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「恋恋風塵」

録画しておいた「恋恋風塵」を観た。

ホウ・シャオシェンは前から気になっていた監督なのだが、なかなか作品に触れる機会がなかった。最近、ようやく彼の「戯夢人生」を観ることができ、かなり感心したので、期待しながらの鑑賞だった。

うーん・・・大した事件が起こるわけでもなく、淡々と時間が流れていく。彼の映画は「絵画のよう」と評されるそうだが、まさしく「動く絵画」とでも形容したくなる画面が、どこまでも続いていき、やがて静かに終わる。

正直、途中で退屈で眠くなりそうにもなったが、見終わった後の不思議な充実感は、やはりちょっと別物という感じだった。

今、これを書いていて、吉田秀和が「LP300選」(新潮文庫版は絶版。全集では「名曲300選」)でドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」を評した箇所を思い出した。

 その間の一瞬一瞬が充実して流れ、しかも、あんなに音楽は寡黙なのだ!

ハリウッド映画は論外としても、最近の映画は「喋りすぎ」なのかもしれない。

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