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2004年5月

ドビュッシー月間は続く

本人もすっかり忘れていたが(おい)、「ドビュッシー月間」は続いているのだった。

えーと、「ペレアス」と「管弦楽曲」は結構気合い入れて聴いてみたんだが、室内楽曲からピアノになると、なんかもう、完全にBGM状態で、「聴き込む」って感じになってこない。

なんというか、例えて言えば、自宅で映画を観るとき、いわゆるアート系の映画だと、なんとなく途中で集中力が途切れたり、あるいはちゃんと最後まで観ても、次の日に思い返してみると、印象に残るシーンが浮かぶだけで、映画そのもののストーリーは実はちゃんと追えていなかったりとか、そんな感じである。

今もBGMに「室内楽名曲選」を流しているんだが、どの曲も滔々と流れ、時折、はっとするような美しいフレーズや和音が耳に飛び込んではくる。しかし、聴き終えてみると、どういう曲だったのか、どうにもちゃんと思い出せない。

まぁ、学究の徒でもない自分にとっては、折に触れてあれこれと聴き散らかしながら、美しいメロディや響きに心奪われるってのが、一番心地よいドビュッシーとの付き合い方のような気がする←開き直り

でも、「好きな作曲家は?」なんて聴かれたら、やっぱりドビュッシーはベスト3に必ず入れちゃうんだよなー。

やっぱ6月もドビュッシー月間にしておこう。

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トルコ選抜戦雑感

U-23日本代表 1-1 トルコ選抜

帰宅してテレビをつけた一分後に、トルコに先制されてしまった(悔)

なんだか妙にトルコの選手がデカく見えたのだが、本当にデカかったのだろうか? ルーズボール(特に浮き球)を競り合う場面では、その体格に負けて、ことごとくトルコにボールを奪われていたように思えた。

それにしてもトルコは強かった。メンバーが違うとはいえ、W杯2002大会三位はダテじゃない。長めのパスを、早くて強いボールでビシビシ通してリズムを作り、さらに正確なロングボールでサイドチェンジ、そこから深くえぐって、精度の高いセンタリング・・・といった場面が、何度繰り返されたことか。

セットプレーぐらいでしかチャンスが作れなかった日本だが、そのセットプレー(CK)で同点に追いついたのは、とりあえず褒められていい。

今日のトルコみたいに、フィジカルが強くて、シンプルにボールをつないでくるチームは、日本にとっては苦手科目かもしれない。そういう意味では、この時期としては、いいマッチアップといえよう。2月のロシア代表戦といい、このチームのスタッフが考える強化プランは、なかなか良く考えられているように思う。

できれば今日のトルコを相手にした、田中達也を見てみたかった。大男達の間をすり抜け、ゴールを決める・・・なんていう姿が見られれば、最高だったのだが。とにかく、早く怪我を治してほしいものだ。

最終メンバーの選出に向け、選手達の、そして山本監督の、葛藤が続く。

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「ロスト・イン・トランスレーション」

ロスト・イン・トランスレーション」を観た。

ビル・マーレイは、実のところ、あまり好きな俳優ではないのだが、この映画で見ると、すっかり「初老の紳士」といった落ち着きぶりである。少々落ち目のハリウッド男優、といった設定らしいが、それらしい雰囲気が良く出ていた。

相方のスカーレット・ヨハンソンは、目下売り出し中らしい。映画冒頭のお尻のアップをはじめ、セクシーな雰囲気が満点なのだが、小心/傷心で自信無さげ、物憂げに部屋に篭もったり、ベソをかきながら電話したりと、セクシーさとは無縁の役柄だった(笑)

この二人が、異国の地で出会い、恋とは呼べないような淡い想いを抱き合うという、一種のおとぎ話のような物語。しかし、自分がたまたま置かれている環境に「Lost」してしまっている人は、実はたくさんいるのかもしれず、そういう人々にとっては、映画の二人の境遇は、とてもリアルに理解できるのではないか。そしてそれが、この映画の密やかな人気(今日も満員だった)の秘密かもしれない。

もっとも、CinemaScapeでの評にあったが、日本人がこの映画を観るのは、もしかしたら反則かもしれない。主人公達が味わう、言葉が通じ合わないことの心細さみたいなものが、少なくとも我々日本人の観客にとっては、追体験できないのだから。(日本語が理解できてしまうから) もしかして、ソウルあたりが舞台だったら、日本人が観ても、主人公達への共感度合いが大きかったかもしれない。まったく意味の分からない、ハングルだらけのネオンや看板は、僕にはとてもショックだったから。

パパの撮った「ワン・フロム・ザ・ハート」にどこか通ずる雰囲気を持った、愛すべき作品だと思う。

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中野はワンダーランド?

