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「夢の工房」

真保裕一「夢の工房」を読んだ。

2001年秋に出版されてから、比較的すぐに購入してあったのだが、最初のほうを読んだきり、積ん読になっていた。今回、「黄金の島」を読んだので、こちらも思い出して、めでたく読了した次第。

真保裕一初のエッセイ集・・・ではあるが、デビュー以来、あちらこちらに書いたエッセイを一冊にまとめたものなので、かなりネタがかぶってしまっている。とはいえ、そこはプロの作家らしく、同じネタでも、発表媒体に合わせた文章になっているのがエライ。

エライと言えば、さすがにエッセイをかき集めただけじゃ物足りないと思ったのか、書き下ろし(だよな?)の短編が収録されている。これがなかなかの佳作で、著者の遊び心が遺憾なく発揮されていながらも、良く考えられたトリックが仕掛けられていて、楽しめる。ファンであれば、これだけでも「買い」であろう。

作品的には、デビュー作から「黄金の島」あたりまでをカバーしているので、そのあたりを読んだ読者(僕も含む)であれば、ちょうど今が「読み時」かもしれない。

ファン向きの、楽しい一冊である。

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» 真保裕一 「夢の工房」 [ご本といえばblog]
真保裕一著 「夢の工房」を読む。 このフレーズにシビれた。  世間の意見はないがしろにできないものだ。匿名だから可能になる痛快な論評があるのも理解している。... [続きを読む]

受信: 2005.01.14 15:17

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