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vs.FC東京(ナビスコカップ決勝)

レッズ 0-0 FC東京(フジテレビ)
(PK 2-4)

前回のリーグ戦での対戦同様、東京は守備的というか、レッズの長所を潰しにかかる作戦で来たわけだが、ボールを奪ってからの攻撃は、前回よりも遙かに鋭く、チーム全体の強い「意志」を感じさせる出足だった。

もっとも、レッズとしても、むしろそのほうがリズムが作りやすかったようで、ジャーンが退場する前半30分までは、攻守の切り替えが早い、ハイテンションのサッカーが展開された。

この試合の最大のポイントは、そのジャーンの退場で、そこからのゲームプランの立て直しと共に、選手達のメンタリティーのメンテナンスが、明暗を分けたと言えようか。

守備で効きまくっていたジャーンが消えたことで、レッズの中盤に余裕が生まれたのはいいが、そこからリズムが崩れ始め、後半15分過ぎまで、ペースを掴めないままとなってしまった。一方の東京は、ジャーンの退場でゲームプランが明確になり、強い精神力と出足の速さで、むしろ優位に試合を進めることとなった。

後半15分過ぎには、さすがの東京も足が止まり始め、そこからはほぼ一方的にレッズが押しまくるが、エメルソン、達也共に精細を欠き、打つシュートが全て止められてしまう。

延長に入ってからは、ほとんどレッズのフォーメーション練習のような状態で、一方的な攻撃状態が続いたのだが、最後まで相手ゴールのネットが揺れることはなかった。

PK戦の結果については、どうしようもあるまい。ただ、外したのが、もう一つ波に乗りきれなかった達也と暢久だったあたりに、PK戦とはいえ、負けるべくして負けたという思いを感じてしまった。

リーグ初優勝のためにも、ここは勝っておかなければいけない試合だった。ここで負けると、マイナスのイメージが残るのみならず、リーグ優勝へのプレッシャーが、想像をはるかに超えて襲ってくることになる。「悪夢のシナリオ」が、現実のものになる可能性は、まだまだあるのだ。

「三冠」だなどと浮かれている場合ではなかった。今日の敗北が、「リーグ制覇のためのクスリ」となるか、はたまた「悪夢のシナリオの幕開け」となるのか。大いなる危機感をもって、次の清水戦に臨みたい。

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コメント

「悪夢のシナリオ」は今までたらふく経験して来たような気がしますが(苦笑)、今年のレッズは本物である、と世の中に見せ付けてやろうではありませんか。

投稿: kojya | 2004.11.04 20:58

そうそう、ここから崩れずに持ちこたえてこそ、真の王者に相応しい「強さ」ですからね。あと二つ、きっちり勝って、「本物」にならなければ!

投稿: yuji | 2004.11.05 01:32

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