毎日見に行ってるk-tanakaさんところに、「外人オタクのNakano評価」という記事があった。

本文も充分面白くて、読んだ者をして、すぐに中野詣でに出かけたい気分にさせるものだが、注目すべきはコメント欄であった。

喫茶・中野「クラシック」はまだ生きていた。

・・・あ、常識でしたか、もしかして?

僕が初めてここへ行った(正確には「連れて行かれた」)のは、高校生の頃だった。当時は「アングル」なんていう雑誌があって、それを片手にあちこちウロウロしては、雑誌に載ってる喫茶店を見つけて入って、喜んでいたのだった。(しかし、改めてこう書くと、やたらと恥ずかしいな、これ)

でまあ、その、「クラシック」である。

元記事のコメントにある通り、SP盤をバリバリいわせてかけているのだが、雑誌記事によれば、店の主人が自ら削った竹針を使用してるんだそうだ。

あと、これも有名な「恐怖のミルクピッチャー」だが、僕が行った時には、マヨネーズのキャップが使われていた。使用後、ひっくり返してみたら、キューピーだったのを覚えている(笑)

もうひとつ強烈だったのがトイレで、トイレットペーパーがドアの外に置いてあり、そこに「必要な量だけお持ちください」とかなんとか書いた張り紙があった。当時はわははと笑ってすませたが、今でもこんなことやってるんだろうか?

あぁ、書けば書くほど、行きたくなってきた・・・ いや、やっぱり行きたくないかも。

****************

(追記)ネタ元のk-tanakaさんが、「喫茶クラシック」への熱いオマージュとでも評すべき一文をものしている。かつて一度でもここへ訪れた方は、是非この機会にカミングアウトして欲しいものである(笑)

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vs.ヴェルディー

今回はBSにて観戦。浦和 3-1 東京V

エメルソン不在という心配を振り払うかのように、達也が凄まじいスピードで相手DFを翻弄し、前半で2得点。解説の山野氏が言う通り、とにかく動き出しの早さが光った。

前半に関しては、達也だけでなく、全員がいい動きをしていたように思う。厳しくチェックに行き、こぼれ球を拾い、速攻につなげる・・・という意識が、良く浸透し、かつ実践できていた。前節、市原戦での相手のサッカーをコピーしたかのようだ。

問題は後半で、セイフティーリードとは言えない2点差にもかかわらず、プレーが守備的になってきてしまう。「とにかくしっかり守る。チャンスがあれば、カウンターで追加点」といったゲームプランなのかもしれないが、ちょっと消極的すぎないか。

そのカウンターだが、永井の華麗なボールさばき(半回転ターン!)からのシュートは、見応えがあった。惜しくもキーパーに反応されてしまったが、永井らしいプレーではあった。J2時代の湘南戦でのゴールを思い出してしまったぞ。

とはいえ、やはり守備的にすぎるのか、中盤で自由にプレーされる時間が長くなり、FK、CKが連続し、とうとうCKから失点。今季はセットプレーで失点することが多いのは明白なのだから、ぼちぼちちゃんと対策を打って欲しいものなんだが、どうなっているんだろう?

その後、足を痛めた達也に代えて岡野。その岡野が最初のプレーで見事なクロス。どフリーの山瀬が、これまたGKの逆サイドへ見事なヘッド。絵に描いたように、きれいに決まったゴールだった。

ここからレッズはさらに守備的に。山瀬を下げて室井を投入。DFを一枚増やしたわけだが、この交代はいささか疑問。テレビの画面で見ても、とにかくみんなでゴール前に並んでるだけの守備で、残り時間から考えれば、分からないではないが、もうちょっとバランスを考えるべきじゃなかろうか。前節の悪夢が、一瞬脳裏によみがえったのは、僕だけではないはずだ。

3-1というスコアの割には、「なんとか逃げ切った」といった感じなのも、なんとなく物足りない。1-0でもいいから、「勝ちきった」という印象の試合を見せて欲しいものだ。

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レッズ占い

浦和御殿」さんのところで紹介されてた「レッズ占い」ってのに、僕も便乗してやってみた。以下、結果である。

yujiさんは 山田 暢久 選手を応援しましょう!

