなヒューズの性格を、過剰なまでの役作りで演じている。(眉間の皺の深さ!)

ヒューズにとっては、挑戦することそのものが生き甲斐だった。世界最速の飛行機、高速のスパイ機、超大型の飛行艇、そしてジェット機へ・・・  だがそれらでの成功(失敗もあるが)は、麻薬の快楽にも似て、すぐにより大きな目標へとヒューズを駆り立てる。劇中、彼自身が呟くように、「未来への道」(Road to the future)に終わりはないのだ。

そしてこの映画は、ヒューズ自身の物語であると同時に、彼の時代の、アメリカの物語でもある。全編に流れるラジオニュース(つまりマスコミ)は、ある時はヒューズを英雄と讃え、ある時は詐欺師呼ばわりする。エアラインビジネスに参入してきた時には、ライバル(今は亡きパンナム)と政治家が手を組んで、ヒューズを潰しにかかる。「アメリカン・ドリーム」は、一方で「アメリカン・ナイトメア」と同義なのだ。

ディカプリオの過剰気味の演技と共に、スコセッシの演出も、やや過剰気味。特にヒューズが長期間試写室に籠もるシーンは、少々やり過ぎに思えた。とはいえ、約3時間の長尺を、少しもだれずに見せる手腕はお見事。

ほとんどカメオ出演の、ジュード・ロウとウィレム・デフォーはともかく、ブリュースター上院議員役のアラン・アルダがいい味を出していた。テレビシリーズの「M★A★S★H」での彼も、今やすっかり老人役である。

ところで、今日は映画の日だったし、ディカプリオの新作でもあるから、混雑を心配していたのだが、杞憂どころではなかった。つーか、ガラガラ(笑)  場所柄のせいもあるとは思うが、封切り後一週間でこの動員数はヤバイ。「レオ様ブーム」は、すでに数光年も過去のものとなってしまったらしい。早めに観て正解かも。

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