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終戦、山本ジャパン

ガーナ戦は、結局見ずじまいだったが、ニュースや各Blogの記事を読む限りでは、なかなかの試合内容だったようだ。(たとえば、湯浅健二のレポート

山本監督ファン(笑)の僕としては、非常に残念な結果であったが、監督自身にしても、あらゆるケースを想定して準備したはずにもかかわらず、それを上回る誤算の連続だったように思う。

たとえば、今や日本代表の看板ともいえる「暑さ対策」がある。「備忘録」でも、いかに「暑さ対策」に腐心しつつ、ノウハウを積み上げていったかが書かれているが、今回のアテネでの試合は、想定外の涼しさだったようで、その分、どのチームも動きが良かったようだ。

実戦においても、慎重に臨んだパラグアイ戦で、試合開始直後から激しく攻められ、考えた挙げ句にキャプテンに指名した那須の、普段なら考えられないミスから失点。その後に打った手は、決して的はずれではなかったと思うが、やはり後手後手に回った感は否めない。

イタリア戦も同様で、戦前は、たぶんもう少しスローな出足を想定していたのだと思う。慎重に試合に入って、しっかり守ってペースを掴み、後半に勝負をかける・・・といったシナリオだったのではないか。しかし実際には、パラグアイ戦同様、試合開始直後から猛攻を浴びて、2点をリードされてしまったわけで、いかにU-23といえど、イタリア相手に2点を追いつくプランは、持ち合わせていなかったに違いない。(実際には2点取ったが・・・)

結局のところ、パラグアイ戦にせよイタリア戦にせよ、ゲームプランとしては、引き分け狙いだったような気がする。そのために選んだイレブンであったはずだが、確率論で勝敗が決まるのであれば、試合をする必要は無いわけで、いくら精密な設計図を書いても、やはり製造の現場ではその通りにはいかないのと同じである。

マスコミはさっそく山本監督の去就について騒いでいるが、個人的には、こういう優秀な実務家タイプの人材は好きなので、是非ともどこかのクラブチームで腕を磨いて欲しいものである。あるいは、女子代表の上田監督と同じく、日本以外の国の代表監督というのも、良い経験になりそうに思う。

捲土重来を期待しよう。

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