● 山田 暢久さんのあなたは、サッパリとした気持ちのいい性格。豪快なところがあり、仲間からも頼りにされる兄貴的存在です。とはいえ、イイ気になって調子に乗るのは厳禁。あまり突っ走ってしまうと、みんながついて来れなくなってしまいます。冷静沈着な状況判断力。それさえしっかりと持っていれば、たいていのことはうまくいくでしょう。

● yujiさんに秘められた超能力は、分裂です!

・・・悪いが、これは違うと思うぞ(きっぱり) 正確は粘着質だし、小心だし、それほど頼りにされてないし・・・って、何を書かせるんだ、おい(怒)  おまけに超能力が「分裂」だなんて、人をミトコンドリアみたいに呼ぶでない。あ、ミトコンドリアは分裂しないっけ??

いささか取り乱してしまったが、気を取り直して、次は「レッズ中毒度診断」もやってみよう。(リンクページの、contentsの真ん中へん)

「あなたの生活の 62% はレッズに浸食されています。」

「そろそろレッズなしの生活は考えられないレベルまで来てますね  中途半端な気持ちだと、怪我しますので気をつけてください(謎)」

常識的社会人としては、こんなもんかな。しかし、コメントの「中途半端な気持ちだと怪我します」って一言が、妙に耳に痛いのはナゼ??

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オヤジ的テレビ鑑賞(ビジネスマン編)

平日はニュースぐらいしか見ないのだが、久しぶりに「プロジェクトX」なんぞを見てしまった。今回取り上げられたのは、「南大門仁王像大修理」である。

「泣かせるためなら、脚色も厭わないぜ」といった作りが、最近ではいささかカッタルイという批判も多いようだが、とりあえず見始めると、やっぱり引き込まれてしまう。あんな仁王像だなんて、目の前に「ほらよ」と転がされても、僕なんか、何をどうしていいやら、見当すらつかないに違いない。

技術屋や職人が、己のスキルと知識を総動員して、未知の何かを創り出す姿は、確かに感動的だ。世間一般から見た、プロジェクトの大小は、この際関係ない。大事なのは、諦めずに挑戦する姿勢だ。俺も明日から、また頑張ろう・・・と、この時「だけ」、正しい中年である自分は思うのだ。やれやれ。

その勢いで、ってわけでもないが、立て続けに「ガイアの夜明け」なんかまで見ちまった。こちらの今回の特集は、「ユニクロ」だ。

番組でフィーチャーされる女性店長は、なんと若干25歳。その彼女が、「みんなの頼れるお姉さん」から、「時には厳しく叱る、しっかり者の店長さん」へと自己改革していく姿が取材されている。

急成長した新興企業は、とにかく経営者がスゴイのは、もはや当たり前だ。本当にスゴイのは、店長とはいえ、経営層ではない一人の社員を、ここまで真剣に仕事に取り組ませてしまう「何か」だと思う。どうやったら、管理職クラスの人間を、「自発的に」仕事に向かわせることができるのか。

「仕事は与えられるものではなく、自ら創り出すものだ」という命題を、いかに実践していくか。結局はここが、「勝ち負け」の分かれ目なんだろうと思う。

・・・と、ここまで書けばお判りの通り、僕も経営者の端くれだったりする。愚痴っている場合では、もちろん、ない。

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「少林サッカー」

レンタルDVDで「少林サッカー」を見た。

週末、TSUTAYAが半額キャンペーンをやっていたので、娘と出かけたところ、「これ、面白いんだって!」ということで、借りてみたのだ。

オープニング。なにやら荘厳な音楽をバックに、惑星直列の映像・・・と思いきや、つるりと剃り上がった坊主頭(笑) いや、やられました。

スタッフにいきなり「周星馳」とか出てきたので、「えー? 馳星周が監督したのかぁ?」などと、ほとんど無意味な自己ボケをして、ひとり赤面してしまったりもした←何やってんだか・・・

