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シロウト的クライバーの思い出

カルロス・クライバーが亡くなった。

あちこちで記事が書かれているようだが、とりあえずCLASSICAさんのところに、トラックバックが集まっているようだ。

僕自身は、彼の熱烈なファンというわけではないのだが、やはりアルバムは何種か持っている。ベートーヴェンの4、5、7番、シューベルトの3、8番、ブラームスの4番、「魔弾の射手」、「椿姫」といったあたり。

この連休中、たまたま実家へ行ったのだが、その際に、置きっぱなしにしてあるCDを少し整理した。ベートーヴェンの交響曲のCDを並べ直した時、当然のことながら、クライバーのディスクにも手を触れた。その翌日に彼の訃報に接した・・・なんていう偶然は、結構良く起こることなのだろう。

所有しているディスクで思い出深いのは、「魔弾の射手」だ。狼谷の不気味な描写力は圧巻だったが、後年、実際の舞台(演奏は全然別人。当然ながら)に接した際に、クライバーの演奏を聴いて、思い浮かべたイメージ通りの舞台演出だったのが、印象に残っている。(もしかしたら、誰が演出しても、ああなるのかもしれない。贔屓の引き倒しってやつか・笑)

今後、クラヲタ達は、二種類に分かれる。「ナマクライバーに接したもの」とそうでないものに。

追記 1988年の来日公演(ラ・ボエーム)、時間もお金も根性も無かった僕は、結局演奏会には行けなかった。しかし、当時プチバブル状態だった僕の父は、普段はクラシックなぞ見向きもしないくせに、その時はどういうコネからか高価なチケットを入手し、演奏会に出かけていった。カネとコネは、人生の全てではないが、少なくとも多くの場面で、人生を助けてくれることを、僕は学んだ。不条理ではあるが。

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