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「活眼 活学」

[新装版]活眼 活学

安岡正篤「活眼 活学」(PHP文庫)を読んだ。

「ビジネスマンの必読書」みたいな紹介が多い本書だが、ようやく読むことができた。と言っても、別にこの本の入手が難しいわけではなくて、有名な本ほど、手に取りにくいということである。

読む前は、漢字も多いし、なんだか難しそうな雰囲気がしていたのだが、実際に読んでみると、意外とすらすら読み進められる。これはやはり、文章が良く吟味されているからだろう。もちろん、すらすら読めるからといって、内容が理解できているわけではないが。

文庫の紹介によると、「東洋学の泰斗として、戦前戦後の政財界トップに多大な影響と示唆を与え続けた著者の遺稿集である。激動の現代社会を生き抜くビジネスマンに贈る行動指針の書」とのこと。

もっとも、書いてあることは至極当たり前である。例えば、こんな箇所。

だから、物質文明、享楽文明が発達するほど、文明人、都市人、知識人は無内容になるのであります。そうして皆、何ほどか肉体的・精神的に病的になる。

結局、混乱のこの時代にあっては、「心の眼」を養え、ということなのだろう。そしてその為にも、東西の古典に学べということだと理解した。

「考える・学ぶ」ことの大切さに、改めて気づかされたのだった。

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