で、まぁ、肝心の映画だが、いや、正直参りましたです。

なんつーか、ためらいとか恥じらいとか遠慮とか、そういうのがいっさい無いという、この潔さ。これぞ中華思想である。CGの使い方も、「どうせやるなら満漢全席だーい」といった感じの超大盛り状態。お得である。

もう少し、ひと試合の内容を濃く描いてくれればなぁ、と思ったりもしたが、それじゃ「サッカー映画」になっちゃうもんなぁ。 え? 「あれはサッカー映画じゃないのか?」って? いえいえ、もちろんあれは、「少林寺拳法映画」あるいは「燃えよドラゴン=サッカー版」だってば(笑)

ちなみに、ドラゴンGKだけ、今すぐレッズにレンタルしたいぞ。

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vs.ジェフ

オシム語録に曰く、「どっちが勝っても負けても良かった試合」だった。

「オシム・サッカー」とやらを、初めて眼前で見せてもらったが、確かによく走る。各選手の出足が速く、プレッシャーのかけかたも半端ではない。中盤でのボールホルダーには、常に3~4人で囲み、次のターゲット(山瀬や長谷部)にも密着マークをしているため、そこから前へ展開させてもらえない。

攻撃もシンプルで、こうやって高めの位置で奪ったボールを、早めにマルキーニョスに預け、キープ力のある彼がレッズDFを引きずるうちに、両サイドの選手が空いたスペースを使うといったプランだったようだ。

レッズも決して悪くはなかった。厳しいプレッシャーにあいながらも、なんとかパスを通してはエメにボールを渡す。数回は、得点を予感させるシーンさえあった。(エメの空振り、とか)

あの時間帯でなんとか一点取れていれば・・・といったところで、CKであっさり失点。あんなにきれいに飛び込まれるとは、いったい誰がマークについてたんだろう? そして、2失点目は、室井が責められるべき。どうも室井のプレーにはムラが多い。

ただ、不思議なことに、スタジアムには楽観的な空気が漂っていたような気がする。「2点差なら追いつける」・・・僕も含め、そう感じていたサポーターは多かったんじゃないだろうか。もっとも、その空気も、前半終了間際の長谷部の離脱と、後半開始早々のエメの交代で、かなり雲行きが怪しくなってしまったのだが・・・

ただ、面白いもので、エメが抜け、岡野が入ってから、俄然試合が動き始める。ジェフの選手が「逃げ切りモード」に入ってしまい、プレーが緩慢になる。それにつられたのか、相手GKの「6秒ルール」?とやらで、間接FK。混戦の中、こぼれてきたボールを永井がゴール。

2点目はまさかのPK。これを闘莉王が決めたのだが、彼がボールをセットしたのを見て、ギドが後ろを向き、手を大きく広げて天を仰いだのには、観客大ウケであった。

そして逆転のゴールは岡野。オーロラビジョンでのリプレイを見ると、ボールが足につかないでオロオロしてるのが、結果としてフェイントになった(笑)・・・ようにも見えるが、うまくGKをかわして押し込んだ。

問題はそこからで、今度はレッズが「逃げ切りモード」に入ってしまう。啓太が完全に最終ラインに入ってしまい、ペナルティエリア前のスペースがスカスカになったところを自由にプレーされ、結局そこから展開されたうえ、最後は啓太がPKを取られてしまい、ジ・エンド。

最後のPKに関しては、まぁ、誤審は誤審かもしれないが、こちらも一つもらってることだし、岡田主審も、どこかで「PK返し」を狙っていたような気はするので、文句は言うまい。

繰り返すが、今のレッズは決して悪くない。悪くないが、これ以上を狙うには、やはり物足りない。あと半歩の出足の速さ、あと数%の集中力アップ、そしてあと少しの「勝つことへの執念」。このステージでの優勝がかなり難しくなった今、どうモチベーションを維持するのか、むしろここからが正念場だろう。

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blogあれこれ

ここの他に、Excite Blogにも登録してあったりする。

なんとなく適当に使い分けているが、時々は(しょっちゅう、か)同じネタで記事を書いてる。あ、でも、マルチポストはしていない。念のため。

両方使ってみて感じるのだが、なんかもう、基本のコンセプトが違うような気がする。

エキサイトは、スキンの自由度の低さも含め、かなり「コミュニティー」を意識した作りになっている。よって、各blog間が、とてもつながりやすい雰囲気になっている。

違いが如実に現れるのが、投稿に対するコメントの数だろうか。たとえば僕の場合、書いた記事には滅多にコメントがつかない。記事がつまらない・・・っていう根元的な問題はさておき(笑)、同じような記事に対して、エキサイトだとほとんど毎回コメントがつく。

この差の理由だが、エキサイトの場合、会員同士だと、コメントは相手の記事の下に出るコメントボックスに、ただ文章を書き込むだけでいい。(ハンドル名は自動入力される) 一方、ご存じの通り、ココログだと、ハンドル名だの自分のURLだの、いちいち書き込まなくてはいけない。

トラックバックも同様で、相手の記事の下に「トラックバックする」というようなボタンがあって、そこをクリックすれば、その記事のトラックバックURLを参照しつつ、自分の記事が書けるような仕組みになっている。

あまりうまく説明できていないが、とにかく、「blog間コミュニケーションを容易にする」という点では、エキサイトはとてもよく出来ていると思う。

但し、その分、外部とのリンク機能は物足りない。スキンの制限が多いので、MyblogListやカウンターを付けられない。(付けられるのかもしれないが、僕自身はやり方がわからないし、やっているblogも見かけない) 

少し強引に結論づけると、「ココログは個々のblogスペースを、より高機能で提供するサービス。エキサイトは、会員間コミュニケーションのサポートに重点を置いたサービス」といった違いがあるような気がする。

記事がうまくまとまらなくなってきたので、中途半端だが、今回はここまで。また改めて、両blogの比較を通じて、自分なりのblogに対するスタンスを考えてみたい。

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いまさらジョーズ

なんか演歌のタイトルみたいだ(笑)

帰宅して、遅い夕食を食べながらテレビをつけたら、おー、「ジョーズ」をやっているではないか。

・・・で、結局、最後まで観てしまった。

しかしこれ、1975年作品なんだな。かれこれ30年前の作品ってことになるわけだ。しっかりロードショーで観た僕って(遠い目)

それにしても、スピルバーグの演出はうまい。観てる人間の予想を、ほんのコンマ数秒先回りするやり方は、ほんとに天才的。贅沢なカット割り、的確な視点の位置、あざといまでの伏線の張り方(「そのボンベには圧縮酸素が詰まってるんだぞ!」)、まさに職人芸だ。

それと、やっぱり音楽が素晴らしい。鮫君出現以降の、あのワクワク感を盛り上げる音楽! 今更ながら、サントラを聴いてみたくなってしまった。

しかし、いくらなんでも、テレビの2時間枠での放送はキビシイものがあるなぁ。前半のロイ・シャイダーの苦悩振りがあるからこそ、船上での三人の関係が生きてくるのに。今回の放送で、初めて「ジョーズ」を観たっていう人(いないと思うけど)は、ちゃんとビデオで完全版を観ておくことをお薦めする。

ところで、来週と再来週のこの枠は、「プライベート・ライアン」だそうだ。今時珍しい二週分割放送だが、うーん、やっぱり観てしまうんだろうか。

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マイスキー/チェロ名曲集

maisky.jpg

先日買ったCDの中では、マイスキーのチェロ名曲集がお気に入りである。

個人的に、連休明け以降、ストレスを感じることが多かったりしたものだから、深夜このCDを流しながら、ささやかな癒しのひとときを得ている状態である。

もっとも、マイスキーのチェロは、そんな俗っぽい「癒し」なんかを求める気分を厭うかのごとく、時折すぅーっと遠くの世界に行ってしまうように聞こえることがある。こんなにポピュラーな曲ばかり弾いてるのに、「聴き手」のことなんか、まるで考えてないんじゃないか、と思える瞬間があるように思うのだ。たまたま、僕の今の気分がそう感じさせてるのかもしれないが・・・

どの曲もいいが、特にフォーレの「夢のあとに」は、何度聴いても心に沁みる。

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そして強風世界

書くのが遅くなったが、連休中の4日にゴルフへ行った。

今回はホームコースだったのだが、もともとGWはプレー客が少ないところに加え、事前の天気予報が「大荒れ」だったせいで、コースはガラガラ。8時21分にスタートしたのだが、すいすいと2時間程度でハーフ終了。休憩には早いので、そのままスルーで後半。1ラウンド終了しても、12時15分頃だった。

心配していた雨は、スタート直後に止んでしまったので助かったが、そこからは風が強く吹き荒れる一日となってしまった。

風。

大リーグボール2号と同じく、僕のボールは風に弱いのだ(恥) ・・・ってわけで、ドライバーをことごとくラフ又は林に打ち込んでしまい、50,52の102。ま、言い訳には事欠かないものだ。

ところで、ワンラウンド終了したところで、同伴者が「もうハーフやろう」と言い出した。ここで断れないのが麻雀とゴルフで、軽く食事してもうハーフ。案の定、さらに強くなった風に翻弄され、57の大叩き(泣)  「もう半荘」が命取り、というパターンである。

風呂で埃を流して上がったら、我々より先にスタートした知人が風呂場にやってきた。どうしたのかと思ったら、ツーラウンドしてきたんだと言う(汗)  昭和ヒトケタには勝てない・・・と心から感じた一日であった。

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「青空の方法」

宮沢章夫「青空の方法」を読んだ。

初めて読んだ「わからなくなってきました」で大爆笑して以来、とりあえず文庫化されたものは全部読んできたので、待望の文庫化最新刊というわけである。

この「青空の方法」は、朝日新聞の夕刊かなんかに連載されていたと思うのだが、滅多に夕刊を読まない僕が、ふとそのコラムを目にしたのが運の尽き・・・じゃない、運命の出会いだったわけだ。

で、本書にはその夕刊コラムが収録されてるわけだが、こうして改めてまとまった形で読むと、担当編集者の蛮勇に敬意を表したくなる(笑) 天下の朝日新聞が、いいんですか、こういうおバカなコラム載せて? 編集子も、さぞかし眠れない夜を過ごしたことであろう。いや、もちろん、それでいいんだけど。

その宮沢章夫だが、ちゃんと「遊園地再生事業団」なるホームページを運営している。そこで本人が日記を書いているんだが、これがまた面白い。(以前は「富士日記」、現在は「不在日記」)  別にギャグが書いてあるわけではないのだが、その独特の視点とか語り口が、なんともいえず味わいがあるのだ。

ところで、肝心の本書だが、面白さは相変わらず。ただ、こちらも読者としてはちょっとすれてしまったのか、「笑わせられ度」がやや低めかも。最初に読んだ「わからなくなってきました」が強烈すぎたってのはあるが。

とりあえず、公衆の面前で読むのには、かなりのリスクがある本ではある。電車の中で、文庫本を読みながらニヤニヤしたり、ときどき笑いを堪えて真っ赤な顔になったりする人がいたら、まず間違いなく宮沢章夫の本の読者である。

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「こどもの日」コンサート

特に遠出もしなかった今年の連休だったが、唯一にして最大(笑)のイベントだったのが、サントリーホール主催の「こどもの日コンサート」であった。

午前の部に行ったのだが、開場時間の10時前には、すでに長蛇の列ができていた。何もそんな並ばなくたって・・・と思ったのだが、実はこの行列、開演までの一時間に行われる「楽器たんけんコーナー」目当てだったのだ。

列の後ろについて入場してみると、会場内のあちらこちらに設けられたコーナーで、実際の楽器に触らせてくれている。どの楽器のコーナーも、順番待ちの子供達が大勢並んでいて、なるほど、これが開場前の行列の理由だったわけだ。

開演まで一時間あったものの、結局、最初に並んだヴァイオリンに触っただけで、時間切れ。残念!

ほとんどの子供が、楽団員に教えて貰いながら、おっかなびっくり弓を引いている中で、時折、すらすらと手慣れた感じのパッセージを弾く子供もいる。僕のすぐ隣にいた子は、さらりと短いパッセージを弾いたあと、「うわー、僕のと全然音が違う」と騒いでいた。うーむ。

さて、肝心の本番だが、高関健の真面目な指揮振りに応えて、日本フィルも立派な演奏をしていた。最後の「イタリア奇想曲」なんか、僕としてはもうちょっと色気が欲しいところだが、ま、子供相手だから、あのぐらいにしておかないとね(笑) でも、大変良い演奏だったと思う。

最後の曲が終わって、アンコール。プログラムに歌詞が印刷してあった通り、「となりのトトロ」主題歌の「さんぽ」を、みんなで大合唱してオシマイ・・・と思ったら、さらにアンコールがあって、これがなんと、「ラデツキー行進曲」! 指揮者の合図があったとはいえ、聴衆の手拍子も良く心得ていて、なんかもう、すっかりニューイヤーコンサート気分である。

親バカというか、「バカ親&バカ祖父母」の大集合(自分も含め)といったところかもしれないが、こういう浮き世離れしたイベントも、あっていいんじゃないかと思う。子供達の記憶のどこかに、この日の音楽が、ホールのきらびやかさが、残りますように。

****************

追記 ココログルで検索したら、cool sweets cafeさんが、同じく「こどもの日コンサート」に出かけられていたので、トラックバック送らせて戴いた。blogタイトル通り、とても美味しそうな写真が満載で、楽しいblogである。

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「猛き箱舟」

猛き箱舟〈上〉 (集英社文庫)


船戸与一「猛き箱舟〈上〉 (集英社文庫)」を読んだ。

なんで今頃この作品?・・・という感じだが、実家の本棚を整理していたら、これがあって、しかも未読だったことに気がついたのだ。初版が1987年だから、17年前の作品。僕が買ったのは文庫版だが、それでも1990年発行になっている。

いわゆる国際謀略モノには鮮度みたいなものがあるから、できるだけ発行時点で読むのが正しいのだとは思う。そういう意味で心配しながら読んだのだが、とりあえずは杞憂であった。

船戸与一の作品はいくつか読んでいるが、「山猫の夏」以外は、もうひとつ好きになれない。どの作品の根底にも、資本主義の旗のもと、後進諸国を食い物にする欧米諸国への憎悪や、それに唯々諾々と追随する現代日本への嫌悪が流れていて、時としてそれが前面に出過ぎるきらいがあるからだ。

で、「猛き箱舟」である。

海外進出企業がトラブルに陥った際に、非合法かつ暴力的な手段で解決する、「海外進出企業の守護神」こと隠岐浩蔵とそのグループ。その一員に加えてもらおうと画策する、主人公・香坂正次。

主人公の隠岐浩蔵へのアプローチから、マグレブ(西アフリカ)での任務に就くあたりまでは、一人称の語り口がしっくりこなくて、どうにも読みづらかったのだが、ポリサリオ解放戦線との攻防戦以降は、もうノンストップ。無理な設定、唐突な展開、ピンチの数々!・・・と、「ありえねー」なツッコミどころが満載なのだが、「そんなこと知るかぁ!」というパワーで、最後まで突っ走る。もう、船戸ワールド全開である。

エンターテインメントとして楽しむには、あまりにも小説の背景が深刻なのだが、こういう「骨のある」小説も、時には読んでおくべきなのかもしれない。

結論:船戸作品は、読むのにもパワーが必要。

ところで、ブリーダー・プログラム参加中のbk1だが、上のリンクでもわかる通り、何故かこの作品、下巻しかデータベースに載っていない(汗)  これじゃ、誰も買わないって>bk1さま  ま、誰も見ないだろうけど、例によってトラックバック送っておくので、これを見たら上巻も載せて戴けると幸いである。

<2009/7/20追記>
最近ふと検索ワードを見てみたら、なぜかこの「猛き箱舟」でここに辿り着いてる方が多いのに気づいた。感想はともかく、上記bk1のリンクが既に無効になってるっぽいので、Amazonに変更しておいた。アフィリエイトだけど(汗) ま、いちおうご参考ってことで。

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検索ワードランキング(4月度)

4月度の検索ワードランキングは、以下の通り。

第一位 「草枕」
第二位 「ドビュッシー」
第三位 「髭剃り」

堂々第一位の「草枕」だが、4月24日あたりから、突然検索数が増大した結果である。実は今もまだ、続々と「草枕」での検索に引っかかっていたりするわけだが、なんか参考にならないであろう記事で申し訳ない気分だ。きっとゼミのテーマかなんかなんだろうな。すまん>ここを見た方々

第二位の「ドビュッシー」だけど、これも別にタイムリーなキーワードとは思えないし、なんなんだろう。わからん。

第三位の「髭剃り」は、アクセス解析始めて以来、上位をキープしている。以前に一度書いたきり、髭剃りのことを書いてないので、また何か書かないといけないような気がしている←本末転倒

ちなみに、4月前半は「砂の器」効果で、「エルガー」なんかが上位だったんだが、すぐに下火になってしまった。人の興味はうつろいやすい。

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